『白い春』の公式サイトの掲示板がなかなか盛り上がっている。
作品全体を評価する意見と、あのエンディングに対する批判的な意見が
ほとんどだ。
そのなかにちょっと異質な書き込みがあったので紹介させていただく。
>良いドラマだったと思います。楽しみにしてみていました。
>
>衝撃のラストに非難の声も多くあると思います。
>・・・が、
>私はここで、このドラマの隠しテーマが強く語られていたと思います。
>
>勝手な想像ですが、このドラマの隠しテーマは「罪と償い」。
>
>罪を犯してしまうことと、それを償うこと。
>人を憎むことと、許すこと。
>人を殺すことと、殺されること。
>
>「裁判」について色々語られる今日この頃。ある意味タイムリーな問題を含んでいたと思います。
>
>衝撃的なシーンに嫌な思いをされる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここはしっかりと見据えて、できれば子供さんなども含めて、このドラマの意味を考えて見てはいかがでしょうか。
>
>より深く、楽しめる(という言い方は語弊があるかもしれませんが)と、思います。
佐倉春男はひとを殺した。
服役したことにより法的には罪を償ったが、彼は殺した相手の家族の人
生をめちゃくちゃにしてしまったのだ。
たとえその相手がヤクザであったとしても。
春男自身はそれをわかっていたのだと思う。だから刺されながら自分が
殺した相手の息子に詫びた。
ひょっとしたら春男はこれでよかったと思って死んでいったのかも知れな
い。これで本当に償えると。
そう考えると、春男を殺したのが自分の殺した相手の息子だったという
のは重要な意味があるのだ。ぜんぜん関係ないヤクザの鉄砲玉に殺さ
せたり、病気や事故で死なせなかったのには深い意味があるのだと思う。
できれば尾崎さんの口からその真意を知りたいが、もしそうだとしたら、
わたしはますますこの作品が好きになると思う。

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