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『毒蝮三太夫のミュージックプレゼント』はTBSラジオで1969年から
放送されている長寿番組である。
マムシ独特の"愛のある毒舌"が人気の秘密である。

「くたばり損ないのババア(ジジイ)」
「くたばる前に俺に逢いに来たのか?」
「うるせえなこのガキァ」「まぁ、しょうがないな。子供は泣くのが仕事っ
 てんだから...。」
「きったねえ店だね。ちゃんと客くんのか?」
「この店で買ったものを食べたら、保健所が大騒ぎになっちゃうからな。
 気を付けるんだよ」

などなど。ふつうだったら抗議殺到でこんな番組など潰れてしまう。

マムシがババアと言いはじめたきっかけは、自分の母が亡くなくなった
ばかりのときに、「憎らしいくらい元気なババアがいる。」、「ババア、まだ
生きてやがって。オレのオフクロは死んじまったというのにこっちはなん
て元気なババアなんだ。」と発言したのが最初らしい。
当然、番組への抗議の電話が殺到。しかし、その当時メインパーソナリ
ティであった近石真介は毒蝮を全面的に擁護。近石は毒蝮と一緒に番
組を降板することまで覚悟していたらしい。
結局、番組スタッフ、スポンサーもこの路線を続行することにしぶしぶ賛
同した。
もしこのとき、近石のフォローがなかったら、スタッフやスポンサーが引い
ていたらこれほどの長寿番組にはならなかっただろう。

そんな毒蝮も72歳。自分が『ジジイ』と言われる年齢である。
しかし、どこへ中継に行ってもマムシの周りにはたくさんのひとが集まる。
どんなに毒を吐いても愛される、こんなタレントは毒蝮三太夫以外にいな
い。

わたしが中1のとき、クラスではやった言葉である。
原型は当時やっていたTBSラジオの『エド山口のまんてんワイド』で
23時ごろ流れたタイプライターのCMのなかで出てくる台詞であった。
当時はラジオの深夜放送を聴くのが流行りだしたころで、ラジオを聴
いているというだけで少し大人になった気分だった。
ただ、まだ自分には0時以降のラジオは未知の世界で(当然オール
ナイトニッポンも知らない)、いつもそのCMを聴くと寝る時間だった。
そのうちだんだんテレビでは聴けないラジオならではのおもしろさを知
って深夜放送にハマっていくのだが、おかげで授業中寝ることが多く
なった。
すると今度はカセットテープにとって聴くようになった。
通学途中でひとりで吹き出し笑いをしてドン引かせることがよくあった。

いまは『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』が聴きたいのだが、
なぜかいまの部屋ではニッポン放送が雑音だらけなのだ。
引越し先では大丈夫だといいが。

火曜のくりぃむしちゅーのオールナイトニッポンのゲストは
なんと大木ちゃん! 放送局の垣根を超えた出演(写真)
大木ちゃんはこころなしか緊張気味、もともと緊張しやすい
キャラだもんね。
でも、「くりぃむの二人のうち付き合うなら、また結婚するな
らどっち?」という質問には即答で「有田さん!」と答えて
いました。もちろん上田は激怒。「出てけ~!」と暴言。
大木ちゃんが上田を苦手とする(?)原因は上田の『たとえ
ツッコミ』が理解できないことが大きいようです。
たとえツッコミとは、たとえばバーゲン会場に殺到する主婦
たちを観て「おまえら、やまびこ打線か!」などと言うこと。
往年の池田高校のパワフル野球を知っている世代でないと
解りっこないですよね。大木ちゃんはくりぃむの10歳下だし。
くりぃむ世代のわたし的にはいちばん好きなたとえツッコミ
なんですが。
やはり大木ちゃんは狙ってウケを獲るタイプではないので
(アナウンサーだから当たり前ですが)多くのことを聴けた
わけではないですが、いつもの放送が放送だけに(男臭い)
いつもとはかなり違うトーンの放送でした。
そういう日もあっていいよね。

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