スペインがどの程度本気だったかは想像するしかないが、少なくともアメ
リカに負けることなどヨーロッパ最強のプライドが許さないだろう。おそらく
スペインはかなり本気でこのタイトルを獲りに来ていたと思う。
というか、少なくとも本番前にいちどブラジルと手合わせしておきたかった
という思惑はあったと思う。
試合はいつものようにスペインがポゼッションを支配し続けたが、完全に
引き気味のアメリカ守備陣を崩せない。
ただ、アメリカとしては中盤に人数をかけてスペインの心臓部である中盤
を機能させないという狙いがあったと思うが、やはりそれでも思いどおりに
できていたようには思えなかった。
徐々にアメリカの最終ラインは下がっていき、ゴール前での守備が多くな
った。
アメリカ守備陣が予想以上に堅実だったこともあるが、この日のスペイン
に決定力が不足していたことは否めない。
逆にアメリカは狙いどおりカウンターで先制し、その後もスペインの猛攻に
よく耐えた。
しかしアメリカがスペインを零封することなどおそらくめったにありえないこ
とだろう。本来のスペインなら3点以上は取っていたと思う。
この日のアメリカの戦い方がスペイン攻略の手本になるとは思えない。や
はりスペインの中盤を寸断しなければボールは支配され続けるだろう。
この日はたまたま得点力がなかったに過ぎないと思う。
本番は1年後。やはり本命はスペインであるというわたしの見方に変わりは
ない。

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