ラグビーの最近のブログ記事

最近の国際試合では延長戦やPG合戦で決着をつけるような流れになっ
ているようです。
これはわたしもむかしから言っていたのですが、ラグビーもつまらないジ
ェントルマンシップに縛られないでサッカーみたいに合理的な方法をどん
どん取り入れたほうがいいと思うのです。
サッカーのPK合戦でさえ負けたチームが"不運"と言われるのに、くじ引
きでトーナメントの勝ち上がりを決めてしまうことがいまだにおこなわれて
いるのは納得できません。
国内の試合でも即刻導入すべきです。もちろん高校ラグビーでも。

もう『ノーサイド』なんて時代じゃないのです。

やはり実力は深高が一枚上だった。
浦和のFWは健闘していたが、BKのハンドリングミスが目立った。
深谷はあまりBKに展開することはせず、自陣ではノータッチキック、
敵陣ではモールでじりじり前進する策をとった。
守りの堅い浦和FW陣も辛抱強く耐えていたが、やはり巧みな深谷
のドライビングモールの前には後退するしかなかった。
試合内容は点差以上に深谷が押していたように見えた。
おそらく浦高の勝つチャンスはほとんどなかっただろう。

浦高は埼玉県内の公立のなかでNO.1の進学校。残っていた3年
生のなかにはリザーブの者もいた。たとえ試合に出れなくても、最後
までいっしょにこの仲間とラグビーをやっていたかったんだろうな。
こんな経験はめったにできない。君たちは恵まれているんだ。なかな
か頭の切り替えはできないかもしれないが、ゆっくり休んでから勉学
に励めばいい。

浪人? いいじゃないか。それも人生経験だ。

先日行われた高校ラグビー埼玉県予選準々決勝に早大本庄、浦和、
慶応志木、川越といった高校が登場してきた。
これらの高校はいずれも埼玉県内では"超難関校"と言われるような
学校なのである。
早大本庄は第1シードの熊谷工と3-3で引き分け、抽選で準決勝へ
進んだ。第4シードの浦和は第5シードの進修館を10-0と完封。
慶応志木は前半トライのラッシュを観せたが、後半自力に勝る正智深
谷に追い上げられ辛くも35-31で勝利。川越は終盤追い上げたが、
17-14で深谷に惜しくも敗れた。
4校のうち川越だけが敗退してしまったが、第2シード相手によくがん
ばった。慶応志木はボールを圧倒的に支配されながら、キックをうま
く使い、見事に正智深谷ディフェンスを攻略した。後半も完全に流れが
相手にいっているなか、逆転を許さずよく耐えた。

準決勝は早大本庄対浦和、慶応志木対深谷。熊谷工の攻撃をPG1
本に抑えた早大本庄のディフェンスを浦和は崩すことができるか? 慶
応志木は正智深谷戦で観せたような効率のよい攻めを観せられるか?
準決勝は8日行われる。はたして彼らはどんなプレーを観せるだろう
か?

それにしても附属校の2校はともかく、公立の浦和、川越の3年生は浪
人確実だな。

国際ラグビー機構がルール改正を検討しているらしい。
主な改正案は、

【モール、ラック】
・ラックで立っている選手は、地上にあるボールを手で扱ってよい
・ボールが出ない場合は、防御側のフリーキック
・防御側は、モールを引き倒してもよい

【スクラム】
・SHを除くバックスは、両チームともスクラムの最後尾から5メートル
 下がっていなければならない

【ラインアウト】
・自陣22メートル以内に自分たちで持ち込んだボールを直接タッチに
 けり出した場合、けった地点に戻されてラインアウトとなる
・ノットストレートの投入は、相手にフリーキック
・いずれのチーム側にもラインアウト構成人数に制限はない

【ペナルティー】
・オフサイドや危険なプレー以外の反則に対する罰則は原則として、ペナ
 ルティーキックでなく、フリーキックとする

最後の改正案ってペナルティーキックを蹴った側がマイボールラインアウ
トになるようにした意味が薄れるような?
まぁペナルティーキックが少なくなることで当然ペナルティーゴール狙い
も減るだろうし、その点は改善されるかな。

カンペイ

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インサイドセンターとアウトサイドセンターのあいだにフルバックを
ライン参加させる、いまではどのチームも当たり前のように使って
いるサインプレーですが、このプレーは早稲田大学が菅平の夏合
宿で考案し、『菅平』を音読みした『カンペイ』という名前を付けた
ことに由来するそうです。

話は変わりますが、わたしは高1のとき体育の授業でラグビーを
やっていました。
ポジションはいまで言うインサイドセンター、しかし当時はまだ左セ
ンター、右センターと左右固定なのが当たり前で、わたしたちのチ
ームのセンターが時代を先取っていたのは単にわたしが多くボー
ルを触りたかっただけなのです。正直BKを仕切っていたのは自分
だったので。
でもじつはそれがふつうだと思っていたんです。
結局わがチームは野球部中心の展開力のあるBK陣を生かすこと
なく、FW戦で劣勢を強いられ初戦で惨敗しました。

そのときわたしがカンペイのことを知っていれば、戦い方もちがった
ものになっていたかもしれません。そんなことないか。

わたしの知人で(たぶんここをご覧になっていると思うが)フッカーながら、
見事ドロップゴールを決めた方がいる。
わかりやすくいえば、プロ野球のピッチャーがホームランを打つようなもん
である。
名門のラグビー部だったせいか、あとで監督にこっぴどくしかられたらしい
が、そんな固いこと言わずにむしろナイスジャッジと褒めてあげられないも
のなんすかね。

ラグビーの用語に『マイボー』、『ヤンボー』というのがある。
『マイボー』は『my ball』つまり自軍がボールを支配していること。
『ヤンボー』は『your ball』、敵軍がボールを支配していること。
よく考えると、『マイボー』は『our ball』、『ヤンボー』は『their ball』のほう
が正しい気がするが、おそらく和製英語だろう。

わたしはわりとラグビーの強い大学に行っていたのだが、一般学生のラグ
ビー知識は散々であった。やはり“ラグビーの街”の高校で育ったことは特
別の知識をわたしに与えてくれたのだろう。

時間はすでにロスタイムに入っていた。
モールを組んでも押し込めない。サイドを突いても止められる。
バックスへ展開してもゲインラインを越えられない。
東福岡の守備への集中力はすさまじかった。
「あとワンプレー」レフリーの声が響く。
もう絶対プレーを止められない伏見工、懸命の攻撃が続く。
それを必死のディフェンスで食い止める東福岡。
そしてついにノーサイドの笛がなった。
第87回全国高校ラグビー大会は東福岡の初優勝で幕を閉じた。

両校の表彰式がおこなわれるなか、荒井由実の『ノーサイド』が
心地よく流れていた。

高校ラグビーでこういう事態は前代未聞なんじゃないでしょうか?
野上監督は大会実行委員会に意見書を出すともいっています。
自分としては試合を観ていないのでなんとも言えませんが、ラグ
ビーのレフリーは他のスポーツと比して絶対的な権限があります
から、レフリーが判断したことについては試合中は絶対服従なわ
けです。
そもそもラグビーのレフリーは役割が多すぎるきらいがあります。
ラグビーのレフリーが複雑なルールをひとりで判断することにそも
そも無理があるような気がします。
問題の試合のレフリーに意図的な判定の偏向があったかどうか
はわかりませんが、あとを引きそうな事態になりそうですね。

ちなみに大工大高のラグビーはあまり好きではありません。

あれはちょうど20年前、ニュージーランドが優勝したとき、
各国選手の卓越した技術にただただ驚嘆した。
しかし今日の決勝戦、残念ながら期待した驚愕のプレー
は観ることができなかった。
これは防御技術が大きく進歩したということなのだろうか?
試合は深いキックの応酬でFW戦でもバックスへの展開
でも大きなゲインのほとんどない展開になった。
イングランドはこのような戦い方をすることは予想されてい
た。
しかし南アまでも同じような戦い方をしていた。

ひとことで言って退屈な試合だった。

いま現在、“合理的な”ラグビーを極めるとこういうかたちに
なるのだろうか?
だとするとこのままではラグビーの将来は暗い。

ラグビー・ワールドカップ決勝は前回優勝のイングランドと
南アフリカの対戦と決まった。
両者は一次リーグで36-0と南アが圧勝している。
そのときはイングランドSOウィルキンソンは怪我で不出場
だったはずだ。
したがって一次リーグの結果は鵜呑みにはできない。
ロースコアーゲームになればがぜんウィルキンソンのキッ
クが重要になってくる。
イングランドは南アの攻撃にある程度耐えなければならな
い。

日本では日曜の朝、地上波で観ることができるようだ。
どうかいい試合になりますように。

ラグビー・ワールドカップへの注目がいまひとつだ。
理由のひとつに前回イングランドが退屈な内容で優勝して
しまったこともあるのではないかと思う。
前回大会イングランドはほとんどウィルキンソンのキックだ
けで大会を勝ち抜いてしまった。
いまのラグビーではトライが5点、その後のコンバージョン
キックが2点、ペナルティーキックとドロップキックが3点。
あたりまえのことだが、どんな手段でも相手より多く点をと
れば勝ちだ。
イングランドの得点はキックによるゴールが多くを占める。
これは今回大会も変わらない。しかし正直そんなラグビー
には魅力を感じない。
単なる懐古主義というわけではなく、エンターテイメントとし
て大きな欠点があるからだ。

正直いまのままではラグビーのさらなる世界への飛躍は望
めない。
ルール改正を含めて検討していく時期に来ているのではな
いだろうか。

世間的にはあまり盛り上がらないままラグビーのワールドカップ
がはじまった。
日本の初戦はオーストラリア、まちがいなく世界の5本の指に入
るチームである。
前半こそそこそこ戦えたが、後半はボロボロ。終わってみれば
91-3、ノートライというのが情けない。
日本は後半スタミナ切れする欠点が改善されていない。やはり
“世界の当たり”に80分間耐え続けるのは日本人の体格では厳
しいのだろうか?

前回のワールドカップはイングランドが最悪のかたちで優勝した。
あんなラグビーが優勝するのだけはやめてほしい。

中川家がネタで、

「3番! 3番こっち来て!」

とレフリーのマネをやったが、まったくウケなかったらしい。
『細かすぎて伝わらないものまね選手権』に出ては?

「プレーオン! プレーオン! そこ下がって!」

早稲田破れる

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しばらくは続くと思われた早稲田王朝の牙城は、意外に
もろくも崩れ去った。
FWの平均体重はほぼ互角。身長差がやや関東学院
有利かという程度だったが、早稲田はことごとくマイ
ボールラインアウトをキープできなかった。
それ以上にFWの局地戦を完全に関東学院に支配され
続け、しつこいサイド攻撃に早稲田FWは対処でき
なかった。これが最大の早稲田の敗因だろう。
関東学院はかつての明治を髣髴させるみごとなサイド
攻撃で突破口を開いた。両チームともバックスへの
展開の少ないややオールドスタイルなラグビーだった
が、関東学院の攻撃は早稲田の急所をピンポイントで
突いていた。戦略的な勝利であろう。

清宮・早稲田のラグビーの時代はひとまず終焉をむか
えた。興味はこの二強にからむ新たな勢力が現れるか
だが、わたしは法政に期待したい。法政のラグビーは
機動力をふんだんに生かした二校とはまったく異なる
スタイルのラグビー。FWは小粒だがボール奪取力も
あり観ていておもしろい。こういうチームこそ強くなって
ほしい。

全国高校ラグビー・決勝は優勝候補筆頭でここまで
順調に勝ち上がってきた東海大仰星と、バランスの
とれた戦力で着実に勝ち進んできた東福岡の対戦と
なった。
両チームとも平均体重が90キロを超すという重量
FW。約6キロのビハインドにもかかわらず、東福岡
のFWは前半よくやっていた。しかし後半に入ると
徐々に力の差が見えはじめ、FW戦で完全に不利に
転じる。
苦し紛れにバックスに展開するもインターセプトで
得点を許し万事休す。前半の15分あたりまでの
攻勢を取った時間帯に点が獲れていれば流れは変わって
いたかもしれない。

今回はこの試合を副音声で聴いていた。ゲストは
中川家と大会キャラクターの入船加澄実ちゃん。
加澄実ちゃんがタッチキックを観てひとこと。

なんでだれもいないところに蹴るんですか?

一同苦笑、しばしの沈黙の後「流れを切るためやね。」
と、だれかがやさしくフォローしてましたが、あのね、
蹴ったところに味方がいたらオフサイドになっちゃ
いますよ。
むかし大学選手権・決勝で国立競技場で観戦していたら、

キーパーは?

と、のたまわった早稲田応援の女性がいた。
一瞬殺意を覚えたが、笑ってコラえた。

ノーサイド

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ラグビーでは試合終了のことを『ノーサイド』という。
試合が終われば敵味方はなくなるということからだが、
ラグビーに限らず、ことはそんなに簡単に割り切れる
ものではない。
ラグビーのトーナメント戦で引き分けに終わった場合、
くじ引きによって次の試合への出場権が決まる。
『ノーサイド』という“たてまえ”上の概念がルール
改正を束縛しているように感じる。
サッカーでは早くから『PK戦』というしくみを導入
した。それによってほとんどのひとが勝敗に納得する
ようになった。
ラグビーも考える必要があるのではないだろうか?

関東学院大と対戦した大体大、早大と対戦した京産大、
ともに完敗で国立競技場をあとにした。
大体大はノートライ、京産大も55点を奪われるありさま
だった。
しかし関東勢の大学の選手も、出身高校は西日本中心
であるようなので、結局選手が東へ流出している構図が
いまの大学ラグビー界には見える。
かつて同志社大が盛隆を誇ったように、関西ラグビーが
復活するのにはまだ時間がかかりそうだ。

早大のラグビーは清宮氏が退任したあとも基本的に変わ
っていないようだ。
さて決勝戦の展望だが、FWの集散の速さ、バックスの
展開力どれをとっても関東学院大のそれを上回っている
とみる。
しかし早大は今日の試合での京産大の先制トライのように、
やや軽率なパス回しが気になる。
関東学院大がそこをうまくつけば、健闘することもあり
うるのでは。
個人的には早大以上のFW・バックスの機動力を持つ
法政大との対戦が観たかったのだが。

わたしが花園でいちばん印象に残っている試合、
それは昭和61年度準決勝・熊谷工 vs 大阪工大高
の一戦である。

大工大のFW平均体重89.8キロに対し熊谷工は
たったの73.6キロ、実に16キロ差。ふつうに
考えれば熊谷工はFW戦でおされまくるはずであろう。
しかし熊谷工は前半大工大の攻撃を1トライ1PGに
おさえ1トライをあげた熊谷工は4-7で折り返す。
後半はまったくの熊谷工ペース。9分、敵陣での
ラインアウトから左に展開し切り札の快速ウイング
新野が逆転のトライ。
さらに圧巻が16分、敵陣深く攻め入った熊谷工FWが
得意のドライビングモールでじりじりと前進。巨漢
ぞろいの大工大FWが小兵・熊谷工FWに押し込まれ
ていく。それはまさに信じられない、魔法のような
トライだった。

この試合で燃え尽きてしまったのか、決勝の国学院
久我山戦では熊谷工は大差で敗れてしまった。
しかしわたしにはあの“魔法のドライビングモール”が
目に深く焼きついている。

熊谷工
大阪工大高
1T1
0G0
0P1
4前半7

2T0
0G0
0P0
8後半0

127

関東大学ラグビー・リーグ戦、法政大 vs 関東学院大は
見ごたえのある一戦でした。
テレビの解説者も興奮するくらい。

前半はFWの平均体重で13キロ上回る関東学院が圧倒的に
攻めまくりますが、後半はFWのスタミナが切れたのか
簡単に密集でのターン・オーバーを許す場面が目立ちます。
ボールを奪われてからは逆に法政の機動力が発揮され、
終わってみれば法政のみごとな逆転勝ち。

やっぱりラグビーは体重じゃないよな。

くりぃむしちゅーのいた熊本県立済々黌高等学校ラグビー部が
強豪校相手に善戦したとき、まさきよ監督が選手たちに涙ながらに
語った言葉である。
京都の伏見工業が全国制覇したとき、山口良治総監督は

お前らかっこいいぞぉ~~~!

と絶叫していた。
済々黌に限らず、どこも同じようなもんなんだろうな。
ラグビーにはアツいのがよく似合う。

信は力なり

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高校ラグビーでは伏見工が5年ぶり4回目の優勝を
果たしました。
伏見工といえば「スクール・ウォーズ」。でもあれは
大映ドラマだし、フィクションだと思っている方も
多いんじゃないでしょうか。

じつはけっこう実話に近いんです。

学校は本当にあんなに荒れていたのか?
本当です。廊下をバイクが走っているのも、教室で麻雀ってのも
ホントの話です。

監督があんなによく泣くのか?
泣くんです。今年の決勝後のインタビューでも号泣してました。
イソップみたいな生徒はいたのか?
いたんです。奥井浩というひとがモデルで、呼び名は“フーロー”。
フランス代表の小柄なSHから山口監督自ら名づけたそうです。
奥井さんは小人病で入部まもなく脳腫瘍で亡くなってしまいます。

大木大介(松村雄基)みたいな不良はいたのか?
いたんです。“弥栄の清吾”といわれた山本清吾さんがモデルです。
ちなみにいまは高校の体育教師をやっておられます。

100点以上の差で負けた相手に一年後勝ったのか?
勝ったんです。花園高校相手に112対0の大敗した一年後、
18対12で勝利しています。

山口良治氏が同校に赴任したとき、部員はほとんど
ルールすらも知らない状態だったみたいです。
あまりこういうことはいいたくないのですが、
不可能を可能にすることってあるんだなと思わずには
いられません。

伏見工業初優勝の瞬間が観れます。
花園伝説~ここがすべての出発点~

う~ん、強い。隙がない。
清宮氏が監督になって本当に早稲田のラグビーは
変わりましたね。
大型FWなのに集散がめちゃくちゃ速い。
プロップですら走力がある。
まだ決勝は終わってませんが、関東学院はまず勝てない
でしょう。
しばらくは早稲田の時代が続きそうですな。

またカテゴリーが増えました。
でもこれは最初からわかってたことです。
ラグビーについてはものすごく思い入れがありますから。

高校ラグビー埼玉大会決勝は9年ぶりの花園を目指す、
名門・熊谷工と初出場を目指す深谷との対戦となりました。
前半は互いに得点がなく0対0。後半早々深谷がドロップ
ゴールで先制します。
その直後から逆に熊谷工のペースになり、相手スクラムの
こぼれ球を熊谷工・SHが奪い、そのままトライ。
ゴールも決まって熊谷工が7対3とリードします。
そして後半25分を過ぎてから深谷が熊谷工陣内で猛攻を
仕掛けます。
モールでじりじりと前進する深谷、時計は30分をまわります。
深谷としてはノックオンもペナルティーも許されません。
もちろん相手にボールを取られることも、パイルアップに
なることも許されません。
熊谷工としてはもちろんトライは許されません。しかも今度
ペナルティーを犯したら認定トライをとるとレフリーに
宣告されています。
この極限の状態でプレーする30人。ロスタイムはすでに
8分を過ぎようとしていました。
そしてついに深谷が一瞬のスキをついてトライ。その瞬間
深谷の花園行きが決定的になりました。
躍り上がって喜ぶ深谷、それとは対照的にがっくりと
うなだれる熊谷工。
まったく無意味なゴールキックがそれた瞬間ノーサイドの笛。
深谷高校が初めての花園への切符を手にしました。

埼玉のラグビーは基本的にFW戦が多いです。泥臭くて、
展開ラグビーの好きなひとには好まれないようですが、
わたしは好きです。いわゆる“重戦車”じゃなくて小柄な
FWが巧みなドライビング・モールで前進する、それが
埼玉ラグビーの魅力です。

しかし深谷はバレーボールも2冠。近所のわりにはうちの
地域では親近感がないんです。なんででしょう?

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