白い春、最終回

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嗚呼、泣けたよ。マジ泣けた。
最後はヤクザ映画みたいな終わり方でしたが、尾崎さんらしい丁寧なにん
げん描写が最後まで貫かれていたのでバッドエンディングも違和感なく受
け入れられました。
やっぱり春男は真人間として、さちの本当の父親として、生まれ変わって
生き続けてほしかったという気持ちもあるけど、春男の死によって残された
ひとたちはそのぶんたくましく生きる決意を強めることができたのかなとい
う気がします。

阿部ちゃんのあの包み込むような笑顔。
なんでこれほど春男のあたたかい気持ちを画面を通してこちらに伝えるこ
とができるんだろう?
やっぱり阿部ちゃんは天性の"何か"を持っているんだろうなぁ。

真理子の写真を大事にしていることをさちに指摘され、

「タイプだからだ!」

と答える春男。尾崎さんらしいほのぼのさせる笑い。
でも、今回の『クスリ笑いポイント』はここだけでした。
かつて食い逃げした食堂で働く春男。細かいことかもしれませんが、この老
主人の器の大きさ。いちばん最初は食い逃げされたけど置き引きにあった
んだから許してやろうかと読み取れる表情。食い逃げしたときの代金(おそ
らくそれ以上の金額)を春男が返しに来たときのうれしそうな表情。そして今
回再会したときの表情。ポイントポイントでこれまで何度か表情をアップにし
てこのひとの頭の中で考えていることをこちらにイメージさせていましたが、
個人的には非常に印象に残っています。こういう小ネタの使い方は本当にう
まかったなと思います。

大橋のぞみちゃんも最初は危なっかしい演技でしたが、回を追うごとにその
成長ぶりがうかがえました。彼女がこのさき女優を続けていくのなら、おそら
くこの作品は大きなターニングポイントになるでしょう。

尾崎将也さんの作品は決してすべて好きというわけではないですが、いい
ときは本当にいい作品を書きますね。

さっそくプロフィールの『好きなドラマ』更新しました。

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このページは、nissyが2009年6月23日 23:22に書いたブログ記事です。

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