『映画芸術』という雑誌になかなかいい記事があると聞き、取り寄せてみ
ました(高かったです)。
《役所広司さんと柄本明さんの対談より抜粋》
| 役所: | あのころ新人だった夏川結衣さん、柄本明が乗り移ったみたいでしたよね。 |
| 柄本: | あの人は新人でしょ、だから色々言っちゃうのよね。言いやすいっていうか。 |
| 役所: | かわいそうに。弱い者いじめじゃないですか(笑)。 |
| 柄本: | そうですね(笑)。でも、あの人は最初からよかったね。本人には一度もいいとは言わなかったけど。撮影に入る前のリハーサルで、なんか言うと絶対泣くのよ。なんだこの女と思ったけど、本番入ったら絶対泣かなかった。偉かったですね。 |
柄本さんは夏川さん初出演映画『空がこんなに青いわけがない』の監督で
夏川さんはただ歩くだけのシーンを何度もやり直させられたと語っていまし
た。
しかも一言も発さずにアゴで戻れと指示をされたと言っていました。
でも、映画の企画担当のひとに「歩くだけのシーンで何十回もまわしてもら
って、いつかこれがすごいことなんだってことに気づくときが来る」と言われ
たそうです。
夏川さんは柄本さんのこの評価をいまはきっと知っているんでしょうね。柄
本さんが何度もやり直しさせたのは「おまえはこんなもんじゃねぇだろう」的
な意味が込められていたことを知り、むしろいまは励みにしてらっしゃるん
でしょうね。

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