世代的には彼の絶頂期のまさにまん真ん中を10代で過ごしていたの
ですが、彼の楽曲(PVも含めて)には当時まったく興味を持ちませんで
した。
いま聴いてもあらためて関心を持つような曲は正直言ってないです。
彼の死自身よりも、どのワイドショー番組にも現れるデーブ・スペクター
のほうが気になります。
と言いつつやはり彼に関心を寄せてみると、『コンプレックス』というのは
つくづくやっかいなものだなと感じます。
数々の整形疑惑や肌の色の変化(本人は病気と言っていますが)、ミュ
ージシャンとしてどんなに成功しても彼は満足できなかったんですね。
ちょっと前にわたしはアリが嫌いだと言いました。やはり彼も多くのコンプ
レックスを抱えていたでしょう。
彼の時代にはまだ現実に人種差別問題はアメリカ社会に色濃く残ってお
り、マイケルとおなじようには語れないとは思いますが。
しかしマイケルが整形したり肌を白くした(?)ように、アリもやはりコンプ
レックスから黒人優越を唱えるネーション・オブ・イスラムの思想に傾倒
していったという面はあるのではないでしょうか?
人種差別について文字通り"肌"で感じることもなく、のほほんとこの日本
で暮らしているわたしがアリを軽蔑する資格はないですね。

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