サッカーの最近のブログ記事

サッカー嫌いの少年

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わたしの育った町はサッカーが盛んで、小学生で野球をやっている子どもは
ほんの一部だった。
ましてやわたしの通う小学校ではソフトボールくらいしかやっていなかった。
わたしは野球のピッチャーがやりたいのに、ソフトボールのピッチャーで満足
できるはずがない。結局中学になるまで野球経験はゼロだった。
これは最終的に大きなハンディになった。
投手というのは非常に経験がものを言う。なのに小学校時代本格的にやれ
るスポーツはサッカーしかなかった。
そのくせ変にキーパーとしての能力が認められ、"飛び級"で5年次に町の選
抜チームに送り出された。
もともとそんなにサッカーに興味がなかったのだが、それでますますサッカー
が嫌いになった。

いま考えればぜいたくなことだが、もしあのまま選抜チームでキーパーの練習
をやっていたら、中学でもサッカーをやっている流れになっていたかもしれな
い。
しかし、当時のわたしには野球でピッチャー、それで甲子園を目指す、そういう
考えしかなかった。
だから自然と選抜の練習には行かなくなった。ひょっとしたら野球のピッチャー
よりサッカーのキーパーの素質のほうがあったのかもしれない。

そして大人になって純粋な気持ちでサッカーを観ることができるようになると、
めちゃくちゃおもしろいスポーツじゃないかと再発見するのだった。
そして実際にプレーしてみても、だてに"サッカーの町"で育っていない。体がち
ゃんと動くのである。
それに実際にプレーしていなくても、テレビやスタンドで観戦してきたので選手
としての動き方が理解できているので、戦術的な動きがもともと染み付いてい
るセンスにプラスされ、ブランクがあるにもかかわらず、学生のときより明らか
にうまくなっているのである。

しかし、残念ながらこのときわたしの体はすでにオッサンになっていた。
この体では体力面でフルコートのサッカーはハードすぎたのであった。

アメリカ、健闘及ばず

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準決勝でみごとスペインの攻撃的サッカーを封じたアメリカが、あわやブ
ラジル相手に大金星を挙げそうになった。
サッカーというスポーツは世界的にみても戦術的には非常に"能動的"だ
と思う。
めざすサッカーのスタイルは千差万別だが、基本的に「どういうサッカー
がしたい」という理念から戦術が組み立てられているような気がする。
ブラジルやスペインのような攻撃型のチームはもちろん、かつてヨーロッ
パを制したレーハーゲルのギリシャも「こういう風に守りたい」という理念を
具現化させ、100年に1度あるかないかの奇跡を起こした。

しかし、アメリカはなにかちがう気がするのだ。そこにはなんとなくNFLや
NBAの匂いがわたしには感じ取れる。どういうことかというと、相手チーム
の戦術・特徴にあった最適な戦術を相手ごとに臨機応変に当てはめてい
るような気がするのだ。
それはアメリカサッカーの伝統のようにもみえる。かつて94年WCで優勝
候補コロンビアと対戦したアメリカはパスの出どころであるバルデラマを封
じることでリンコン、アスプリージャといった強力な攻撃陣を機能させなかっ
た。今回もブラジルの"伝統的な弱点"、上がったサイドバックの裏をつくと
いう作戦が功を奏した。
もちろんどのチームもそれくらいのことは狙っているだろうが、アメリカほど
ソフィスティケートされてはいないと思う。だから明らかに個々の力で劣る
相手といい勝負ができたのだと思う。

最後はブラジルの"戦術を超えた"個人技にやられた感があるが、おそら
く来年の本番もアメリカは怖い存在になるだろう。

スペインがどの程度本気だったかは想像するしかないが、少なくともアメ
リカに負けることなどヨーロッパ最強のプライドが許さないだろう。おそらく
スペインはかなり本気でこのタイトルを獲りに来ていたと思う。
というか、少なくとも本番前にいちどブラジルと手合わせしておきたかった
という思惑はあったと思う。

試合はいつものようにスペインがポゼッションを支配し続けたが、完全に
引き気味のアメリカ守備陣を崩せない。
ただ、アメリカとしては中盤に人数をかけてスペインの心臓部である中盤
を機能させないという狙いがあったと思うが、やはりそれでも思いどおりに
できていたようには思えなかった。
徐々にアメリカの最終ラインは下がっていき、ゴール前での守備が多くな
った。
アメリカ守備陣が予想以上に堅実だったこともあるが、この日のスペイン
に決定力が不足していたことは否めない。

逆にアメリカは狙いどおりカウンターで先制し、その後もスペインの猛攻に
よく耐えた。
しかしアメリカがスペインを零封することなどおそらくめったにありえないこ
とだろう。本来のスペインなら3点以上は取っていたと思う。

この日のアメリカの戦い方がスペイン攻略の手本になるとは思えない。や
はりスペインの中盤を寸断しなければボールは支配され続けるだろう。
この日はたまたま得点力がなかったに過ぎないと思う。

本番は1年後。やはり本命はスペインであるというわたしの見方に変わりは
ない。

小さなニュース

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サッカーの日本代表がW杯出場を決めました。
でも『ドーハの悲劇』や『ジョホールバルの歓喜』を目の当たりにしてきた
ものとしてはあまりにもあっけなく決まりすぎてありがたみがない気がし
ます。
逆にあのときのことをオンタイムで経験していない若い子たちはすごくか
わいそうな気がします。

だって驚きのあまり声も出ないというのをドーハの悲劇のとき以外に経験
したことがありますか?
わたしはプライベートで1回しかないです。

ジョホールバルの歓喜のときは街頭テレビで観ていて知らないひとたちと
抱き合いました。そんなの後にも先にもあのときだけです。

むかしは"W杯=甲子園"みたいな感じで「あれ(甲子園)は夏祭りだ!!
(『大甲子園』第1巻)」という不知火の認識と同じで、W杯自体は欧州や
南米の素晴らしいサッカーを楽しむものという永年のイメージだったんで
すけどね。

もちろんうれしいニュースではありますけど。

スポーツ週間

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あくまでも観る側としてですが今週は忙しかったです。
月曜は西岡 vs ジョニゴン戦、火曜は内藤 vs 熊戦、水曜(正確には木曜
早朝)はCL決勝と立て続けにビッグ・イベントがありました。

この一週間で吹っ飛ばされるジョニゴンを何度観たことか。かえすがえす
も西岡はどデカいことをしてくれました。

内藤は今回の勝利で大場政夫さんと並んだわけですが、大場さんがベツ
リオ・ゴンザレス、花形進、チャチャイ・チオノイとのちのあるいは元のチャ
ンピオンを退けているのに対して、評価に値すると思われるのはポンサク
レックとの引き分けぐらい。しかもそのうち日本人が3人ってのはないわな。

CL決勝は結果的には自分が観ていて楽しいサッカーが勝ったわけだから、
まぁ良しとせねばなるまい。パク・ヂソンがあの大舞台に立っただけでも個
人的には充分満足。

それじゃぁまたジョニゴンに吹っ飛んでもらうか! 動画ファイル再生!

昨年EUROを制したスペイン。その代名詞といわれるのがポゼッション
サッカーである。そしてそのスペイン代表の中心となっているのが今回
CL決勝へ進んだバルセロナの選手である。
いまのヨーロッパでこのスタイルは決して主流とはいえない。この戦術を
機能させるにはとくに中盤の選手に高度な状況判断能力が、FWの選手
に卓越した決定力が求められるからである。
バルセロナにはイニエスタ、シャビという屈指の攻撃的MFとメッシ、エト
ー、アンリというテクニックも兼ね備えたFWがいる。だからこそバルサは
この魅力的なサッカーを実践できるのである。

今回の決勝、マンUは予想通りルーニー、C・ロナウド、パク・ヂソンの3人
をFWに起用した。MF並みの守備への貢献を期待できるルーニー、パク
ヂソンと個人技でゴールを奪えるC・ロナウドの組み合わせである。
逆に言えばそれだけ守備に人数をかけないとバルサのポゼッションサッ
カーには対抗できないと踏んだのだろう。バルサとは対照的に完全に受
け身の戦術である。

試合はまったくのワンサイドであった。ボールは完全にバルサに支配され、
ルーニーは大多数の時間を守備に費やさざるをえなかった。
今日のバルセロナに勝てるチームはいまのヨーロッパにはおそらく皆無で
あろう。

来年はWCが行われる。バルセロナの選手を中心としたスペインのポゼッ
ションサッカーは世界をも席巻することができるだろうか?

明日早朝、ローマでCL決勝が行われる。
スペインのバルセロナとイングランドのマンチェスター・ユナイテッド、ヨー
ロッパの二強の対決と言っていいだろう。
そしてその最高の舞台に東洋人がはじめてスタメンで起用される確率が
高い。
言うまでもなくパク・ヂソンのことである。
マンUの攻撃陣はタレントが豊富なので本来であればいろいろな組み合
わせが考えられるのだが、バルサの攻撃力に対抗して守備面でも貢献
できるウイング型FWもしくはサイドハーフはルーニーとパク・ヂソンがベ
ストだろう。
しかしわたしはバルセロナが有利だと見ている。
気持ち的にはパク・ヂソンがマンU2連覇に大きく貢献するような活躍をし
てくれるのを望みたいが、"楽しくて強い"バルサのサッカーがCL決勝の
舞台でも存分に披露されるのもいいかもしれない。

いずれにせよ明日は早起きしなければ。

嗚呼、リトマネン

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スーパーボウル騒ぎですっかり忘れていた。あの見覚えのある走り
方、わたしが最も敬愛してやまないサッカー選手、ヤリ・リトマネンで
はないか!
前回日本にスオミ(フィンランド)が来たとき、「今回を逃したら絶対
"生リトマネン"のプレーを観ることはできない。エコパ(静岡県袋井
市)だろうがチケットを取る!」と言っていて、結局仕事が忙しくてチ
ケットが取れなかったのだが、そのときは結局リトマネンは来なかっ
た。
ところが今回は国立、しかもスタメンで出てるじゃないの!
スオミが日本に来たらリトマネンが出ようが出まいがアヤックスの
10番のユニフォームを着て応援しに行くつもりだったのに。

それにしてもスオミはショボすぎ。リトマネンも途中交代。やはり周
りがあれではリトマネンのプレースタイルは活きないよな。

スオミのW杯出場はまた無理そうだな。

信じるチカラ

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パク・ヂソンの自伝を購入した。
韓国国民がいちばん誇りに思うスポーツ選手であるにもかかわらず、
まったく驕るところのないのは彼のもともとの性格でもあり、多くの韓
国人にみられる特徴かもしれない。
本のなかでも日本での生活が書かれている。いまでも京都の試合は
気にかけているそうだ。いっしょにプレーした選手も。
また、京都でいっしょにプレーしたことのあるカズについて、韓国では
カズは"ヒール"扱いされているらしく、そのイメージから当初は身構え
ていたら、むしろ非常に親切に接してくれたという。在日コリアンでK
リーグでのプレーの経験のあるパク・ガンジョ(朴康造)もカズをリスペ
クトしていて、Kリーグでゴールを決めた際、『カズダンス』をして大ヒ
ンシュクをかったそうである。
カズも異国の地ではじめは言葉もわからず苦労した経験がある。パク
ヂソンの気持ちはよく理解していたのであろう。

昨年クラブW杯で来日した際、パク・ヂソンは通訳なしで日本語のイン
タビューを受けていた。彼は韓国語のほかに日本語、オランダ語、英語
が話せる。なかでも日本語がいちばん得意なのだという。プレーする上
で日本語の習得は必要だとの理由で、あえて寮生活を選んだという。
内気な彼が独り暮らしではなくこの選択をしたことからも彼の真摯な向
上心がうかがえる。

中田英寿も多国語を扱えるが、性格はパク・ヂソンとはまったくちがった。
とくに日本のマスメディアとは折りがあわなかった。だから日本の誇れる
プレーヤーとして、彼の名前は挙げづらい。

日本のJリーグから育ち、日本語も流暢に扱えるビック・クラブのプレーヤ
ーを日本のひとたちはもっと親しみをもって見守ることはできないのかな
と思う。

昨日の大晦日、ゴールデンの時間帯にNHKのBS1はなんとイング
ランド・プレミアリーグの試合を放映していました。
カードはマンU vs ミドルスブラ、この放映のNHKの意図はなんでし
ょう?
ゲームはベルバトフのゴールでマンUの勝利でした。
パク・ヂソンはスタメンで出ていました。まさかそれでこの大事なとき
にこの試合を放映したわけではないでしょうが。
パク・ヂソンの動きはクラブW杯のときよりよかったような気がします。
ただ、決定的なシュートを2本はずしたのはお約束。ホントにそういう
ところさえ克服できればすんなりとマンUとの再契約も進むはずなん
ですけどね。

彼を『マンUのレギュラー』と言うことには抵抗があるかもしれないでし
ょう。なぜなら彼は毎試合スタメンのわけではないからです。しかし、
マンUくらい選手層の厚いチームならば、おなじ選手を毎試合使うより
も一定のローテーションで選手を使い分けるほうが総体的にパフォー
マンスは上がると思うのです。C・ロナウドやルーニーのような絶対的
な選手ならともかく、パク・ヂソンのようにとくに運動量を持ち味とする
選手ならばなおさらこのほうがパフォーマンスは向上すると思います
(もっとも最近は怪我さえなければ毎試合出場しそうな使われ方です
が)。

それにしてもNHK・BSは明らかにマンUの中継が多いと思います。
それだけ観るひとが多いということでしょうか?

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