今月の20日、スカパーの『スカイ・A』で85年夏の甲子園決勝で繰り広
げられた名勝負を放映する。
この試合は過去にも何度も放映されている。おそらくリクエストが多いの
であろう。
この試合はKKコンビ最後の甲子園の雄姿ということ、決勝にふさわしい
緊迫した試合だったことなどいろいろ注目するところはあるが、この試合
のいちばんのポイントは宇部商の先発投手・古谷友宏投手だと思う。
彼の背番号は11。いちおう二番手投手ではあるがエースの田上昌徳投
手は大会屈指の左腕で、チームとしても古谷がマウンドに上がることなど
初めは想定していなかったのだ。
しかし準々決勝で不調の田上に代わった古谷はみごとなピッチングをみ
せた。準決勝でもリリーフし、チームの勝利に貢献した。
そしてむかえたPLとの大一番、彼はついに先発投手の座を勝ち取ったの
である。
わたしは中3のときこの試合を観た。だからわたしのチームが高3の最後
の大会に負けるまで補欠投手のわたしにもきっとチャンスがあると信じて
いた。
もしわたしとおなじ境遇の補欠投手がいたら、ぜひ古谷投手の雄姿を観て
もらいたい。きっと希望を持てるはずだ。

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