お笑いの最近のブログ記事

むかしおぎやはぎがまだそれほど世間一般に知られていないころ(02年)
の彼らの単独ライブで「エンヤしか聴かない殺し屋」という設定の役を矢作
がやっていた。
そのころはようやく日本でもエンヤというアーティストのイメージが一般的に
なったころだと思う。

待ち合わせの店で携帯の着信音が鳴るのだが、それがエンヤの『Book
Of Days』という曲だった。
わたしはけっこうむかしにエンヤにハマっていた時期があり、反射的に笑っ
てしまったのだが、まわりの観客はだれも笑っていなかった。
というのも、この曲は91年発売の『Shepherd Moons』というアルバムの
収録曲で、当然とくにエンヤへの思い入れのない客がほとんどのお笑いラ
イブで彼女が日本でポピュラーになるそうとう前のこの曲に反応があるは
ずはなかったのである。

しかしわたしはそこにおぎやはぎなりのこだわりを垣間見たような気がする。
ほとんど自己主張しない彼らが、「このセンス解れよ」という無言のアピール
を込めて放った選曲のような気がするのだ。

関西ではわれわれ関東のにんげんには想像できないほど標準語の漫才
が受け入れられないという。
かつておぎやはぎがM-1決勝に出たとき、大阪の票が100票中9票と
いう考えられない事態が起きた。
もちろんそんな低い点数をとるようなひどいネタではなかった。
松本人志は大阪の一般審査員に対し激しく憤慨の念を表した。
そして翌年から採点ルールが一変した。

そんな"アウェーの地"大阪で爆笑を勝ち取り、その勢いをかってM-1を
制覇したのがかつてのアンタッチャブルであった。

今回の『アメトーーク』はそんなアンタのボケ担当、山崎弘也にスポットを
あてていた。
確かに東野の"高田純次の皮をかぶった明石家さんま"との評価は的を
得ていると思う。
高田はものすごい爆発力を持つが、持久力がない。しかし山崎はそのテ
ンションで延々としゃべり続けることができる。その点はむしろさんま型だ。
また高田の適当ぶりに計算は感じられないが、山崎のそれにはさんまのト
ークのように奥底に計算が垣間見える気がする。
これはある意味最強の組み合わせともいえるのではないだろうか?

わたしはかつてアンタの単独ライブを観に行ったことがある。
しかしいっしょに観に来るはずだった友人ふたりが間に合わず、ひとりで観
る羽目になった。
彼らの笑いに非常に満足して会場を出たとき、彼らがやっと到着した。
わたしがその場でその感動を伝えると、彼らは翌日そのライブを観に行っ
た。
しかしその評価は「どこで笑ったか記憶がない」という最悪のものだった。
「わたしには笑いを正しく評価するセンスがないのか?」と真剣に悩んだ。
その数年後、彼らは頭角をあらわし、わたしの評価はまちがっていなかっ
たと確信した。

一般には山崎ばかりが目立っているが、じつは柴田のツッコミとしての手
腕も相当なものだと思う。
やはりアンタは漫才がいちばんだと思う。

やっぱ『しゃべくり007』は好きだな。
くりぃむとネプのやりとりは『スペインのポゼッションサッカー』みたいだ。
最近はチュート・徳井も"トリッキーな動き"で絡んで来るようになり、さら
に得点力が増したような気がする。
あとは福ちゃんだけど、最近は名倉師匠のくだりが定着したのでイジら
れ役としてがんばってうまく存在感を出していくってとこかな。

この番組と『モヤモヤさまぁ~ず2』はなんか知んないけど癒される。

ウラ関根勤

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ラビー(関根勤の愛称)に裏の顔があることはファンの周知の事実である。
その姿はラジオのレギュラー番組(今年3月放送終了)や本人が座長の
舞台で存分に味わうことができる。

大まかに言うと、その特徴は

・マニアックな芸(とくにものまね)がさらにマニアックになる。
 一般のひとに伝わろうが伝わらまいがお構いなしに、ただ自己満足の
 ための芸を平気でやる。
・下ネタに関しての自制が著しく低下する。
・なかなか脱がないセクシー系女優やグラビアアイドルに対して厳しい。
・格闘技好きは有名だが、その知識は専門ライター並みにハンパなく広
 く深い。

おなじ特徴は伊集院光も持っていて、その毒舌キャラは『黒い伊集院』
と呼ばれている。
ふたりの共通点は「表も裏も"別人格として"楽しめること」である。
『ウラ関根』も『黒い伊集院』もただ毒を吹いているわけではなく、リスナー
を納得させるちゃんとした正当性を持っている(その点おなじ毒舌と言わ
れていても北野誠の芸能界暴露ネタとはちがうとわたしは思っている)。

ふたりともちゃんとした"表の顔"での実績があるから裏も評価されるんだ
と思う。

ドラドラ・鈴木といえば、もともと華のないドラドラのふたりのなかで
も存在感の薄いほう。ネタづくりは塚地にまかせっきりでセリフも満
足に覚えようとしない。ネタ中でもよく噛んだり飛んだりする。

そんな彼だが、公式ブログでは意外な文才ぶりを発揮している。

相方に捨てられるその前に...

そのなかでも、これは傑作!
楽しい思い出・・・

ふだんの仕事では一見まったく役に立っていないと思われがちだが、
実際のドラドラのフリートークでは鈴木がボケて塚地がツッコんでいる
ことが多い。塚地ひとりではとても笑いの成立しない状況では鈴木の
天然ぶりがいかんなく発揮され笑いを誘っている。

鈴木拓、侮るなかれ。

じつは最近までこの番組に気づかず観ていなかったのだが、けっこう
前からやってたんですな。
やっぱりネプとくりぃむの絡みはむかしからの付き合いだけに息が合
っている。お互いの役割を知り尽くしているだけにメンバー同士の連
携がみごとにとれていて、観ていて気持ちがいい。いわば5人組の別
ユニットみたいなもんですからな。
このなかになぜチュートが入っているのか疑問である。ふたりともが
んばってはいるがやはり5人の絡みについていくのに苦労しているよ
うに観える。世代的にもほかの5人とは少しちがうし、番組中でも明ら
かに5人から置いていかれているような場面が多々観られる。

くりぃむは海砂利水魚のころからいつかは売れてほしいと願っていた
コンビだし、ネプはまだホリケン・泰造のフローレンス時代にはじめて
観て、「あんなにカッコイイのにおもしろい」と感心した想い出がある。
くりぃむ絡みの番組は唐突に終わらされてしまうことが多いが、この番
組だけはもう少しぐらい続いてほしい。

悔しいです!

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ザブングル・加藤(片桐はいりのほう)がやるこのカオ芸、若いひと
には元ネタがなんだか知らないひとも多いのではないでしょうか?

元ネタはあの大映ドラマ『スクール☆ウォーズ』のあるワンシーンで
す。112対0の大敗を喫した選手たちが飄々としているのを見た滝
沢(山下真司)が選手たちに「おまえら悔しくないのか~!」と言い放
ったとき、選手のひとりの森田(宮田恭男)が本心を言い表した言葉
がこのセリフです。

我々の世代では誰もが知っているシーンなのですが、知らないひと
にはただのカオ芸ですよね。だいたい『ザブングル』ってのもアニメの
キャラだし。

バーゲンセールに怒涛のごとく押し寄せるオバチャンたちを観て、くりぃ
む・上田は、

「お前ら、やまびこ打線か!」

とツッコんだ。
もっと難しいのになると、

「ファイティング原田がフィリピン(実際はオーストラリア)で闘った
ときぐらいアウェーだよ!」

というのもある。

たとえは凝りすぎると伝わらなくなってしまう。かといってわかりやすす
ぎてはおもしろくなくなってしまう。
むかしやったネタで、最初は「青森山田対比叡山の試合」というのだっ
たのを相方がわかりづらいということで「青森代表対滋賀代表の試合」
に変えたことがあった。これはネタの根幹にかかわることなので自分と
しては極めて不本意だったが、相方が一種モニター的な役割だと思っ
ていたので変えることにした。

いったい何パーセントぐらいのひとがわかるたとえが理想なのだろう?
いま創っているネタのなかにも微妙なのがあるのだが、これだけは相
方が否定してもゆずれないし、適度な理解度を得る自信もある。
正直M-1は客が笑わなくても審査員が認めればいいと思っているの
で、そこはけっこう強気で攻めたい。

今日『さんま御殿』のスペシャル特番をやっていた。さんま師匠と爆笑、
くりぃむが絡んでいた。
誰が相手だったか忘れたが、さんま師匠がしきりに問い詰めるのを見
て、「だから若手が出て来ないんだよ!」と切り出す太田。さんま師匠
もいつになく楽しそうだった。
太田が大汗をかいて熱弁を振るうのを「汗かき過ぎだよ!」とツッコむ
上田。ツッコミを受けたあとの太田のあんなにうれしそうな顔はめった
に観られない。

思えばむかし『東京ギャグコレクション』というライブのエンディングでは
くりぃむと司会の爆笑がいつもこんなやりとりをしていた。
『しゃべくり007』でくりぃむとネプが息のあったかけ合いをしているのを
観るとあのころが懐かしくなる。

お笑い好きにとってはいい時代だったなぁ。

今年は本気でM-1に出ようと思っている。
1回戦のネタ時間は2分と短い。あまりきちんと段取りを踏むような
オチに持っていく時間はない。かといってナイツのように機関銃のよ
うにボケを続けられるほど多くのボケを考えられる能力はない。いち
おうプランとしてはひとつのテーマで3つくらいの漫才コントの短編を
やろうかと思っている。
いちおうそのテーマも決まっていて、中身もなんとなく方向性はつか
んでいる。そのひとつはほぼ完成している。ほかはまだ真剣に考え
る余裕がなくてプランの段階でとまっている。
正直言って手ごたえはある。ネタ合わせをみっちりやればかなりいい
ものができる自信があるが、そのネタ合わせが充分できるかが問題
だ。
というのもわたしは公務員を辞めて東京から離れてしまったので、相
方としょっちゅう会える状態ではないのだ。
そもそもM-1に出たいと言い出した相方がまだやる気を維持してい
るかも確認しないといけないのだが。

『アメトーーク(テレ朝系)』の影響で、最近はふつうの会話の中で「お前、
『朝弱い芸人』だな」などという言い方をするようになった。
もちろん相手は芸人ではない。しかし『○○芸人』という言い方はすっかり
わたしの周りでは定着している。

この番組で脅威の最高視聴率15.2%を記録したのが『家電芸人』。
家電に強いひとは数多くいるだろうが、やはり芸人ならではの話のうまさ
が家電の知識の上にミックスされてはじめて番組として成立する。
家電に限らず、あるお題で芸人をくくると彼らの知識と話術が相乗効果と
なってトークの幅を広げる。だからもちろん台本なんて必要ないのだ。

その日のトークが盛り上がるかどうかはなにで芸人を"くくる"かにかかっ
ている。家電芸人が一般受けしたのは『家電』という素人にも興味を抱き
やすい"くくり"を用意したこと。トーク的にはもっとマニアックなくくりのとき
のほうがおもしろかったりする。個人的には『昭和プロレス芸人』の回がい
ちばん好きである。

それにしても、この番組での土田晃之の貢献度は絶大である。彼のユー
ティリティーぶりには雨上がりも相当助けられていると思う。彼のおかげで
ひとりの芸人のトークが孤立せずつぎつぎと他の芸人のトークへ連結され
ていく場面を何度も見てきた。

また、この番組は芸人自身が企画を持ち込んだり、スタッフと芸人の雑談
からアイデアが飛び出したりするという。芸人のこの番組への愛着ぶりが
うかがえる。

あるスポーツ誌によると、先日『腰痛い芸人』の収録が行われたという。
土田も出演している。いまから放映が楽しみだ。

U字工事のおかげでいままで存在感の薄かった北関東が注目を浴びる
ようになった。
栃木県民が本当に下図のような共通意識を持っているとは思わないが、
ネタとしては抜群におもしろい。
なかでも東京中心文化ではバカにされ続けてきた埼玉が、栃木では羨
望の的というのがおもしろい。

また、茨城出身の女性芸人『赤いプルトニウム』も徐々にテレビ出演が増
えている。この2組でのコラボが実現したらそうとうおもしろいと思う。楽し
みだ。

U字工事の北関東相関マップ

正直どこを評価したのかわからない。確かに単なる"あるあるネタ"
からは一歩進んでいた感はあるが、高得点に値するとは思えない。
わたしはダントツでバカリズムの発想力を買う。清水ミチコとおなじ
気持ちだ。あれで勝てなかったら今後あの路線で優勝すること自体
が不可能なことなのだろう。

あのネタは升野の会心のネタではないだろうか? 誰が都道府県を
"持とう"なんて考えるだろうか? 『トツギーノ』はマニアックすぎるか
も知れないが、これだったらどこにでも通用するはずだと思ったのだ
が...。

やはり吉本か...。

CSテレ朝チャンネルでやっている『上田ちゃんネル』に元・底抜け
AIR-LINEの古坂が出演しているのだが、この男やたらおもしろ
い。土田晃之が「なぜ売れないのかわからない」と言っていたとい
うのもうなずける。もっとも最近は主に音楽活動に専念していたよ
うなのでしかたがなかったのかもしれないが、去年あたりからお笑
い芸人としての活動も再開したらしい。ひょっとしたらテレビで活躍
する古坂が近い将来もっと観られるかも知れない。

古坂をはじめて観たのは『東京ギャグコレクション』というライブで、
当時は3人組の底抜けのネタを観たときだった。そのときはまわり
がいま考えればスゴいメンバーだったので印象が薄かったが、『ボ
キャブラ』に出ていたときもあまり目立った存在ではなかったと思う。
わたしも上田ちゃんネルを観るまで、こんなにおもしろいひとだとは
思っていなかった。

しかし古坂はむしろいまの位置で"知るひとぞ知る的"な芸人の位
置のほうがいいのかもしれない。

むかし『ボキャブラ時代』にMANZAI-Cというコンビがいた。
初期には大川興業に所属していたがのちにフリーになり、そのときは
自分たちで伝票処理などをしていたという。
やがて個人事務所を設立したが、2002年に解散、いまはそれぞれ
別個に地道な芸能活動をしているという。
彼らはブレイクすることなく解散してしまったが、わたしは彼らの芸に
対するスタンスに共感を覚えていた。なんとなく海砂利水魚(現・くりぃ
むしちゅー)にちかいものが当時からあった。いまのくりぃむしちゅーは
大衆向けにシフトチェンジしているが(それでも彼らのことは大ファン
である)、自分たちの芸について信念を持っている様子が当時のくりぃ
むしちゅーとMANZAI-Cには感じ取れた。
そもそも『ボキャブラ芸人』たちはいまの『お笑い第五世代』にはないな
にかハングリー精神のようなものをみな持っていたような気がする。
それくらいお笑い芸人というのはまだまだ不安定な業種であったので
ある(もちろんいまも俳優などに比べれば不安定だがだいぶ改善され
たと思う)。

M-1の感想ようやく書けそうです。正直NON STYLEはないと思う。
ナイツ、オードリーは拮抗していたと思うけど、NON STYLEの最終
決戦のネタは彼らはいまの舞台をどこだかわかっているのか? と疑
うくらい個人的にはショボいネタに感じた。審査員はどこを評価したの
だろう? M-1の歴史に汚点を残したのではないかというくらいあの
ネタでは笑えなかった。

あれが関西のスタンダードだとしたらわたしも考えを改めなければい
けない、そう思った。

M-1の準決勝進出の面々を観てみた。
東京大会はともかく大阪大会に"松竹芸人"が一組もいない。
全26組中、吉本22組、他事務所2組、アマチュア2組という具合だ。
なにか事情があるのかもしれないが、あまりにも吉本に偏っているよ
うな気がする。
それとも関西ではこれはふつうの感覚なのだろうか?
でもはっきり言ってナイツの敵になりそうなのは笑い飯くらいじゃない
だろうか?
むしろ関東のほうが怖い。U字工事、オードリーあたりにがんばっても
らいたい。

いずれにしても今年はまちがいなくナイツ対他の芸人の構図になるだ
ろう。

M-1大本命

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ナイツがお笑いホープ大賞に続いてNHK新人演芸大賞も受賞した。
昨年王者のサンドウィッチマンもM-1の今年の優勝候補にナイツを
挙げていた。
わたしもそう思う。っていうかM-1がガチンコならそうならなければ
おかしい。ナイツのネタは総じて優れているのだが、あえて苦言を呈
するとすれば、例えて言うと「通信簿の成績がよいネタ」だということ
だろう。つまりひとつひとつの技術は優れている。しかし最高点の『5』
を大きく超えるような項目がないのである。
ただ、これまで優勝したコンビはそういうタイプの芸人が多かった。
『5』を超える項目のあるタイプは笑い飯、南海キャンディーズなどだろ
うか。しかしやはり彼らは優勝に届かなかった。こういう芸人はコンテ
スト形式では不利なのだろうか?
対抗馬としては毎年着実に実力を認知されつつあるトータルテンボス
あたりか?

ただ、ナイツはマセキ芸能社というのが"裏システム(というのが存在す
るかわからないが)"で意味を持たないか心配ではある。

なにがスゴいって『野坂昭如・三沢光晴ペア』で笑わせられると思う
センスがスゴい! ふつう思い浮かんでも「これ、おもしろいんか?」
と躊躇してやめてしまうと思う。バッファロー吾郎のネタってそういう
"実験的"なところが長所のひとつだと思う。
ただ、それってかなりの冒険だ。ましてやどちらかというと"ベタ"を好
む大阪を主戦場にしてこの芸風をいままで貫いてきたことは尊敬に
値する。芸風としては大阪よりも東京のほうがウケるような気もする
が『天素(吉本印天然素材)』でブレイクすることはなかった。
やはり芸能事務所が戦略的に芸人を売り出す手法は一か八かしか
ないと思う。芸人本人の実力とは無関係だ。天素の失敗で本当に
"全国区"になるべき芸人がしばらく大阪の狭いエリアでしか活動する
ほかなくなってしまったのは誠に残念である。

バッファロー吾郎の単独ライブがあるんだったら大阪へ飛んでもいい
っていうくらい個人的にはあの芸風は大好物だ。

独りでも行くぞ~っ。

星セント・ルイス。玄人好みの社会風刺ネタを中心に70年代後半か
ら80年代にかけて活躍した漫才コンビ(ふたりとも故人)。実力的に
はやすきよにも劣らないとさえ言われていたが、漫才ブームとは一
線を画していた(漫才ブームの仕掛人・横澤彪と不仲であったことが
理由だと言われている)。

晩年はセント氏が肺がんで肺と声帯の一部を切除しながらも舞台に
立ち続けたが、観ているほうは痛々しく感じるだけだった。
かつて関西でも岡八郎が脳挫傷の後遺症のため記憶障害を患いな
がらも舞台に立ったことがあった。
芸人が同情されたり心配されながら舞台に立つようになったら、本当
ならもうおしまいだろう。本人たちは健在振りをアピールするつもりな
のかも知れないが、芸人はひとを笑わせるのが商売だ。そうでなくて
も年季の入った芸人のギャグはどこか痛々しいものである(エド・はる
みでさえそう感じる)。

芸人とはなんて厳しい職業なのだろう。

知る人ぞ知る、金曜深夜テレ東の"ユルユル番組"・『モヤモヤさまぁ
~ず2』の特集記事。じつは番組に"ユルユル感"を出すのって創り
手の努力がかなり要るんだろうなぁ(くりぃむナントカは少なくともそう
だった)と思っていたが、この番組はロケ中に関しては本当にユルユ
ルなんだなぁということが伝わってきた。そのかわり、編集ではユル
ユル感を出すべくかなりの努力がなされているようだ。
いずれにしても、この番組の出演者、スタッフはみなこの番組を楽し
んでいる。力のいれどころをきちんと踏まえている気がする。だから
我々は安心してただ食事しているだけでなんにもしゃべらない映像を
観ていられるのである。こんな場面、他の番組で観たことない。公園
で水風船で遊ぶ大人3人の画もこの番組でしかありえない。
しかし、これがさまぁ~ずでなかったら番組は成立していただろうか?
また名バイプレイヤー・大江麻理子アナがいなかったらどうなってい
ただろう?
『モヤさま』はおそらく綿密な計算により好評を得た番組ではなかった
だろう。しかしこの番組のどこがおもしろいのかを的確に捉えていた
この番組のブレーンはやはりただものではない。

最近は個人的にお笑い番組でも観ていて疲れる傾向があるのだが、
この番組と『きらきらアフロ』だけは疲れない。共通点は「無理に笑わ
せようとしていない」ことではないだろうか。これってなかなかできな
いことだ。演者、スタッフが優秀なのだろう。

ちなみにわたしがいちばん疲れるお笑い番組は『エンタの神様』であ
る。

打ち上げのニ次会で、若手に負けまいとマネージャーに『アテント(介護用
オムツ)』を買いに行かせた鶴瓶。受け取ったオムツを必死に履こうとする
のだがなかなか履けない。実はそのオムツは赤ちゃん用のムーニーマン
だった。

笑福亭鶴瓶、今年で57歳。20歳ちがいのオセロ松嶋とまったく違和感な
くトークできる気持ちの若さ。ちなみにラブ・サイケデリコが好きという感性
も若いと思う。
これまで数々の武勇伝を起こしながら、等身大の鶴瓶は気配りの塊のよう
な性格である。おそらくときとして暴走する彼の芸風はともかく、にんげん
駿河学を嫌うものはいないのではないだろうか。

最近は落語にも力を入れており、芸人の文化的貢献という意味ではジャン
ルはちがうが北野武と並び評されてもいいのではないだろうか。

とにかく『きらきらアフロ』はおもしろい。みんな観てや。

わたしはいままでお笑いのなにを見ていたのだろう。
関西にこんなに素晴らしいコントをやる芸人がいたなんて!
バッファロー吾郎という芸人がいるということは知っていたが、関西
出身者でああいう感性を持っている芸人はドラドラ・塚地くらいだと
いままで思っていた。
一本目のネタを観終えた後、思わずテレビの前で拍手してしまった。
テレビの仕事より舞台を大事にするその姿勢も尊敬に値する。
その芸人としての姿勢、後輩への気配りから、彼らを尊敬する芸人
たちは数知れないという。

これからも彼らには舞台を第一に活動してもらいたい。
そしていつか彼らのコントを観に関西に行きたいと思う。

行ってまいりました。
この街にあんな大きな会場があったなんて知らなかった。
それにしてもお客さんのノリのいいこと。
ジョイマンが出てきたとき、「2、3本」「イ・ビョンホン!」
「結婚詐欺」「おすぎ!」のコール&レスポンスはバッチリ
決まってるし、はんにゃの『ズグダンズンブングンゲーム』
も知ってるひと多かった。
山ちゃんのツッコミレパートリーの多さには改めて驚かさ
れた。南キャンのネタは尺がある程度ないとおもしろさが
半減しちゃう感じ。

それにしても、自分の生活圏で芸人を観るのは変な感じ。
いつもは東京へ出て行ってるからね。

これから1年間、どんなかたちでやっていくかわからないけど、
とにかくM-1には出場します。
できれば路上ライブとかやりたいと思います。
そのときはいちおうここで告知しようかな。
う~ん、モロ『キャットストリート』の影響を受けてますね。
今日はマンガ喫茶で7巻途中まで読みました。
興味があったら観に来てください、路上ライブ。

『フジ最強コント夢競演みんなでコント会議』は気持ちよかった。
実際のコント自体は大したものではないのだが、会議中のやりと
りがとても新鮮だった。
太田と宮迫っていままでほとんど絡んだことはなかっただろうし、
劇団ひとり・川島は他のそうそうたるメンツのなかがんばっていた。
太田は自分の暴走をみんなでツッコんでくれるので心底うれしそ
うだった。

これにくりぃむとか絡んだら最高だったのにな。
この企画、続編を切に望む。

鶴瓶の優しさ

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彼の人柄のよさはテレビ用のものではないとわたしは思う。
先日『きらきらアフロ』で、松嶋デザインのマーチ(車)をモニター越し
に客席に見せたところ、鶴瓶は「本物観たいやろ」とマーチのある駐
車場まで観客を連れて行った(おそらく鶴瓶の独断)。その際、なんど
も「大事な荷物大丈夫か?」と観客に問うていた。さりげないがなか
なかそんな気配りはふつうのひとにはできない。
また、彼はプレゼントをもらうと連絡の取れる限りどんなひとに対して
もお礼の連絡をするそうである。
もうひとつ、これは以前にも書いたが、知人の知り合いがタクシー待ち
をしている間、30分間世間話に付き合ったそうである。鶴瓶が主に話
しかけるのではなく、どちらかというと聞き役だったそうである。

若いときは数々の武勇伝を残してきた彼であるが(いまも残しそうな勢
いは衰えていないが)、根の性格は本当にひとへの気配りの効く好人
物にちがいないと思う。

それにしても、あいかわらず『アフロ』はおもしろい!

『くりぃむナントカ』が終わってしまった。
寂しいと同時に怒りがこみ上げてくる。
この番組はあの深夜の時間帯だったからこそリラックスして観
られたのだ。お茶の間で家族そろって観る番組ではない。
ゴールデン進出に勝算がないことは、当のくりぃむがその当時
すでに発言している。
『深夜バラエティー=ゴールデン進出への試金石』なんていう
時代ではないのである。
深夜には深夜に合った番組作りがあるのだ。だからといってQ
さま!!みたいにゴールデンで大幅に内容を変えたらくりぃむ
ナントカではなくなる。
いったいテレ朝編成部はなにを考えているのだ。素人にもわか
るそんなこともわからないのか!?

4年も続いた人気番組をたった4ヶ月で潰した責任をとれ!
深夜からの視聴者に謝れ!

『東京フレンドパークII』で着ぐるみを着てエアホッケーをやって
いるだけがホンジャマカではない。ホンジャマカはバカルディ
(現・さまぁ~ず)とともに90年代初期の関東のお笑い界をリー
ドしたふたりだった。
恵はニュース・キャスターとしてテレビ出演するレギュラー番組
を持っているが、終始平凡なコメントを発するのみであまり存在
感がない。
石塚は持ち前の巨漢を生かしグルメ番組や旅番組で活躍して
いるが、やはり芸人・石塚英彦の姿とは必ずしも一致していない。

芸人がいちばん持ち味を発揮するのはやはりライブでなければ
ならない。ライブを忘れた"テレビタレント"はすでに芸人としては
二流であるといってよい。ホンジャマカもイベントやライブを積極
的に行っているし、さまぁ~ずなども同様である。
気になるのがくりぃむしちゅーの動向。ブレイク直前には2ヶ月に
1回という超ハードなライブをしていたが、それ以降ライブを行っ
ていない。くりぃむのライブがいかに素晴らしいか知らないひとが
増えていくのが口惜しくて仕方ない。

ホンジャマカをテレビだけで観ていると(とくにフレンドパーク)もっ
たいない気がする。さまぁ~ずはテレビでも芸人としてのパフォー
マンスをいかんなく発揮しているだけに余計目立つ。

彼らが芸人としての向上心を失わないことを切に願う。

来月、わたしの街でお笑いライブが開催される。
出演者は、笑い飯、麒麟、南海キャンディーズ、ザ・パンチ、はん
にゃ、ジョイマンというそうそうたる顔ぶれ(オール吉本だけど)。
個人的に好みの芸人ばかりじゃないですか!
しかもまだ生で観たことがないひとばかり。
こりゃぁ行かなきゃ!

漫画家の赤塚不二夫さんが亡くなった。
このひとがいなかったら、日本のギャグ漫画は10年、いや20年
遅れていただろう。
赤塚氏のギャグセンスは時代や世代を超えて親しまれた。
この健康ブームのご時世に、自分ががんであることがわかっても、
酒もタバコも止めない昭和の頑固者。
最後には目の見えないひとのための漫画を描くことを望み、点字
本を1冊出版した。そんな隠れた一面も持っていた。
タモリの芸を高く評価し、自分の家に住まわせたこともあった。漫
画だけではなく、笑いというものを熟知したひとであった。

結局、がんの公表から10年以上も生きながらえたわけだから、こ
の生き方は赤塚氏にとってきっと正解だっただろう。しかし72歳
はやはり若すぎる死であった。

『爆笑レッドカーペット』になかなか期待できる女性コンビが現れた。
往年の『おきゃんぴー』を若干彷彿させるが、クォリティーは彼女ら
のほうがはるかに高いと思われる。
ネットを調べても本人のブログは見つかるが、あまり情報がない。
まだ新しいコンビなのだろうか?
ただ、ネタ的にあの枠だからもつような感があるので、もう少し長い
尺があったらどんなアレンジをしてくるのか観てみたい。

やはりこのスタイルは実力差がはっきり出てけっこうシビアだ。
オリラジは笑いの厳しさを思い知ったことだろう。
審査結果に関しては大いに不満ではあるが、このスタイルで若手編を
組んだ制作者側の意図は鋭いと思う。
とくにおぎやはぎはすぐに楽をしようとするから、たまにこういう荒行事
をさせるのは効果があると思う。

正月の中堅編(?)と同様、是非シリーズ化を期待する。

ついにコントの日本一を決める大会が開催される。
これまで『コント漫才』でむりやりM-1に出ていた芸人も、漫才のス
タイルをとることができなかった芸人も、堂々とコントで競えるわけで
ある。
コントといえばアンジャッシュというイメージが強いのが正直なところ
である。第1回大会優勝をアンジャッシュが飾れば、大会の価値はゆ
るぎないものになると思うのだが、はたしてアンジャッシュは出場する
のか?

ジョイマン(東京吉本)は不思議な存在である。
完成度の低いラップ(わざとやっているんだろうが)が周りに異次元空
間を創りだし、苦笑いに近い微妙な笑いを誘う。
曲者好きのくりぃむ有田からの評価が異常に高い(?)のもうなずける。
万人の評価を受けることはないが、ツボにハマったひとにはたまらなく
おかしい。そんな芸人である。

さまぁ~ず・三村が娘の運動会を観に小学校へ行ったところ、
低学年の児童が玉入れをやっていたという。
いざ玉入れの時間が終わり、みんなで一斉に玉を数えるとき
ことは起こった。
児童全員が3の倍数と3の付く数字で"アホ"になってしまった
のである。
玉は40個以上も入っていたので、30代などはみなアホにな
りっぱなし、想像しただけでもすごい光景だ。

今年はおそらく日本中の運動会でおなじような光景が観られ
るんだろうなぁ。

このコンビはなかなかいいと思います。
知っている方も多いかと思いますが、ボケの塙宣之さんははなわの
実弟です。
今年のお笑いホープ大賞も獲っているし、業界での評価も高くなって
ると思います。
スタイルとしてはむかしの海砂利水魚に似てるかなと思います。
ボケはわりと淡々としているのですが、着眼点がいい。
ツッコミもなかなか的確。ボケをしっかり生かしてます。

ただやっぱり海砂利水魚を観ているので、それに比べるとスケール
が小さいかなと感じてしまいます。
上田のような的確に急所を捕らえたツッコミがコンスタントにできれ
ば、ボケはかなりレベル高いので、これから期待できると思います。

吉本勢に負けないでがんばってください!

そもそもビヨンセ自体の日本での知名度が?なのに(わたしも知らない)
やりきってしまうすごさ。敬服します。
っていうかあなた芸人? ダンサーじゃないの?
目指す方向はどちらなんでしょう?

わたしは見逃してしまったのですが、いろんな方がレビューを書いて
いて、やっぱりくりぃむはほかの芸人とは格がちがうなと感じました。
徹子の部屋は芸人がゲストの場合、徹子さんがあらかじめ用意した
メモ(?)をもとに話を広げ、むちゃぶりでネタをやらせるのがパター
ンですが、くりぃむは逆にトークの主導権を握ってしまったようです。
あの徹子さんがいいようにイジられてる。

やっぱスゴいよ、くりぃむは。

オモロー!

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小学校の先生をしている妹によると、『オモロー!』を使う児童がいる
らしい。
『いち・にぃ・さぁ~ん~!』をやる子はいないという。
どうも小学校低学年に倍数の概念は難しいらしい。習ってないだろうか
らね。
ちなみにいま姪っ子にナベアツの芸を仕込んでいるが、まだ2歳なので
よくわかってないようである。

とうとう鳥居みゆきがゴールデンに出るようなご時世になったか。
まだ生で観たことないんだよな。知る人ぞ知る『連合赤軍ネタ』とか
観てみたいな。
インタビューなど観る限り、このひとは相当頭がキレると思う。
ただ支離滅裂なことを言っているわけではないようだし、よく聞くと
変に意味が通っている不思議なトークをする。

いずれにしてもテレビで観る鳥居みゆきは"さわり"の部分でしかな
いだろう。やっぱライブが観たい。

世界のナベアツ、完全にアホです。発想がスゴい。
ジャリズムとしての活動はほとんど観てないのですが、このひとはいい。
正直、ピンで十分イケると思う。
なかなかこういうネタのアプローチするひといないでしょう。
東京へ進出するのが早すぎたのかな?

今後が楽しみな芸人のひとりです。

う~ん、わたしは素直に喜べない。
くりナンのユルさ(実は制作現場はユルくない)をゴールデンの
視聴者が受け入れてくれるだろうか?
『Qさま!!』のように、単なるクイズ番組に変化していかない
か心配だ。
瀬戸口さんはくりぃむのことをいちばんよくわかっているPだと
思うので、うまくやってくれることを切に祈る。
ダメだったら、また深夜に帰ってやればいいじゃないの。

わたしはかつて『インディーズ芸人』であった。
いちおう少ないながらもお金をとってネタを観せ、
ライブを主催するのは自分たち、だからインディーズ芸人と名乗っ
ていた。
いまのわたしにはインディーズ時代のように毎月舞台に立つのは
無理だと思う。
でも年に1回、M−1に標準をあわせてネタをやるのは可能だと思
う。
R−1ならひとりでもできるが、わたしは漫才のあの雰囲気が好き
なのだ。
あの緊張と興奮の入り交じった感情、ぜひともまた味わいたい。

だれかわたしと組みませんか〜?

少し陰りがでてきた感があるが、世間はまだまだお笑いブームと
言えるだろう。
かつてわれわれが経験した“お笑い冬の時代”は訪れるのだろう
か?

あれは『漫才ブーム』と言われた時代、いまとおなじようにたくさん
のお笑い番組がブラウン管をにぎわせていた。
しかし徐々に番組は淘汰され、芸人も本当に実力のある芸人(ビ
ートたけし、明石家さんまなど)とそれに寄生するような力量のない
芸人(たけし軍団、何人トリオなど)だけが生き残るようになった。
もともと『お笑いスタ誕』などのちょっと外れたところの笑いに魅せら
れていたわたしにはこの時代は本当に辛かった。
やがてとんねるずが頭角を現し、お笑い界を席巻するまでひたすら
新しい笑いを待ち続けた。
漫才ブームの後半は師弟関係が幅を利かせ、おもしろくもない芸人
がテレビにはびこっていた。これからは大手事務所のバーター芸人
がそれに変わる存在としてその役割をになうだろう。
そうなったら『お笑いブーム』は終わりだ。

M-1ではサンドウィッチマンが優勝した。弱小事務所、非関西でも
評価されるいまはまだ歯止めが利いている。
お笑いブームはいつかは終わるだろう。しかしひとびとのこころに残
る形で終わってほしい。

なだぎ武R-1ニ連覇。
やっぱり過去の優勝者は空気的に出場は遠慮してもらったほうが
いいのではないかと思う。
芋洗坂係長は元『テンション』でさまぁ~ずの同期。
元相方の田口浩正は俳優として成功している。
40を超え、あの風貌になってもあきらめない姿勢に感動。
鳥居みゆきはライブで観てみたい。かなり放送できないネタが多い
ようだし。

芋洗坂係長が優勝してたらサンドウィッチマン以上の感動だったか
も。
『テンション』としては当時バカルディーとの格の差を見せつけられ
たかたちで終わってしまったし。
来年も出てくれることを切に願う。

ハマカーン

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知ってるひとは知っている『ハマカーン』。
その芸風よりもツッコミのほうが神田うのの実弟ということが有名。
しかしなによりも、ふたりともわたしが約6年間勤めた東京農工大
学出身というのが個人的に親近感を抱く要因である。
東京農工大学は東京農業大学にあらず、国立大学である。
センター試験を受けないといけない大学である。
その大学の柔道部で知り合ったふたりなわけだが、姉ちゃんの力
を借りずにいま一定の評価を受けるに至る。
それまでの過程はふつうの芸人となんら変わらない。
ネタは確かにおもしろい。でも、大化けするにはなにかが足らない
ような気がする。
でも、なにかが足らないまま売れてしまった芸人もいる。
ふたりともすでに三十路なので、そろそろそのなにかをつかんで大
きく羽ばたいてもらいたい(無責任な言い方だが)。
オンエアバトルでオンエアされないことはまずないし、あとはチャン
ピオン大会で優勝すれば実力は広く証明されるだろう。

それにしても、農工大でふたりはなにを研究していたのだろう?

サンドウィッチマンは生活ががらりと変わってしまったらしい。
仕事の依頼がものすごく増えて、メジャーな番組にも顔を出すように
なったようだ。
マンションへの引越しの件はブログでは触れられていないが、おそ
らくいまはそれどころではないのだろう。
いままでの優勝者は大会前、みなそこそこは売れていたが、サンド
ウィッチマンは『エンタの神様』に出ていたとはいえほとんど知名度
のない状態。
お笑い好きのわたしの妹は、敗者復活で出てきたイカツいお兄さん
を見てがっかりしたそうだ。
わたしはサンドウィッチマンと聴いた瞬間、ガッツポーズをした。
2年半前のブログですでにその芸を推薦していたし、なによりも絶対
審査員に通じる笑いだと思ったからだ。

HGや小島よしおで笑うのもいいことだ。しかしお笑いを文化とした根
深く育てるためにはこういう実力派が日本には必要なのだ。

わたしがインディーズ芸人をやっていたとき、特に仲良くさせて
もらっていた芸人が何人かいた。
そのなかにはプロ級のネタをするひとたちもいて、そんなひとた
ちと同じ舞台に立てるだけでも幸福だと思った。
ライブが終わると打ち上げなのだが、そこでもやはり熱いお笑い
トークバトル。みんな本当にお笑いの好きなひとたちだった。
結局相方の仕事が忙しくなり、わたしもスランプに陥ったことも
あり、実際に舞台に立ったのは2回だけだったが、お客さんにも
ほかの芸人にもネタを褒められたこともあった。
こんなおもしろいひとたちに褒められたり、携帯番号聞かれたり、
団体のピンチを救ってくれなどと言われた。
男子の本懐だと思った。
できればもっと若いときに真剣にお笑いに取り組んでいればよか
ったと後悔した。

でも、諦めたわけではない。いまは休業だ。

通算5時間に渡って108組の芸人のネタを観せるという企画、
意外と期待以上に楽しめた。
108組もいればいろんなタイプのネタがある。笑いのすそ野
の広さを感じさせる番組だった。
売れてる芸人もそうでない芸人も同等にたった1~2分で笑わ
せる、かなり斬新な企画だと思うが、はたして毎年の恒例行
事になるのだろうか? あんなにたくさんの芸人のスケジュー
ルを押さえられるのだろうか?

罰ゲームでくりぃむ上田が浅田真央の格好をさせられていた
のだが、それをはじめて観たときより、MCであの格好でふつ
うに芸人のネタにツッコんでるときのほうが笑えた。

『眠れる獅子』がついに目覚めたって感じですかね。
巨人師匠も言ってましたが、彼らの実力なら当然すんなり決勝に
いってもおかしくなかったでしょう。
でもなんとなく目に見えないお笑い界の住み分けがあって、この
イベントには縁がないコンビだと思っていたんですけどね。
わたしの妹でさえこのコンビの存在を知らなかったのですから。

個人的にはファーストラウンドは、サンドウィッチマン、トータルテン
ボス、ハリセンボンの順でした。
吉本を中心とする大手プロダクション、関西勢有利という印象の強
いこのイベントで、そのどちらでもない彼らがタイトルを獲得したこと
は大きな意義があると思います。
これで主催者も「M-1はガチンコだ!」と胸を張って言えるのでは
ないでしょうか。

漫才の黄金比

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漫才で大事なこと、それは台本と演技がバランスよくどちらも優れて
いることである。
わたしは初め、漫才は台本が命で7対3、もしくは8対2で台本が重
要だと考えていた。
しかし実際にやってみてわかった。漫才の黄金比は5対5から6対4
だと思う。それくらい演技力はとても大事なのだ。
台本は調子がよければ4、5分のネタを一日で書けてしまうこともあ
る。しかし実際演じるには半端なネタ合わせでは足りない。漫才初
心者ならなおさらである。
初心者が陥りやすい失敗はお互いふたりの台詞が孤立して会話の
ように聞こえないことである。これは本当に訓練を積まなければなか
なか克服できない。個々のレベルをあげた上でお互いの連携がとれ
ていなければならないわけである。
逆に演技力があれば平凡な台本でもおもしろく感じさせることができ
る。台本を書く過程が足し算の作業であるならば、演技力を向上させ
る過程は台本のおもしろさを増幅させる掛け算の作業であるといえる。
それらの組み合わせでネタのおもしろさは決まるのだと思う。

えらそうなことを言っているが、わたしは大して場数を踏んでおりませ
ん。でも、いま言ったことは確かなことだと思います。

金曜25時テレ東系列で放映されているこの番組、いい意味で
さまぁ~ずらしさ全開のユルユル番組。おもに都内のマイナー
な場所を中心に一般のひとにあまり知られていない『モヤモヤ
SPOT』を探索しようというのが番組のいちおうの趣旨。しかし
番組内容はさまぁ~ずのさじ加減でどこにでも転がってしまう、
番組コンセプトはあってないような番組。本来シャイなふたりは
素人と絡むときもそれほど中に入っていけない。素人とは一定
の距離を持つことが逆に視聴者の共感を生むのではと勝手に
解釈している。
観ていて爆笑する場面は少ないかもしれない。仕事に疲れて
ビールでも飲みながら観るには最適の番組だ。

一日で帰ってきました。早いなあ。
先週の『アメトーーク』で“昭和プロレス芸人”の方々が出演
されてました。
幼い日を昭和時代に育ったプロレスファンの芸人たちです。
まぁそのVTRのチョイスがマニアック、アドリアン・アドニスの
股間打ちつけとか、ザ・コブラとか。わたしはほとんどプロレ
スは観なかったんだけどこの企画はイケる!
純粋に初代タイガーマスク(佐山聡)の技の切れはすごいし、
これだけのVTR編集するのたいへんだっただろうなと思う。

予断ですが藤波のVのときに流れてた曲は『マッチョ・ドラゴ
ン』といって本人も歌っています。その歌声は秀逸です。

ブリーフ4

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いまから10年前、一夜限りの夢のユニット『ブリーフ4』が秋の
夜長にひとつの伝説を残した。それはいまだにお笑い界で語り
継がれる、歴史に残る“愚行”の数々であった。
『ブリーフ4』はビートたけし・笑福亭鶴瓶・今田耕司・東野幸治
の四人組で、テレビ朝日系列の特番『27時間チャレンジテレビ』
のなかで結成された。
企画を持ち込んだのはビートたけしとされる。当時映画監督と
して高い評価を受けていたたけしは、自身の原点である芸人と
してのポジションに危機感を持っていたのではないだろうか。
ビートたけし・笑福亭鶴瓶というお笑い界ではすでに一目置かれ
ていた二人ではあるが、若手芸人も真っ青の“がっつき”ぶりは
有名であった。一方若手から中堅にさしかかっていたころの今田
耕司・東野幸治にとって、本来前出のふたりは雲の上の存在の
はずであった。しかしふたりはそんな大先輩に臆せず、的確なツ
ッコミをいれていた。この功績によってふたりの評価は飛躍的に
高まったといえるだろう。
丹波哲郎邸で傍若無人な振る舞いで暴れまくるたけしと鶴瓶。
たけしは勝手に風呂に入り、鶴瓶に至っては脱糞までする始末。
いい大人がこんなにも馬鹿に徹しきれるさまをお茶の間に届けた
功績は大きい。

今年元日お笑いウルトラクイズが復活した。こういう“大人気ない
笑い”を日本はまだ必要としている。いや、こういう番組が楽しめ
る世の中でいつまでもあってほしい。

虎の門

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わたしが大好きだったテレ朝系列の深夜番組『虎の門』が
半年間の充電期間に入ることになった。
流れの速いこのテレビ業界で本当に半年後戻ってこれるの
か疑わしい部分が大いにあるが、しかしこれは本当に残念
なことである。
かくいうわたしも最近はほとんど観ていなかった。2001年
に3時間番組としてはじまったころは毎週無我夢中で観て
いたのだが、当時のレギュラー陣はくりぃむしちゅーや浅草
キッド、伊集院光など、いまもたまに出演するが当時は毎週
出ていた(注:当時の正式な番組名は『虎ノ門』)。
当時のウリはいまもやっている『井筒監督のこちトラ自腹じゃ
!』
井筒監督が自腹で映画を鑑賞しめった斬る。
ほとんどの回が映画をボロクソにいって他の出演者を凍らす
のだがジョニー・デップの『ブロウ』のときはあの井筒監督が
しみじみといい映画やったと涙した。
当時は3時間番組ということもあり、短時間でドカンという笑
いでなくともボディーブローのようにじわじわ効いてくる笑いに
もトライしていた。それが『朝まで生どっち』。いとうせいこう司
会で世の中のどうでもいいことに優劣をつける。浅草キッドの
水道橋博士の一見正論とも取れる暴論。くりぃむ上田の経済
効果理論など初期の生どっちは本当にくだらなかった。蛭子
能収をCMインの前にいじるいとうせいこうはお約束だった。
正直このときの虎ノ門がいちばんおもしろかった。そのあとの
うんちく王やしりとり竜王戦などもおもしろかったが、やはり原
点は『朝まで生どっち』だとわたしは思う。

半年後の再開を陰ながら期待する。

高速ベロ

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わたしはイジリー岡田のポジションがうらやましい。
芸人としては中堅どころの年齢にもかかわらず“エロ芸人”と
してのステイタスを保ていて、しかも実際には下ネタを好まな
い真面目な人格とのもっぱらの評判だという。
彼に見習い、社会人として彼のようなポジションに着くことが
目下のわたしの目標である。
しかし具体的なビジョンはない。
どうなることがイジリーのポジションに上り詰めたことになるの
か不明である。

そうそう、イジリーの三沢光晴のモノマネは秀逸である。

またまた『Quick Japan』がやってくれた。
くりぃむナントカ特集だ。
この雑誌のよいところはとにかく切り口が深く鋭い。
本人にインタビューしてあとは適当なコメントを入れる程度の
特集が多いなか、この雑誌は過去にさかのぼって徹底的に
掘り下げる。それもわれわれが知りたかったことを。
ホントはこういったカウンターカルチャー的な雑誌がもっとあっ
ていいと思うんだけどいまの日本にそういう風土はないのか
なぁ。

でもって雑誌でわかったことはくりぃむナントカは『8時だョ!全
員集合』張りに創り込んでいる、ということ。『虎ノ門』からの
付き合いのひとが多いからその辺の意思疎通はばっちりなん
でしょう。
ひとを大笑いさせて満足させることと凝りすぎて引かせること
はじつは紙一重だと思うのだが、くりぃむナントカはいつもその
境目を引かせないようにうまく持ってっている。そんな感じが
する。
それにタレントはスタッフの言ったとおりに動けばいいという番
組ではない。スタッフの意図を上手く読み取って自分たちなり
のアクションをおこす。これは準レギュラークラス(おぎやはぎ、
次長課長、バナナマンなど)でないと難しいが、企画段階で成
功が約束されている“鉄板企画”では特に問題なくオンエアに
耐えるに十分な作品が出来上がる。
ここのスタッフはタレントを生かす名人であり、くだらない企画を
“鉄板企画”にしてしまう冒険心のあるひとたちだ。もちろんくり
ぃむの存在も欠かせない。完全スタッフ主導だった『電波少年』
とはちがう。双方の意見のぶつかりあいなどもあるだろう。
それは出演者とスタッフが対等に意見を出し合うからできたこと
だ。

個人的には最近のヒットは『チャラチャラしようぜ!』の設楽、あの
はじけっぷりは笑えた。

バーター芸人

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『バーター』とは売れているタレントと抱き合わせで同じ事務所
のタレントを出演させることです。
当然こういうことは芸能界で力のある大手の事務所しかでき
ないし、市場原理でいえば独占禁止法に引っかかってもいい
くらいなことでしょう(大げさでした)。
そういうふうな理由で、なぜか不自然にテレビに出続けている
のがビビる大木。『笑う犬の冒険』や『銭形金太郎』への出演
は明らかにネプチューンのバーターだし、ほかの出演番組もほ
とんどがバーターだと言われています。
考えてみればくりぃむしちゅー(プライム所属)が大手事務所所
属だったらもっと早く売れてただろうと思います。
そう考えるとバーターというのはやっぱり割り切れない仕組み
だと思います。
というか、悲しいかな事務所の力関係の前には視聴者もただ
追従するしかないということなのでしょう。

先日同級生が芸人という話をしましたが、わたしの故郷
埼玉県北部出身の芸人は意外と多いんです。

・ゴルゴ松本(TIM)(深谷市・旧大里郡花園町)
・設楽統(バナナマン)(秩父郡皆野町)
・ブラザー・トム(バブルガム・ブラザーズ)(熊谷市)
・だいたひかる(東松山市)

芸人以外の有名人もいるけど、人数的には少ないはず。
ブラザー・トムはあくまでも芸人です(お笑いスタ誕世代)。

埼玉県北部は皆さんの想像以上に田舎です。
住民一人当たり芸人数(?)はかなり高いと思います。
単なる偶然か、笑いの風土を持ち合わせているのか、
たぶん前者でしょう。

ちなみに群馬県は音楽アーティストが断然多いです(BO
OWY、BUCK-TICKなど)。

キングオブコメディという芸人はあまり一般的ではないかも
知れないがその実力は折り紙つき、あとはメディアでの露
出がもう少し増えれば一気に火がつく可能性もあったとわ
たしはみていた。
どちらかというと高橋より今野のほうがキワモノのイメージ
があるだけにこのニュースは意外であったが、いずれにせ
よファンには残念な知らせであった。
事実関係はいまの時点ではよくわからないが、現実問題と
して罪状が罪状だけに高橋の芸能界復帰はかなり難しい
であろう。

ひとりのキンコメファンとして痛恨の極みである。

地球温暖化…

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小島よしおの芸をなんと表現したらよいのだろう?
爆笑というよりは失笑、ポピュラーというよりはアン
グラ。サンミュージックという大手の事務所でなけ
れば正直こんなに世間に知れただろうか?
はじめはカンニング竹山のバーターだったのだろう
か?

しかし彼の芸を否定する気はさらさらない。
芸人としてのアビリティー(能力)を評価するのでな
く単純におもしろいかどうかで評価するなら短期的
には高評価とさせてもらう。あくまでも短期的には。
ただ、早稲田でてあんなことやってるのがすごいと
思う。
そりゃ親は泣くよ。

ネタの値打ち

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現代小説や音楽には著作権があり、それらを出版すれば
著作権保有者に印税が入る。
つまりそれだけの価値があるということなのだが、芸人の
ネタはDVDにでもしないかぎり著作物とは言えないだろう。
これはおそらく落語の伝統からきているものだと思うが、
優れたネタがそれ自体金銭対価のあるものとみなされない
のはなんとも納得がいかない。
そうでなくても芸人のネタは賞味期限が短いというのに、数
回のお披露目であとは封印、出演料の名目でギャラをもら
ってもネタそれ自体には対価がないのはおかしいと思う。
著作物としてあいまいなのも問題だ。かつて星占いのネタ
でアメリカザリガニと品川庄司が「ラッキーケインはコスギ」
とまったく同じことを言っていたことがある。明らかにどちらか
がパクっているのだが、これも著作権のあいまいさが根底に
あるからおこることだろう。

一発屋の歌手は一曲だけで一生食っていけるが、一発屋の
芸人はただ消え去るのみである。
元芸人としてはどうにも納得がいかない。

紙コント

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最近気になっているのが、このウメという芸人。

紙コント
「紙コントやります。紙コント、でっぱり。」

紙コント
「うわぁ~、天狗だ。天狗が鼻を伸ばしている。」
「お父さん、痛い。」
「がんばれ。」

紙コント
「あっ、逃げた。」
「そっち、そっち、でっぱりがありますよ。
 でっぱりがあるから気をつけて。」

紙コント
「あっ、鼻からいった。」

ume05.jpg
「大丈夫ですか~、わ~、鼻が『し』になってる。
 鼻が『し』になってるよ~。」

と、ここまでもこれからも大きなオチはないのだが、
独特の声とリズムでなぜか引き込まれてしまうのだ。
“癒し系芸人”とでもいうのだろうか?
R-1の決勝にも出てたみたいだし、
今回のネタもけっこう受けてた。
フリートークはダメそうなので、ずっとこんな感じなのだろう。

ウメ日和

わたしがまだ学生だった90年代前半、『東京ギャグコレ
クション(通称ギャグコレ)』というライブがあった。
最初の頃は池袋の豊島区民センター、少しあとは豊島公
会堂を主に会場としていた。
出演者は爆笑問題、BOOMER、海砂利水魚(現くりぃむ
しちゅー)、フローレンス(現ネプチューンの堀内健と原田
泰造)、など今ではとうていありえない豪華なメンツの集
まったライブだった。
当時は爆笑問題が少し顔が知れたかなという程度で、生で
観る芸人がこんなにおもしろいとは思いもしなかった。
“お笑い”というものがひとりのにんげんの人生にこんな
にも影響力を持つことになるとは思いもしなかった。

その後世間は『ボキャブラブーム』になり芸人にもスポット
が当たるようになり、さらにその後の『お笑いブーム』で
逆にむかしより明らかにクォーリティーの落ちる芸人が世
間的に大ブレークするようになった。

豊島区民センターでのまだ若かりし彼らの放つ熱気が昨日
のことのように思い出される今日この頃である。

火曜の深夜にやっているバラエティー番組だが、こう
なんて言っていいのかわからない笑いなのである。
もともとは『働くおっさん人形』として日曜の早朝に
放送されていたものの第二弾なのだが基本的には
変わらない。ただおっさんを松本人志がイジるだけだ。
おそらくいちばんの人気者(?)は野見さんであろう。
4人のなかではいちばんリーダーシップがあるがひた
すら空回りしている。発想が常人の域を超えているので
他のおっさんも困惑することが多い。
青柳さんは女装と化粧がトレードマーク。意外にも社会
情勢をしっかり把握しており実は良識派である。
福田さんは一見ふつうだがしゃべるとなにを言ってるか
わからない。「ボディーがいい」という理由で佐藤江梨子
が好みだという。
吉田さんはタクシー運転手で4人のなかでは比較的安心
して観られるキャラである。野見さんの信頼も厚いようだ。

いまはただ笑って観ているだけのわたしだが、いつかは
逆の立場に立っているかもしれないと思うとぎょっとする。

だいぶ前になってしまいましたが、再度評価を加えながら
観てみました。
主観により上位3組をピックアップしてみたいと思います。

3位:志村けん・三村マサカズペア
まったくもってコテコテの“シムライズム”なんだけど、
やはり役者が優れていればバッチリ決まるコント。
ホントは上位にはもっと挑戦的なネタを入れたいのだけれど
やはり笑ってしまったので。

2位:出川哲郎・ゴリペア
予想外によかった。ネタ創りの最中、出川があくまで
リアクション芸のことばかり口にしていたときは先が
思いやられましたが、セオリー無視のメチャメチャな
コントでしたが笑えました。
スロー・モーションで写メはツボでした。

1位:大竹一樹・田村亮ペア
バイオレンスも含んでいるので好き嫌いはあると思う
のですが、“大竹ワールド”全開で個人的には好きでした。
ただ亮が大竹のボケを拾いきれていないようで、やっぱり
大竹と三村で『さまぁ~ず』なんだなぁと改めて感じました。

3時間のネタ創り&ネタ合わせで漫才はちょっと難しいの
ではと感じました。タカトシというと漫才のイメージなので
その辺は制約があったのかなぁ…。
まぁ、なんにしてもこのイベントは毎年続けてほしいです。

寿限無

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最近のマイブームはこの『寿限無』の名前を覚える
ことである。
むかしからなんとなしに聞いてきた部分もあるので
途中までは難なく覚えたのだが、カタカナの出てくる
あたりから苦戦、明日までにはカンペキに覚えちゃる!

じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ
かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ
うんらいまつ ふうらいまつ
くうねるところに すむところ
やぶらこうじの ぶらこうじ
パイポパイポ
パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
ちょうきゅうめいのちょうすけ

関係ありませんが、スリランカの首都は

スリ・ジャワルダナプラ・コッテ

です。高校時代に覚えた友人が得意げに言っていたので
わしも覚えてやった。

ミドル3

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さまぁ~ず、雨上がり決死隊、くりぃむしちゅーの3組
のことを『ミドル3』というのだが、きっかけはさまぁ~ず、
雨上がりの特番のゲストにくりぃむが呼ばれて、温泉に
つかりながらのトークが盛り上がり、このまま終わらせては
もったいない、『ビッグ3』ならぬ『ミドル3』として
3組で特番をやろうと言って実現したのがこの特番の
始まりである。
この3組にかかればフリートークだけでも十分番組になる
のだが、毎回恒例の企画『ファッション・トーク』では、
過去の“やっちゃったファッション”を自己紹介しトーク
した。
宮迫の“雨合羽”にはぶったまげたが、上には上がいる、
くりぃむの熊本勢ファッションにはお手上げ、眞鍋かをり
目線による彼らのファッションのありえない度は有田、上田の
ワンツーフェニッシュ。今回も笑わせてくれました。
でもわたしも高校時代は私服だったので坊主頭にとんでもない
格好してたなぁと反省。いまはけっこうファッションセンスは
いいほうだと思ってるんだけど。

続いて2006年の反省点ということでおのおの発表するの
だが、完全にみなおっさんモード。大竹にいたっては台所で
小便してしまうという始末。なんか認知症の老人たちの介護
体験談を語っているみたい。そんなに歳は彼らと違わないの
になぁ。確かに物忘れはひどくなってるけど。

昨日はK-1も紅白も観ず、テレ朝の『鶴瓶&ロンブーの
06~07お笑い!ゆく年くる年』だけを観た。
去年とはガラっと指向を変えて鶴瓶やミドル3(さまぁ~ず
・雨上がり決死隊・くりぃむしちゅー)らが体を張って笑いを
獲ろうという企画。
いい歳したおっさんたちが、ある意味真剣に笑いに取り組む
その姿はおかしくもあり、また美しくもあった。
特に55歳にもなって熱湯に入る鶴瓶の姿にはいたく感動
した。
タイトルの言葉は番組終了間近になってさまぁ~ず・三村
が言ったセリフ。解かるひとには解かるでしょ。

そんでもって今日の午後は天皇杯決勝。今回のレッズは
欠場者続出で期待していなかったのだが、選手層の厚さ
がそれをカバー。二連覇&リーグ戦との二冠を達成した。
個人的には準々決勝の磐田戦のPK戦で正直なところ
負けてたと思う。あれでPKやり直しはないな。

それと平行して『爆笑ヒットパレード』で中堅どころのネタを
チェック。去年はそれで決勝ゴールを見逃したが、今回は
バッチリ観れた。
それにしてもネプチューンのネタはホリケンが書いていた
とは知らなかった。彼らは『フローレンス』のころから観てる
のに。

最後にお笑いウルトラクイズ。決勝戦の解答でいかにボケる
かがこの番組の根幹にかかわることなのに、バナナマン
・日村正解してどうする!!
まぁ、正解が人名じゃないのはスタッフも考えてほしいけど
『鰊』が答えじゃボケにくいでしょ!

M-1の視聴率

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関西では平均31.1%、瞬間最高41.0%、
関東では平均18.0%、瞬間最高23.5%、
とのこと(ビデオリサーチ調べ)。
やっぱ西と東では温度差があるな。
“国民行事”といわれるためには関東もあと10%くらい
上乗せできないとダメだろうな。
関西=漫才、関東=コントってイメージあるからかな?
それとも単純に関東ではまだまだ漫才が文化として
浸透してないということなのか。
コントの日本一を争う『C-1グランプリ』とかの
開催の話はないのだろうか?

今朝の新聞を見てビックリ! 社会面にM-1の結果が
掲載されてました。
朝日新聞ではなく毎日新聞ですよ!
チュートリアルのふたりの写真つきで「「イケメン」の
徳井さんが次第に興奮して変化していく漫才が特徴。」
と芸風の解説までされていました。
こうなるともはや“国民行事”扱いですな。
大会の注目度が大きくなればなるほど、審査の公正度は
問われるところです。やはり吉本・大阪偏重はどうして
も気になります。東京で小さな事務所でもおもしろい
芸人はいっぱいいるはずなのにな…。

チュートリアル新聞記事

チュートリアルかぁ、ノーマークだったよ。
いくら吉本オンリーの大会とはいえ、優勝は妥当な結果
かな。
でもファーストラウンドの出来はフットボールだったと
思うな。
個人的には優勝経験者には出場資格はないほうがいいと
思う。でないとダウンタウンみたいなのが出てきたら
毎年かっさらわれてしまう。もっともフットも東京で
売れてたら出なかっただろうけど。
変ホ長調はある意味癒しの時間にはなった。けどやはり
プロと同じ土俵で勝負できる代物ではなかったな。
でも、おもしろくない台本を演技でおもしろくする芸人
よりも台本読んでも笑えそうな変ホ長調はある意味たい
したもんだと思う。

M-1出たいな~。誰かこれを読んで共感した方いませんか~。

たとえ突っ込み

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くりぃむしちゅー・上田の得意技といえば『うんちく』が
まず頭に浮かぶが、ほかにも『たとえ突っ込み』というのが
ある。
例えば、バーゲンセールに群がるオバチャンたちを見て、

お前ら、やまびこ打線か!

とか、ものすごく眼鏡が汚れてるひとに向かって、

オトナの駆け引きより汚いよっ!

など、レパートリーは数多い。
しかし、上田はそれらをアドリブで使うというよりも、
あらかじめ考えておいたなかからチョイスするケースが
多いようだ。
やっぱりボケの能力だけが突出している“マンザイブーム”
スタイルではなにかもの足りない。
ツッコミもどんどん進化していくのだろうな。

賛否両論、平和な日本のお茶の間を襲撃した“伝説の番組”、
『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』がついに復活します。
この番組については以前想い出を語ったことがありますが(参照)、
そのほかにも桜金造のワニとの格闘も忘れられないワンシーンです。

2007年元日20:30(日本テレビ系列)
『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』

それにしても山本モナ、逆にオイシイぞ。

青島幸男、岸田今日子の訃報に紛れて、またひとりの
芸人が旅立っていった。
中島忠幸、享年35歳。
彼の芸に関しては、正直言ってほとんど記憶にない。
ほとんどのひとがそうだったと思う。
芸人としては申し訳ないが素質に恵まれたひとだった
とは思えない。
しかし、相方竹山の彼に対する愛情はいつもひしひし
と感じていた。

竹山は中島がいなくなっても、きっと『カンニング竹山』
のままなんだろうな。

中島忠幸さんのご冥福をお祈りします。

今年のM-1決勝出場者はアマチュアの変ホ長調以外
全員吉本だ。
しかもポイズン、トータルテンボス以外、実質的に
関西の芸人だ。
さらによく調べると準決勝出場者64組のうち、実に
44組が吉本だ。
所属芸人の絶対数は多いが吉本芸人がみんな客観的に
おもしろいとは正直思えない。
多数派である吉本に対して他の事務所勢(特に東京勢)
がどう立ち向かうかというのがこの大会のひとつの
観どころだったと考えていた。
しかし、こうなるとこの大会の存在意義すら疑われる。
いままでM-1を過大評価してきた自分に腹が立つ。

“笑いの天皇杯”M-1グランプリ決勝に、とうとう
アマチュアコンビが出場することになったらしい。
『変ホ長調』という現役のOLコンビとのこと。
年齢も41歳と36歳、M-1芸人としては少し高めだ。
「実力があればプロもアマも関係ない」といううたい
文句は本当だったのだ。
仕事をしながらネタあわせするのは並大抵のことでは
ない。わたしたちは仕事の休みの日にカラオケボック
スでネタあわせしたのだが、週一回のネタあわせで
ひとネタあわせることのなんとたいへんなこと。

変ホ長調に優勝は期待しません。せめてネタにつまら
ずやっていただけたらこちらとしては満足です。

高田純次は希有な存在である。
大ベテランでありながら、やってることはまるで若手。
それでいて自分のやったことにまったく責任をもっている
様子がない、“究極の無責任男”。
まるで子どもがそのままおじいちゃんになってしまった
かのようないい加減ぶり。あんなひとは芸能界において
彼しかいない。

あんな60歳になりたい。

高田純次

わたしは結構早い段階でおぎやはぎの能力に気づいていた
ほうだと思っている(義弟は「俺がおぎやはぎを見出した」
と言っているが、たぶんわたしのほうが先だと思う)。

2000年の『オンエアバトル』で放映された彼らのネタ
の一部がこれ。漫才ネタだが、現在のスタイルとはずいぶん
ちがっている。

小木「先生はなぁ、お前のことを、セクシーな人妻だと…。」
矢作「なんでだよ! なぁ、なぁ、なぁ。」
小木「セクシーだろーが、お前は!」
矢作「そうでもねえよ!」

いままでのツッコミとはまったく異なる、この相手の発言を
全否定しないツッコミには驚かされた。
オンバトからまた新しい笑いのスタイルが育っていっている
のを感じた。

そしていまおぎやはぎはネタだけでなく、そのパーソナリ
ティーも高く評価され、すっかり売れっ子になった。
さすがにそこまでは予測していなかったが、テレビでおぎ
やはぎを観ると、少し得意げな気分になる。

3年前、偶然にもナイナイのオールナイトニッポンの
ゲストにくりぃむしちゅーが出たときの放送を聴いた。
折りしも当時は“うんちくブーム”で、番組もそれに
当て込んだナイナイ・岡村とくりぃむ・上田の『うんちく
対決』をメインに展開していった。
ラジオを聴いていて思った率直な感想は、

器がちがうな

だった。売れ具合でいえばまだまだだったくりぃむの
存在感のほうがナイナイのそれをはるかに上回って
いたのである。わたしは近いうち、くりぃむのオール
ナイトもあるなと思った。
ふたりはその後、別々にレギュラー番組を持ち、好評を
得たのち、2005年7月、満を持して火曜のオールナイト
を担当することになった。くりぃむのライブがなかなか
観れなくなったいま、彼らのフリートークが聴ける唯一の
番組だ。
なのにこの部屋は電波が悪い。聴くには携帯ラジオを
もって自家用車のなかへ行かなくてはいけない。
なのでまだフルに聴いたことがない。なんとかならない
のか。

冷え冷えぃ~

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きみは冷蔵庫マンを知っているか?
どこからともなく現れ、冷蔵庫ジョークで客席を凍らせる。
見てのとおり完成度の低い冷蔵庫のかぶりものを着て、
そのなかに仕込んである野菜などでだじゃれをかます。
誰かがイジってくれないとさむいままで終わってしまう。
それが冷蔵庫マンだ。

冷蔵庫マン

ある芸人の死

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『ボキャブラ世代』の芸人のなかでも実力派としての評価の
高かった『フォークダンスDE成子坂』。
そのツッコミ担当だった村田渚が12日亡くなった。享年35歳。

『フォークダンス』は90年代前半、当時唯一のネタ見せ番組
『GAHAHAキング爆笑王決定戦』で2代目チャンピオンに
なった。
当時からネタの独自性、クォーリティーは秀逸であった。
99年にボケ担当の桶田が音楽活動に専念したいという理由で
フォークダンスは解散する。
その後村田はピンで活動するが、やはり桶田の存在は大きく
ピンでの活動にかつての勢いはなかった。
そんな折、相方の不祥事で同じくピン活動を余儀なくされていた
元坂道コロコロの松丘慎吾と2005年『鼻エンジン』として
コンビ結成。M-1グランプリ準決勝に進出する。
今年度のM-1でも3回戦進出が決まっていた。

わたし個人にとってもフォークダンスは大きな存在である。
以前『好きな芸人ベスト10』を発表したときも解散したコンビ
のなかで唯一ランクインするような存在なのだ。
初めて観た彼らのコントは死刑執行人と囚人のコントだった。
いまでも覚えている。あれはホント笑った。
無名でもこんなおもしろいコントやるひとたちがいるんだと思った。

村田渚さんのご冥福をお祈りいたします。

お笑い第五世代

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いま活躍中の若手芸人たちを俗に『お笑い第五世代』と呼ぶ。
『爆笑オンエアバトル』を中心とした『ネタ観せ番組』への
出演がきっかけとなり徐々にメディアでの露出度が増えて
いくパターンが多い。
じつはわたしは『ボキャブラ』全盛期のころ、『オンバト』の
ような『ネタ観せ番組』ができればきっと当たると思って
いた。
子どものころ、『お笑いスタ誕』を観てネタのおもしろさを
知り、学生のころからお笑いライブに行っていたわたしは
『ボキャブラ』に出ている芸人の“本職”のネタのおもしろ
さは知っていたので、あのような限定したかたちで作品を
創らせるよりネタの一本でも観てもらったほうがおもしろく
なるのにとずっと思っていた。
だから1999年から放送がはじまった『オンバト』は待望の
『ネタ観せ番組』だった。
案の定この番組はヒットし、そこでの活躍をきっかけに民放
にも若手芸人が顔を出すことになった。
お笑いは徐々に“ブーム”になったが、芸人が売れるきっかけは
“ネタ観せ”であることがいまも多い。
残念だが『ボキャブラ世代(お笑い第四世代)』のネタが観れ
たのは『GAHAHAキング爆笑王決定戦』(テレ朝系)という
あまり知られていない番組くらいである。ちなみにこの番組
『ボキャブラ』よりかなり前の番組で、爆笑問題、フォークダンス
DE成子坂、海砂利水魚などが出ていた。
彼らのネタはいま活躍している若手芸人よりはるかにクォー
リティーが高かったと思う。
テレビでの露出は少なかったが、『東京ギャグコレクション』
というライブがあってそこへ行けばほぼオールスターのメンバー
のネタが観れた。いま考えるとホント贅沢な話である。

くりぃむしちゅーのオールナイトニッポンでの話

上田「悪いけどオレその日ちょっと仕事休むわ。お前、ちょっとやっといて。」
有田「お前のやりたいことはやらせてやろうって思っているから。」
上田「矢作か! お前。」

中日ファンの上田が日本シリーズを観にいくという会話
からの一コマである。
まるで打ち合わせしたかのような流れ。見事としかいい
ようがない。

くりぃむしちゅーは“奇跡のコンビ”だと思う。
ふたりの天才が同じ高校のラグビー部で出会ったという
奇跡。プロレスにお笑い、互いの趣味があったという
奇跡。本当に奇跡の出会いだと思う。

つよしぃ~

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「有田、俺、あれでよかったのかな?成立する?」

あんなに本気でやってバラエティーとして成立するか
心配してくれたんですね。
確かに本人がでてしまった以上、もう長渕ファン王
決定戦はできなくなっちゃいましたね。
なんだか『くりぃむナントカ』という番組自体も伝説
になってしまったような寂しい気がしました。

来週も大木ちゃん休み? 代わりが同期のライバル(?)
前田ちゃんというのがちょっと心配。

ノッチでーす

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又聞きなのですが面白かったので紹介します。

デンジャラスのノッチが海外での入国審査のとき
「アイム コメディアン」といったのですが
伝わらなくて、困ったノッチは、

「アイム デンジャラス!」

といったそうです。ノッチはどこかへ連れて
いかれたそうです。

昨日ひさびさにライブで観たノッチはちょっと
老けていたような気がします。

くりぃむナントカの伝説の企画『長渕剛ファン王決定戦』
が遂に帰ってきました。
しかも、なっ、なんと本人が登場! しかもカラオケボックスで
2時間半の熱唱!

この企画は『ナントカ』がまだはじまったばかりの深夜枠
だったころ第1回がおこなわれました。
それから2年たったいまでもこの企画はナントカファンにも
長渕ファンにも語り継がれることになりました。
そしてついに第2回が開かれることになりました。

正直、長渕剛は長年あまり受け入れていなかったのですが
改めて聴いてみるとけっこうよかったりするんですね。
『西新宿の親父の唄』とかいいなと思います。

放送は9日PM11時15分です。
そうそう、大木ちゃんも歌うそうです。

まったく盛り上がり感に欠けた自民党総裁選の一方でもうひとつの
総裁選が熱く盛り上がっていた。『大川興業』の総裁選である。
前任者江頭2:50が勝手に任期満了を宣言したためこの事態と
なったのだが、候補者は大川豊、寺田体育の日、三平×2、
阿曽山大噴火、江頭2:45(江頭2:50の実父)という面々。
結果は大川豊の貫録勝ち、再度総裁の座に就くことになった。
大川の公約は「大川興業海外進出」らしい。夢は大きくてよいが
借金のほうはどうなったんだ?

今日の『くりぃむナントカ』は「大反省会」。マスコット
ガールいや誤爆つきビンタ大女・キャリーの強烈ビンタの
ラッシュでしたが、最後に大木ちゃんの反省ということで
『FLASH』に同期の前田有紀&市川寛子アナがそろって
載っているのになんで載ってないんだという指摘。
改めて思いました。大木ちゃんが好きというのはかなり
一般的じゃないって。
でも大木ちゃん、オレは観てきたよ。カロリーメイツの
たびに下準備してきて、レポートも上達してきているのを。

それにしてもゴールデンSPのアシスタントが前田ちゃん
というのはどういうこと? 大木ちゃんでは数字がとれない
と観られてるの? やっぱりマニアックなんだろか?

じかおぎ

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次長課長とおぎやはぎがMCの座をめぐってどちらが
うまく“回す”ことができるか競うという企画でしたが、
この企画いいところをついてる! この時間帯にこれだけの
メンバーをそろえたというのは局側にもこの2組には
いつも世話になっているという感謝の表れか?

先行はおぎやはぎ、いきなり出演者の紹介もせずはじめ
ようとする2人。これに対し出演者の矢のようなツッコミ。
出演者たちはMCの進行ぶりについて随時ツッコミ
コメントを入れられるようになっていて(それらはMC
には見えないが、ほかの出演者には見える)、土田を
中心にボコボコに非難されるおぎやはぎのMC。
まあおぎやはぎがうまく回したら彼ららしくないもんね。

次に後攻の次課長、思いのほか高評価。井上が一瞬壊れた
のも効果大。和希沙也をピンポイント攻撃する作戦も
成功だったといえる。

結果は全員一致で次課長の勝利。まあ負けてもおぎやはぎは
失うものはないでしょう。おぎやはぎにうまく回すような
才能があったら、いまの地位は築けなかっただろうから。

CSフジテレビ721で月1やっている『お台場お笑い道』
という番組の『パンチ芸人オーディション』というコーナー
にでていたのがこのふたり。
完全に顔面硬直の男(松雪)が「お前が回るんかいシリーズ、
回転寿司。」と大声で前フリ。

松雪が店に入ると武田がいきなりバック宙。

そして松雪の決め台詞、これまた大声で。

「お前が回るんかい!」

アンタッチャブルも相当気に入ったようで、そのあと何度も
イジってました。

お台場お笑い道はCSのわりには豪華な出演者使ってます。
瞬間メタルやキングオブコメディーのネタなども観れて
非常に贅沢な番組です。
一方でCSらしいグダグダ加減も残していてツボを刺激します。
お笑い好きのひとでCSチューナー持ってるひとはおすすめ
します。(わざわざ買うほどではないかな…。)

弾丸ジャッキー

彼女一般的にはいちおう美人芸人でとおっていると思うが
男の『ヨゴレ芸人』以上に自らの恥部をさらけ出している。
この前の『きらきらアフロ』ではウ○コをチビッたことを
ネタにしていた。先日は別の番組の収録中、アクシデント
でお尻丸出しになったことをネタにしていた。
そういうエピソードをただ語るだけならただの『ヨゴレ芸人』
だが、松嶋のスゴいところはそれを観ているものに引かせず
100%笑いにつなげるところにある。
それはもう天性のセンスというよりほかない。
鶴瓶がふつうのひとに観えてしまう。
もともとオセロは器用でなんでもこなせる中島のほうに
テレビ的には需要があったのだが、この番組をきっかけに
がぜん松嶋が注目されるようになった。
でもこの番組以外彼女のよさを生かしている番組は少ない
ような気がする。確かに笑いを計算できないしなぁ。
『きらきら…』は鶴瓶がみごとに松嶋のポテンシャルを引き
出しているから成り立ってるともいえるし。

個人的には週一『きらきら…』が観れれば十分なんで、これ
からも末永く放送続けてください。

人間サイコロ

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『ダウンタウンDX』に浅草キッドがでていた。
ダウンタウンとどう絡むか注目していたが、
ゴールデンだったせいかキッドは控えめな印象を
受けた。
番組内でキッドがかつておこなった『人間サイコロ』の
ロケの模様が流された。
これはキッドのふたりが2メートル四方のサイコロ
のなかに入り雪山を転がるというとんでもないもの
だった。
博士は転がる途中でふたが開いたため、おもいっきり
飛び出し吹っ飛んでいた。
玉袋は谷底まで転がり落ち、救出に1時間半かかった
そうだ。
最近はそういう危険なロケはやらなくなったようだが
確かにあれを見たら死人がでてもおかしくないような
ロケだった。
その頃に比べると芸人の地位はずいぶん上がったなと
思う。

わたしはどうも『ワハハ本舗』が好きになれない。
原因はわたしが高校の文化祭で観た『ち○この会』
にあると思う。
あのときの『ち○この会』、前半は『ワハハ…』風
にただバカなことをやっているだけだった。しかし
それは前フリで、本当にいいたかったことは、

『自由』とは与えられただけでは意味がない。
それを表現してこそ意味があるんだ。

ということだった。
しかし『ワハハ…』にはそのような主張が感じられ
ない。わたしの高校には『ワハハ…』程度のパフォー
マンスをするものはゴロゴロいた。わたしの卒業式
のパフォーマンスだって梅垣義明の『ピーナッツ鼻
詰め』あたりには勝っているだろう。
『ち○この会』がほかのパフォーマンス集団とちが
ったのはただおもしろいだけではなく、『主張』が
あったからである。それも平和な日常生活では忘れ
がちな『自由』の本当の意味を根底から考えさせる
という奥深いものだったからである。

『ワハハ本舗』にそこまでの深さはあるだろうか?
あったとしたらわたしの勉強不足。素直に謝ります。

昨日の話だが、おぎやはぎが『リンカーン』、『「ぷっ」すま』、
『あややゴルフ』と各局にわたってメインゲストででていた。
正直おぎやはぎがここまで売れるとは想像だにしなかった。
友人におぎやはぎの単独ライブ(1回目)に誘ったのが5年前。
注目し始めたのがその半年くらい前になるが、その芸風は一部
マニアには受けるかもしれないがまあ『オンバト』止まりじゃ
ないかなぁというのが正直な印象だった。
4年ほど前、くりぃむしちゅーが隔月でライブをやっていたとき
ゲストでおぎやはぎがでたときがあった。
そのときはお世辞にもトークが噛み合っているとはいえなかった
のだが、「4人でコントやりたいねぇ。」という話はしていた。
その後、『ロバートホール』で『四MEN楚歌』のコントを観た
とき、「あれは本心だったんだ。」と気づかされた。
おぎやはぎは芸人一向上心のないコンビ(だと思う)。かたや
くりぃむしちゅーはそうは見えないかもしれないが非常に芸人と
しての向上心の高いコンビ。この4人がとてもマッチしているの
はどういうわけなのだろう?

おぎやはぎ、不思議なコンビである。

電報対決!

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むかし『とんねるずのオールナイト・ニッポン』に『電報対決』
というコーナーがあった。
名前のとおりリスナーが電報を送ってきて、貴明チーム・憲武
チームに分かれてそのおもしろさを競うというものだった。
そのなかでいちばん笑ったのが、

「バキュームカーノコウツウジコ」

電報という無機質なメディアがかえっておもしろさを増幅させる
のだった。

最近はぜんぜんラジオ聴かないのだが、火曜のオールナイト
・ニッポンはくりぃむしちゅーになっていた。
『東京ギャグコレクション』の舞台で見ていた頃が懐かしい。

トツギーノ

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バカリズムがピンになってから升野が不思議なネタを
するようになった。
それが「トツギーノ」である。

お前を嫁に~の
もらう前に~の~トツギーノ

フリップネタなので言葉ではよく表せないが、いや、
フリップを観ても解かりにくい。
「考えるんじゃない、感じるんだ。」といっている
ようなネタである。
最近ではCMでもやっている。ビックリだ。

くりぃむ上田がバーゲン・セール会場で怒涛の襲撃を仕掛ける
オバちゃんたちを観て「お前ら、やまびこ打線か!」と表現した
という。
わたしは例えばマージャンであっさり降りてしまうようなひとに
対して、「広商野球より手堅いよ!」というツッコミを使ってみたい。
分かりにくいのは承知のうえ。伝わったときの感動を考えれば。

「HEI! HEI! HEI!」でゲストとのトークが
グダグダになりかけたとき、松本がいったひとことである。
「ガキの使い…」がダウンタウンの“消化番組”になりつつ
あるなか、わりとここでのトークは評価している。
音楽アーティストという“異業種”のにんげんを相手に
しているのが芸人同士の約束事を絡んだやりとりとちがって
トークをおもしろくしているのにつながっているのだと思う。

ただし、ここ最近観ていない。音楽を聴かされるのに耐えられ
ないのだ。

これはいまから15年くらい前に世に出た、
ダウンタウン若かりしころの実験的(?)ビデオ。
といってもいっぽうでダウンタウンの定番漫才
クイズネタや誘拐ネタを盛り込んで、その部分は
そのままお笑いの教科書になるような内容である。
そしていっぽうで「犬マン」という実験的な
コントを制作している。これはイヌを正義の
ヒーローに見たたて、悪を倒すという説明だけ
ではいまいちおもしろさが伝わらないコント。
この世界観がたまらなくおもしろい。

漫才の“教科書”といまだに“前衛”と呼べる
コント。この2つが観れるこのビデオは貴重です。

ちなみにわたしは持ってます。

いまから3年ほど前になるだろうか? 太田光の妻率いる
タイタンのライブで彼らをはじめて観た。
とにかくネタが大ウケで、爆笑の次くらいにウケていた。
これには本人たちもビックリしていた。
タイタンの好きなお笑いファンはちょっと違うのかも
しれない。
いまではM-1決勝にまで進み、ネタ番組にもちょくちょく
顔を出すようになった。でも、あのときのネタを超える
作品は観たことがない。

東京ダイナマイト

やたらシャドー・ボクシングを見せたがるタケタリーノ山口。
ある意味お笑いの常識を覆したショートコントで押しまくる。
男らしさとおもしろさは両立するのか!?

瞬間メタル

なんか最近プロレスラーのものまねがやっと世間に認知され
たような気がする。猪木や馬場だけの時代は完全に過去の
ものとなった。
わたしが思うに、世間のひとたちは芸人のマネが単純に似て
いるからウケているのではないと思う。
その格闘技バカぶりがほほえましくて好感をもってくれてる
のだと思うのだ。
長州、高田くらいはともかく、武藤、三沢、馳なんて女性なんか
とくに分かるわけがない。要は彼らの思い入れっぷりがそれを
許してしまうのだと思う。

芸人のプロレスものまねは意外と歴史は古い。「ひょうきん
プロレス」で正規軍対維新軍とかやってたなぁ。

ダメだ、パッションにハマってしまった。
同じパターンしかないのに、観るたびに笑ってしまう。
こういうのを「ツボにはまる」というのだろうか?

パッション屋良

ん~! ん~! ん~! ん~! ん~~~!

「いまどきの若手は芸がない」

年配の芸人がよくいうことがある。
『芸』とはじつにあいまいで、しかし重みのある言葉である。

『芸』とはなんであろうか?

いちばん分かりやすいのが落語といろものを比較すると
よいのではないだろうか。
古典落語は基本的にだれがやっても内容はおなじである。
なのに名人といわれる落語家の噺は魅力がある。
そのちがいは抽象的な表現だが『臨場感』だと思う。
端的にいうと『演技力』の問題ではないだろうか?
逆にいうと、いまの芸人は言葉のチョイスだけで笑わす
ことができているということになる。
いまの芸人で『芸』を感じるのはドランクドラゴンの塚地
くらいか。
いや、『芸』はもっと奥深いもののような気がする。
『芸』についてはまたあらためて書きたいと思う。

え~、浜田・淳はないだろ~。
個人的には「スジャータ」の松本・三村がよかった。
今年はくりぃむしちゅーがいないが残念だったな。
あと司会におぎやはぎという人選に一票。

それにしても3時間でネタづくりからネタ合わせは
無謀ですよ。大竹ならずともネタなめてんのかと
いいたくなります。その辺のことはよく分かります。

やっぱり松本は根っからのお笑いにんげんなんだな。
それがすごく伝わってきました。
たぶん真剣に悔しかったんじゃないかな。

猫ひろし、訳わかりません。なぜポーツマス???
師匠が東京ダイナマイトのハチミツ二郎だそうです。
彼からなにを学んだのでしょう?

猫ひろし

じつは彼らを観たのは初めてだったんです。
名前を聞いたことはあったのですが。
どことなく昭和の「漫才ブーム」の匂いがする
それでいて緻密に計算されているような
むかし懐かしい笑い、そんなこといったら失礼かな?

う~ん、よかったんじゃないですか。
いちばんおもしろかったコンビが優勝できたと
思います。
昨年は東京ダイナマイト、POISON GIRL BANDなどの
わたし好みの関東勢がいましたが、今回期待してたのは
南海キャンディーズくらいかなって感じでした。
最終決戦は事実上ブラックマヨネーズと笑い飯の
一騎打ちになりましたね。審査の割れたとおり、
2コンビの差はほとんどなかったと思います。
ブラックマヨネーズのオールドスタイルの漫才は
逆に新鮮でした。最近のお笑いの潮流はまず
“スタイル”で笑わすという傾向がありますが、
このひとたちは純粋にネタのおもしろさだけで勝負
していてしかもおもしろい。実力は相当なものだと
思います。
笑い飯も毎年ここまででてくるというのはすごいこと
だと思います。けっこうM-1に標準を当ててネタ
創ってる感じがするけど。
お笑いブームでネタ番組によくでてる芸人には不利
になったんじゃないかな。南キャンとか本来上位に
絡むべきところのはずなのに。
あと品川庄司はショックだったんじゃないかな。
とくに品川はプライドの塊みたいなにんげんだから。

なんにしてもこのイベントは続けてほしいものです。
素人もひょっとしたらテレビに出れる、サッカーの
「天皇杯」みたいなものですから。

あんまり売れすぎてむかしみたいにテレビで観ることに
ありがたみを感じなくなってしまいましたが、やっぱり
彼らはスゴいと思います。

第一にネタがおもしろい。いまいろんな芸人がいろんな
スタイルでネタをつくっていますが、みんなそれぞれ個性
が出ています。でもくりぃむしちゅーのネタというのは
“くりぃむしちゅーっぽさ”というのがないんです。
オーソドックスで“個性的”でないにもかかわらず、ネタ
自身のクォーリティーがとてつもなく高いため、感動して
しまうのです。
ともすればネタのパターンは一定化してしまうものですが
(いま売れている芸人の大半はそうです)、くりぃむには
それがない。ネタだけ観ても「これメチャクチャおもしろい
けど、だれのネタ?」という感じなのです。

第二にほかに代えの利かないキャラクター。これは有田も
上田もそうです。だれも二人のマネなどできません。有田
“演じる”無責任でダメにんげんなキャラ。上田の豊富な
ボキャブラリーから繰り出されるツッコミ。もちろんそれ
だけではありませんが、芸能界にだれひとりとしてカブる
芸人はいません。

第三に向上心を惜しまない姿勢。いまのバラエティー番組
出演が主体の状況からするとそうは感じられませんが、
彼らは少しブレイクしかけた2年ほど前、2ヶ月に1回の
ペースで計9回ライブをやっていました。しかもおなじネタは
1回だけ。キャパ200人ほどのホールでたったの2000円
というとても売れっ子芸人とは思えない条件でやっていたの
です。ほかにも“ダメだし”をもらうために明石家さんま
を飲みに誘ったり、他の芸人にジョイント・コントの話を
積極的にもちかけたり、いまの活動を観ていると意外かも
知れませんが、そういう一面もあるのです。

「鶴の間」の楽屋トークで鶴瓶に「ライブやれや。」と迫ら
れた有田は、いまは“若手お笑い芸人ブーム”だからやらない
といっていましたが、本心かはわかりません。
ですがいつか彼らはライブに帰ってくると信じています。

好きなお笑い芸人ランキング

う~ん、あくまでも“好きな”芸人ですからね。
“好きな”芸人と“実力のある”芸人はちがいますから。
“実力”だったら爆笑やくりぃむは確実に上位でしょうね。
ていうか爆笑やくりぃむのネタいちど観てください。感動しますよ。

というわけで、わたくしnissyが選んだ“好きな”芸人ランキング

1位:くりぃむしちゅー
2位:南海キャンディーズ
3位:おぎやはぎ
4位:さまぁ~ず
5位:爆笑問題
6位:浅草キッド
7位:アンジャッシュ
8位:インパルス
9位:フォークダンスDE成子坂(解散)
10位:田上よしえ

フリートークとかではなくネタを観てのランキングです。
くりぃむのネタ久しぶりに観たいなぁ…。

最近昭和のいる・こいる、大木こだま・ひびきの二組の
人気が高まっている。
観てみると確かにおもしろい。とくにのいる・こいる師匠は
いい味出している。「そんなもんだ、そんなもんだ。」、
「しょうがねえ、しょうがねえ。」というのを聞くと
なぜか癒された感じがする。この世知辛い世の中もそれで
乗り切れてしまうような気がする。深く考えたって、
悩んだってしょうがないと、そんな気にさせてくれる。
いまから1年ほど前のPC上のメモに「『大木こだま・ひびき』
味がある」と書いてあった。ひとつのギャグ(チッチキチ~)
に頼る関西的なところはひくが独特の空気感がおもしろい。

この二組に共通することは芸がすでに固定されているということ。
それが観ているひとに安心感を与えるのである。
なのでいまの若手芸人とおなじ土壌で評価することはできない。
しかし昨今のお笑いブームが生み出した、貴重な掘り出し物で
あることは確かである。

第1回優勝者・中川家
第2回優勝者・ますだおかだ
第3回優勝者・フットボールアワー
第4回優勝者・アンタッチャブル

どうでしょう? 少なくとも東京で“勝ち組”と呼べるのは
アンタッチャブルくらいじゃないでしょうか?
そしてアンタッチャブルはその前の年に事実上の準優勝。
それから一気にブレイクし、翌年優勝。テレビの仕事も
順調に増えていっています。
そして昨年事実上の準優勝・南海キャンディーズはいまや
飛ぶ鳥も落とす勢いで「笑っていいとも」の準レギュラー
にまでなりました。
そのいっぽうで1、2、3回の優勝者は少なくとも東京では
苦戦しています。テレビ番組はネタ番組だけではありません。
バラエティー番組ではその場その場で臨機応変なリアクション
やトークが求められているのです。くりぃむしちゅー・有田
曰く、「存在自体が愛されることが大切だ」。要はそういう
ことじゃないでしょうか? 爆笑問題・太田もくりぃむしちゅー
・有田もむかしは腫れ物にも触るように扱われた芸人です。
それがいまのようにふっ切れたキャラクターになったことで
みんなに愛されるようになったのではないでしょうか。
3組とも実力は誰もが認めます。でもみんなが求めているのは
絶妙のボケ自体ではなく、それを言い放ったあとのユルい
空気なのです。そういう雰囲気を出すにはやはり「存在自体が
愛される」以外ないのです。

まさかこんなにメジャーになるとはだれが予想したであろうか?
仮に“一発屋”だとしても“歴史に残る一発屋”になるであろう。
基本的には標準語を話しているが、吉本新喜劇でも活躍している
とおり、芸風はコテコテの関西フゥ~(風)である。
6年前にヒットしたリッキー・マーティンの曲、「フォ~(フゥ~?)!」、
「セイ、セイ、セイ。」、「バッチコ~イ!」など基本的には同じ
パターンしか持っていない。この点はおなじく旬になりつつある
南海キャンディーズと異なる(もっとも山里は千葉出身だが)。
しかしいまやHGは全国区の人気者(?)、赤星がマネしたり、
某独立行政法人のCMに出演したり、完全に全国に認知されてしまった。
HGの存在が日本人の寛容さを知らしめてくれた気がする。
(あれでイスラム圏あたりへ行ったら100%連行されるだろう。)

ど~も~、ハードゲイで~す

わたしがお笑いに目覚めるきっかけとなった番組です。
毎週土曜の昼にやっていて、当時はまだ土曜も半日学校が
あったので、速攻帰って観ていました。
簡単にいうと、いまの「爆笑オンエアバトル」にわりと近い
番組でした。でも出演者の個性でいったら断然「お笑い
スタ誕」のほうが強かった印象が残ってます。
ここからとんねるず、ウッチャンナンチャンなどのメジャー
どころも巣立っていったのですが、わたしはむしろその後の
消息のわからないような芸人さんのほうが印象に残ってます。
ちなみにくりぃむしちゅーの2人はお互いお笑い好きとは
聞いていたが、どうせ「ひょうきん族」や「全員集合」あたり
にハマってたんだろうとみくびっていたら、2人とも
「お笑いスタ誕」が好きだったということで、一気に親密度が
高くなったそうです。

個人的に好きだったのは「キモサベ社中」と「牧田博」
でした(超マニアック! だれも知らないかも…)。

浅草キッド

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はっきりいって女性受けは皆無に近い芸人だろう。
そのあたりは本人たちも確信犯だと思う。
しかし漫才の旨さ、ネタのおもしろさでいったら
爆笑問題と双璧だと思う。
ただ、たけし絡みのドロくさい上下関係のなかで
活動しているので、ときどき嫌な部分も見え隠れ
する。そしてそういうマイナスな部分をテレビ局
も嫌う。だから実力があってもテレビでの露出が
少ない。もっとも本人たちは承知の上だと思うが。

浅草キッドのネット寄席「キッドリターン

浅草キッド

だれもいわないのでわたしはあえていう。
浅草キッドはかっこいい!

どうしてだ? どうしてやめてしまったのだ?
そしてなんであんな終わらせかたにしたのだ?

まだ番組名が「ロバートホール」だったとき、「四MEN楚歌」で
くりぃむしちゅーとおぎやはぎがコントで共演してたのを観て鳥肌
が立った。以前くりぃむのライブにおぎやはぎがゲストで出演して、
「4人でコントやりたいねぇ~。」なんて話していたが、まさか
実現するとは思ってもみなかった。番組も最初のころは出演者の
バランスも取れていて、それぞれ持ち味をだしていたように今から
考えれば思えた。途中さまぁ~ずが加わりバランス路線に変化が
現れた感があるがやはりおもしろかった。しかしいったいさまぁ~ずの
加入、脱退はなんだったのだろう?
その後「リチャードホール」と名前を代えアンタッチャブルが加わると
アンタッチャブルへの比重の高さが目立ってきて、中川家、森三中
などにはほとんどスポットが当たらなくなる。
このあたりがなにか「大人の事情」に関係があるのかなという気がする。
それでも出演者のコントへの熱意は尋常じゃなく伝わってきていて
近年稀に見る貴重なコント番組だった。

「惜しいコント番組を亡くしました…。」

10月というのになんですかこの暑さは。
冷房使ってしまいましたよ。

そのむかし80年代に「マンザイブーム」というのが
あったのですが、ブームが去ったあと「たけし軍団」
とか「何人トリオ」とかバックにたけしさんとかさんま
さんのような力を持ったひとがいるから出れるような
タレントがテレビに蔓延していた時期がありました。
「お笑いスター誕生」で“お笑い”の素晴らしさを知り
つねに最新のお笑いを求めていたわたしにとってこの
時期は“冬の時代”でした。
そんなとき彗星のように現れたのが「とんねるず」でした。
それまでは“勝負ごと”で芸人がアイドルタレントに
勝つようなことはタブーとされていました。
ところがとんねるず(特に石橋)は勝つどころか反則まで
犯してアイドルに勝とうとしていたのです。
もともととんねるずは「お笑いスタ誕」上がりなので
観たことはあるはずなのですが、とにかくそのセオリー
破りがわたしにとってはこの上なく新鮮だったのです。
それからとんねるずが“若者のカリスマ”になるまで
そう時間はかかりませんでした。わたしは夢中になって
彼らの出演番組を観たり聴いたりしました。
そのなかに文化放送でやっていた「二酸化マンガンクラブ」
というのがありました。要はリスナーのハガキを読む
番組なのですが、ハガキが読まれると本物の二酸化マンガン
が送られてくるという変わった番組でした。
そしてじつはその二酸化マンガン、わたしも持っている
のです。ハガキが読まれたところを放送された覚えは
ないのですが、オフレコで読まれたのかもしれませんね。
いまでも宝物です。

二酸化マンガン

なかに本物の二酸化マンガンがはいっています。

板尾創路

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彼を初めてみたのは「ダウンタウンのごっつええ感じ」だった。
あまり前へ出たがらない芸風なのでなかなか気づかなかったが、
ものすごいポテンシャルを感じる芸人だった。
そのうち「板尾係長」、「シンガーソングライター板尾」など
彼の特性を十分に生かせるコーナーができて、板尾の才能は
見事に開花した。

ところがちょっとした警察沙汰を起こしてしまい(個人的には
そんなに咎められるべきではないようなことだと思うが)。
一時ブラウン管から(この表現もう古いな)消えてしまう。

復帰してきた彼に与えられた場所はもうなかった。
「ごっつ…」も終わってしまい、テレビの世界で彼の才能を
発揮できる場は一時期ほぼ皆無となってしまった。

しかし、やはり板尾の才能をこのまま放っておくほどこの業界は
バカではない。映画、舞台などを中心に活躍の場を移し、徐々に
評価を得ていった。

だが、彼の本業はやはり「お笑い」、タレントの持ち味を生かす
企画には定評のあるテレビ朝日の深夜番組「虎の門」の「しりとり
竜王戦」でその才能をいかんなく発揮。板尾創路の健在ぶりを
に示すことになった。

最近はテレビでも彼の姿をよく観かけるようになった。深夜番組の
ゲスト出演などが中心だが、あいかわらず「シュール」なボケを放ち
持ち味を発揮している。ある意味芸能界においていまの位置取りの
ほうが長持ちするのではないだろうか。あのふかわりょう、出川哲郎
でさえ、しぶとくあの位置をキープしている。板尾のキャラ的にも
いまの位置がいいのかもしれない。

板尾創路

やはり人間年齢を重ねると人間的に丸くなってきます。
それは芸人もしかりです。
人間的に、そして芸人としても丸くなったことがよい
ほうに影響した代表的な芸人は、爆笑問題・太田、
くりぃむしちゅー・有田、元U-turn・土田では
ないでしょうか。

太田はもう15年以上前から観てますが、まさかあんなに
イジられやすいキャラを演じる(?)ことができるように
なるなんて考えもしませんでした。
当時から漫才のネタはバツグンでしたが、とにかく太田が
毎回ネタを飛ばすので、田中がそれをうまくフォローして
なんとかやりくりしているような感じでした。
数年前のタイタンライブでひさびさに彼らを観ましたが、
ネタのレベルも上がっていたし、コンビネーションも完璧
だし、当たり前ですが見違えるように成長していました。
ボキャブラ時代を経て、テレビでの活動が肥やしになった
んでしょうね。
いまの太田はテレビでも安心して観てられます。わざと
スキだらけのキャラを演じ、ツッコまれやすくしてます。
むかしだったら太田に若手(インパルス・堤下あたり)が
ツッコむなんて想像つかなかったですもん。

有田も変わりましたね。これは有田自身も言っている事実です。
むかしから海砂利水魚はネタはバツグンだが番組でカラミづらい
という雰囲気がありました。それがあるとき(やはり改名の
ころでしょうか)を境に有田がダメキャラを演じるように
なったんです。それからは上田もツッコみやすくなるし、
周りもカラミやすくなるし、いいことずくめになったんです。
そこからですね、くりぃむの快進撃が始まったのは。

土田はいつごろから変わったのかちょっとわからないのですが
ライブなどで観てたころ(10年くらい前)はとにかくトンガ
ってた感じがします。周りは彼にかかわらないようにしてた
ような気さえします。ピンになったり、家庭を持ったりしたのが
変化につながっていったのでしょうか。

有田がいっていました。「存在自体が愛されることが大切だ」と。
もちろんネタがおもしろいというのは大前提で(爆笑もくりぃむも
本来はネタで実力を発揮する芸人だと思っています)そのうえで
人間としての“深み”がなければ、この世界で“てっぺん”は
張れないのです。
あとはバラエティーの活躍もいいのですが、やっぱりネタが
観たいですね。とくにくりぃむのライブは感涙すらしますから。

田上よしえ

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けっこう以前から出てる人力舎所属の女性芸人なの
ですが、テレビでの露出度はイマイチです。
わたしは個人的に好きなので応援しているのですが、
なぜ民放は彼女を積極的に使わないのでしょう?
「昭和ネタ」が多いので、若者に支持されないという
判断なのでしょうか?
「オンバト」あたりでとどまっているような芸人では
ないと思うのですが…。

TANOWAVEROOM

田上よしえ

うちの実家の町で今度お笑いライブをやるそうです。
メンバーはヒロシ、パペットマペット、いつもここから
などそうそうたる顔ぶれ。
驚いたのが主催が町の教育委員会だということ。
聞くところによると、いろんなライブのなかでもお笑い
のときは問い合わせの数がけた違いに多いらしく、
チケットもすぐ売りきれてしまうとのこと。

ちなみにわたしの中学の同級生に現役のものまね芸人
(女性)がいます。

昨日「鶴の間」のゲストに野沢直子がでていた。
野沢直子と言えばタレントとして脂の乗り切った
時期に突然渡米し、なかば“伝説化”している
(元?)女芸人である。
本人曰く、子供3人、旦那も大学生で生活苦(!?)
をしのぐために日本に年1、2回出稼ぎに来ている
とのことだった。

わたしのなかで野沢直子は「最高の女芸人」として
君臨している。彼女を超える女芸人はいまだ現れて
いない(と思う)。
生きざまもカッコいい。結局コメディアンとして
アメリカで活躍する夢はかなわなそうだが、日本で
得た地位と名声をすべて投げ打って海を渡ったその
勇気だけでも賞賛に値する。
それほど野沢直子は当時日本で評価されていたの
である。
そんなことを考えながら「鶴の間」を観ていたら
自分の青春時代を想い出してしまった。

わたしは「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」で
ジャイアント馬場が天然ボケをカマしたときの、
「もう~、ジャイアントったら。」という野沢の
ツッコミが忘れられない。

「戦後のドタバタ フゥ~ 」

わたしは「バク天」を観てなかったのでこんなのがゴールデンに
出てるなんて最近まで知らなかった。
テレビ局への抗議電話がハンパじゃないらしい。
本来コンビ芸人らしいのだがHG(ハードゲイ)キャラが定着して
しまい、もっぱらピンの仕事ばかりになっているようだ。
そもそもほんとうに住谷がHGかどうかはじつはわからない。
なんでも住谷が例の腰をグラインドさせる踊りをしたときに
ケンドーコバヤシが「お前はハードゲイか!」ってツッコんだのが
HGキャラのきっかけだという。

いったいどこまでHG旋風は吹き荒れるのだろう?

戦後のドタバタ フゥ~

今日の話題はお笑い好きの方でないとキツいかも
しれませんね。
でもあえて取り上げてみます。
最近気になった芸人です。
といっても最近はライブ行ってないのでテレビで
発見した芸人です。

パッション屋良(マセキ芸能社)

「ハーイ、ハハーイ、エビバデパッション!」
なんででしょうねぇ? 沖縄のひとだからでしょうか?
ホーム・チームの与座さんとおなじニオイを持っていて
ニクめないんです(事務所もおなじだし、ふたりに
繋がりはあるのでしょうか?)。
マイケルは受け付けないんですが、彼にはなぜか
惹きつけられます。
これ以上メジャーにはならないことは間違いないと
思うのですが、コアなファンを掴んで頑張って
もらいたいです。

サンドウィッチマン(フラットファイヴ)

逆に(パッションさん失礼!)バリバリの実力派
コンビです。ふたりともコワモテなので女性などは
それだけで引いてしまうかもしれませんが、ネタは
1級品です。
こういうひとをテレビに使うということはやっぱり
みてるひとはみてるんだなと感じます。
男のわたしから観てもカッコイイです。

どうやら東京ダイナマイトと深い交流があるみたいで
深く納得。
これからも硬派な笑いを届けてください。

パッション屋良サンドウィッチマン

くりぃむしちゅーが深夜にやっているいわゆる
“冠番組”です。
この番組のコンセプトがくりぃむしちゅーに
ぴったり合致している感じで、すごくいいムードを
醸し出しています。

企画内容もこの番組独自のスタンスが感じられて
よいです。例えば1番ではなく2番をとることを
争う「ナンバー2選手権」、どれだけ長渕剛の歌を
聞き続けられるかを争う「長渕王選手権」。
この番組の作家さんは相当優秀な方じゃないかと
思います。

またこの番組でしかなかなか観られないような
タレント(ゆうたろう、岡本夏生など)を生かす
テクニックも素晴らしいです。

でもなんといっても大木アナがいちばん輝いてる
番組だってのが大きいですね。大木ちゃんファン
としては。

くりぃむナントカ

江田産業とは

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今日はこのブログのドメイン「eda3gyo.com」ってなに?っていう
疑問をお持ちのかたにむけてご説明します。
これはカタカナにすると「エダサンギョウ・ドット・コム」になります。
「エダサンギョウ」は「江田産業」と書きます。
オリジナルは「仁義なき戦い」にでてくるヤクザの組名です。
そこから拝借して、我々のお笑いユニットの名前として
使わせていただきました。
お笑いユニットの活動の始まりは平成6年にさかのぼります。
初めて就職した職場の懇親会で、新人はなんかしゃべれという
ふうに言われて、トークは苦手だが、漫才ならできると言って
しまったのが始まりでした。
職場の先輩を相方にして数回程度のネタ合わせで本番を迎えました。
いまから観れば、超グダグダな漫才でしたが、会場はまあまあ
受けてました。
そのあとはその先輩のほうがのる気になってしまい、懇親会の
舞台は3回くらい続きました。
そしてその先輩の異動とともに「江田産業」はしばらく活動休止して
いました。

そして平成12年6月、わたしが退職することとなり、けじめ
として「ラスト・ライブ」をしたいと思いました。
舞台は退職日の2日前です。
このときはよく練習しました。
わたしのピンネタ、漫才、3人によるコントをやりましたが
お客さん(職員+わたしの個人的な友達)の評判は上々でした。
とくに漫才はよかったようです。
これでこの職場に思い残すことなく退職できました。

しかしわたしのお笑いに対する情熱は消えていませんでした。
2002年度の「M-1グランプリ」に出場したのです。
結果はわたしが舞台に上がったとたん頭がまっ白になり、
なんのセリフも言えず、相方の「いいかげんにしろ」で
無理矢理舞台からはけてしまいました。
相方にはそれで愛想をつかされてしまいました。

それでもあきらめず、今度は新しい相方とお笑いのインディーズ
団体のライブに出ました。
一発目のネタは途中相方がセリフを見失いましたが、アンケートの
評価はよかったです。ほかの芸人さんにも褒められました。
しかし2回目の舞台では明らかにスベりました。
相方にも本業の忙しさを理由にもうお笑いはできないと言われて
しまいました。

それ以後お笑いの活動はしていません。
しかし、お笑いを完全にあきらめたわけではありません。
もし同じような気持ちを持っている人がいれば
いっしょにやってみませんか?

以前「きらきらアフロ」の項で鶴瓶はスゴいと言いましたが
それは笑いのセンスについてももちろんですが、53歳にして
常に笑いについて“攻め”の姿勢でいることもスゴいのです。

「きらきらアフロ」は40分番組。実質放送時間は30分
くらいでしょう。この時間をフリートークのみで笑わせる
難しさを想像してください。ものすごくたいへんなことだと
いうことが想像つくでしょう。当然放送用に編集しますから
実際のトークの時間はもっと長いです。もちろん松嶋という
“天才”がいなければ成り立たないでしょうけど、そもそも
松嶋の才能を発掘したのも鶴瓶なんです。

さらに日本テレビ系列で放映している「鶴の間」。これは
毎週事前に誰が相方かを鶴瓶に告げずスタジオで即興漫才
をするという番組。間違いなく「きらきら…」よりハード
でしょう。いくら相方も芸人といってもほとんど絡んだこと
のないという芸人もいるだろうし、こんなこと毎週できるの
が不思議です。

まだあります。中京地区ローカルでやっている「スジナシ」。
俳優・女優をゲストに迎えて、台本なしの即興ドラマを創る
というとんでもない番組。これはさすがに月イチですが、俳優
もこなす鶴瓶ならでは(というか落語家はたぶんみんな芝居
うまいと思う)の才能の発揮のしかただと思います。

いかがですか? スゴいと思いません? ふつうの50歳台
の芸人はもっと楽に稼ごうとします。ほかにもレギュラーは
たくさんあるし、こんなに“攻めて”るベテラン芸人がいますか?

ちなみに鶴瓶は「チ○コ出し」事件を過去2回起こしています。
そういう意味でも“攻めて”るんです。

しかもプライベートでも鶴瓶はあのままなのです。友人の職場
の同僚の女性が深夜に都内でタクシー待ちしていたとき、あと
から鶴瓶があらわれ、「なにしてまんねんこんな夜中に、女の子
があかんがな。」と話しかけられ、タクシーを待つ間約30分
世間話につきあってくれたそうです。鶴瓶が相手をしてくれた
んですよ、素人の世間話の。NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」
そのままのひとなんです。あれはテレビ用ではないのです。

NHKでほのぼの笑いを届けるいっぽうでチ○コもだす。
こんな50歳台の芸人ほかにいません。

鶴瓶師匠

ダウンタウン

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大学生のころ、ダウンタウン・松本は“神様”でした。
「ごっつええ感じ」、「ガキの使いやあらへんで!!」は
わたしにとって“バイブル”のようなものでした。
とくに「ガキ使」は3年間ぐらい毎週欠かさずビデオに
撮り続け、次の週の放送まで何度も“復習”しました。

わたしはこれでフリー・トークの勉強をしていました。
実際には当時はバイトに明け暮れていて、ひとと話す機会
といえば、うちのアパートでの「ガキ使」鑑賞会のとき
ぐらいだったと思います。バイトは月~金or土なので
鑑賞会は必然的に日曜が多かったですね。

当時はあんなに勉強してたのに、芸人になろうという気には
ならなかったんです。あまりにもひとと接するのが苦手だった
のと、先日お話した「チ○コの会」の存在が大きかったんです。
中途半端なことはできない。彼らぐらい面白いことをやらねば…。
という思いがあったので、普通の漫才やコントを超えた“何か”
をやってみたいという思いがあったのです。
実際「チ○コの会」とは高校の卒業式の件(日を改めて書きます)
と「チ○コの会」副会長との“文通”で深い絆が生まれつつあった
ので、彼らが女子大の学園祭でパフォーマンスをやるという話の
打ち合わせメンバーとして呼ばれたのでした。
当時は携帯もないので、待ち合わせがうまく行かず参加することは
できませんでしたが、行っていたら何かが変わっていたかもしれません。
大学全体を見渡しても「チ○コの会」よりすぐれたパフォーマンスを
する団体の存在など考えられなかったですからね。
でも「チ○コの会」のビデオを観て感動したという友人の友人が
いたくらいですから、「チ○コの会」は単なるローカルなヒーローでは
なく、「普遍的なメッセージ」を持っていたということだと思います。

話がだいぶそれましたが、いまの「ガキ使」はスタッフが前に出すぎて
腹が立ってしょうがありません。たぶんダウンタウンの2人の
フリー・トークに対するモチベーションが下がってしまったので
スタッフに頼った企画を多くして、フリー・トークの時間を
少なくしようとしてるんじゃなしでしょうか。
明らかに10数年前のトークのほうが面白かったです。
「きらきらアフロ」を見習ってもらいたいものです。
いまでは「ガキ使」鑑賞はわたしの一週間のスケジュールに入ってません。

でもたまに観る「HEY!HEY!HEY!」で観せるトークはさすが
だと思います。私感ですが、松本は浜田のツッコミに飽きてるん
じゃないかと思うんです。浜田にはくりぃむ上田のようなある種
ハングリーなツッコミ哲学みたいなものが感じられませんもの。

関西じゃ通用するかもしれねえけど、関東じゃ通用しねえぞ! 浜田!

二子山親方が亡くなりました。
ホントに不謹慎ですけど、バナナマンには追い風になるかも
知れないですね。
だって何度も子供のころの若貴の映像が流れてるじゃないですか。
いままでピンとこなかったひとも、「ああ、これかぁ。」と思うでしょう。
バナナマン、一気にメジャーへ浮上か?

屁こき男

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今から20年近く前、「オールナイトフジ」という番組のなかで
「とんねるずのゴングショー」というコーナーがあった。
これは一般の素人が、自分の変わった特技をテレビカメラの
前で披露するというものだった。
ある時、そのコーナーに「俺は自由自在におならができる」という
素人があらわれた。意気揚々と画面にあらわれた彼だが、
おならの方はいっこうにでない。ついには後回しにされ、
次の出演者に画面は切り替わった。
そして最後の出演者の出番が終わったとき、スタジオの隅で
ウンコ座りをしながらイモをほおばる彼の姿が映し出された。
結局、彼は最後までおならをすることができなかったのである。

彼は今どうしているのだろうか?

長州小力

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彼のブレイク(?)を誰が予想したでしょうか?

彼を観たのは「R-1ぐらんぷり」が初めてなのですが、
長州をやる芸人はもうすでにたくさんいるので
もう新鮮味はないと思ったんですけど、このひとは
あくまでも『長州』に徹してる(というかそれしかない)
ところがほかと違うところでしょうか。

しかしなぜ芸人には格闘技ファンが多いのでしょう?

長州小力

M-1史上最大の衝撃でした!
見た目のインパクトからしずちゃんに目が行きがちですが、
山里の斬新なツッコミはきっと漫才界の歴史に名を残すでしょう。
なにを隠そうこのブログのタイトル「中盤でトリッキーなこと
するなよぉ」は山里のツッコミから勝手に拝借させていただいた
ものなのです。

学生時代、ダウンタウンがまだテレビでネタをやっていた頃、
ダウンタウンの漫才にはまだ欠けているものがあると思っていました。
関西人のひとは感じなかったであろう関東人の感じる違和感とでも
言いましょうか。
それは浜田のストレートすぎるツッコミです。
松本の繰り出すボケは関東とか関西とかいう地域を越えて迫ってくる
ものでしたが、浜田のツッコミは関西の枠から出ていないと感じました。

やがてコント中心にやっていた爆笑問題が漫才主体に切り替え、
次第に評価を得ていきましたが、正直田中のツッコミは弱い、
こころに迫ってこないと感じていました。

その間わたしはずっとツッコミの可能性を模索していました。

「もっと違う方法があるはずだ。」

そんなとき現れたのが海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)だったのです。
上田晋也のツッコミは、わたしに答えを与えてくれたのです。
しかし、上田のツッコミは高度すぎて、あのレベルのツッコミを
ネタに盛り込むことは不可能に近かったのです。
そこでだいぶ後ですが現れたのがおぎやはぎでした。
矢作のツッコミスタイルはなんとなく自分と波長が合うような気がしました。
実際、自分の創るネタのツッコミは矢作チックな気がします。
その意味でおぎやはぎは自分のネタの方向があながち間違っていない
ということを示してくれたんじゃないかと思います。

そして去年のM-1に現れた南海キャンディーズ。
大阪吉本なのに関西の匂いのしない山里(千葉出身)のツッコミ。
一発でわたしのこころをつかみました。

「こんな手があったのか!」

お笑いは絶えず進化しています。お笑いほど諸行無常の響きが
あるものはありません。
レッド・ツェッペリンの曲はいま聴いても楽しめるけど、
B&Bの漫才を素直にいま楽しめるでしょうか?
芸人のネタ披露は投手の肩とおなじで消耗品なのです。
テレビ局は芸人を使い捨てるつもりで使っているとしか考えられません
(一部の番組を除いて)。
だからいまの過剰な各局のネタ披露番組への出演を芸人の所属事務所が
コントロールしてもらいたいんです。

本題からだいぶはずれましたが、とにかく南キャンにはネタの
クォーリティーを保ちつつ、頑張ってもらいたいです。

南海キャンディーズ

わたしが毎週必ず観るテレビ番組のひとつです。
笑福亭鶴瓶とオセロの松嶋尚美のフリートークを
流すだけの番組です。

この番組を観るとつくづく鶴瓶ってスゴいなぁと思います。
相手の松嶋は20歳近く年が違うし、観客の方たちは
もっと若いわけですから、なかなか惹きつけるトークを
するのは難しいはずなんです。
でも鶴瓶は松嶋のよいところをトークを通じてどんどん引き出し、
ときにはお客さんもイジってまったく飽きさせません。
この番組では相手が“天然”でおなじみ松嶋なので
鶴瓶がトークをコントロールする役に回っていますが、
他の番組などを観ると、ほかにトークをコントロールできる
ひとがいる場合は逆にボケ役に回ったりして、その辺の
切り替えがスゴくうまいと思います。

松嶋の“天然”ぶりはスゴいです。太陽と月は同じもの
だと思ってたとか、赤ちゃんは肛門から生まれると思ってた
とか、あげるとキリがありません。でも本人曰く、
けっこういい大学出てるんだそうです(大阪樟蔭女子大学)。

鶴瓶も松嶋に難しい話をしてもムダなことは分かっているので、
そんなに難しい話は出てきません。
観ている我々も気軽な気持ちで観ることができます。
観終わったあとには何にも残らない、
そんな気楽な番組です。

きらきらアフロ

いままでブログを観られた方々で「あれ?」っと思ってるひともいるでしょう。
そうです。まだ「お笑い」のことについて語ってないのです。
ということで、今回のテーマはお笑いについてです。

かつて日本テレビ系列で「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」という番組がありました。
クイズとは名ばかりで芸人に理不尽な罰ゲームを課し、そのリアクションを楽しむという番組でした。
ダチョウ倶楽部、出川哲郎など後のバラエティー番組には欠かせない『リアクション芸人』が誕生したのもこの番組からです。
良識派を気取るひとたちにとっては「低俗も甚だしい」番組なのですが、わたしはこの番組が大好きでした。
大の大人たちが、笑いを取るためだけに精一杯体を張る姿に、毎回感動させられました。
名場面は数多くあるのですが、それはググれば(検索すれば)数多くの資料(いやもはや“史料”といったほうがいいでしょうか)が紹介されていると思うので、ここではわたしがこの番組でいちばん印象に残っているシーンをご紹介しましょう。

それはいちおう「決勝戦」と銘打たれたクイズでの井出らっきょの雄姿です。
空中ブランコを成功させたものにクイズの解答権が与えられるというものでしたが、井出は苦難の末、空中ブランコを成功させました。
問題は「『人民の、人民による、人民のための政治』と言ったのは誰か?」でしたが、そのとき自信に満ち満ちた表情で「キン・ダイチュウ」と答える井出の姿は、笑いの魅力にとりつかれた者の美しさに満ちあふれていました。

思えば先日亡くなられたポール牧師匠もこの番組での活躍をきっかけにその芸人としての資質の素晴らしさが改めて評価されたのでした。

ポール牧師匠のご冥福をお祈りすると同時に、この番組の復活を切に願います。

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