さまぁ~ずの三村は中学生時代不良が怖くて3年間の記憶がないと言
っていた。わたしも1年、2年のときの想い出はたくさんあるが、自分の
通っていた中学で主だったヤンキーと同じクラスになった3年のときは
いい想い出がひとつもない。もっともわたしは怖かったというよりはどち
らかというと奴らがウザくてしょうがなかったからだが。
三村に限らず、そういう思いを抱いている真面目な生徒は多いのでは
ないだろうか?
当時は尾崎豊が全盛のころだったが、彼の言う社会とか大人の支配と
いうのが理解できなかった。確かにどうしようもない暴力教師とかもいた
が、わたしにとってこの時期最大のテーマはこの不良たちとどう対峙す
べきかということだった。当時の最大の敵は彼らであったのである。
そのため何度か彼らと喧嘩になることがあった。しかし奴らは必ず勝つ
まで何度も因縁をふっかけてくるだろうと思うと、手は出せなかった。結
局何発か殴られて終わり。ある意味喧嘩にもなっていなかったかもしれ
ない。
たぶん彼らは別に一般の生徒に迷惑をかけているつもりはないのだろう。
しかし彼らの影響でどれだけの生徒のこころが萎縮したことか。
彼らにはそういう生徒全員の失われた記憶の代償に値する罰が本来与
えられなければならないのだが、現実には彼らは少年法やら何やらで手
厚く守られている。やりきれない事実である。
もし中3のメンバーで同窓会をやると言う話が来ても、わたしは行かない
だろう。今度奴らを見たらなにをするか自分でもわからないからだ。それ
はわたしの失われた1年のためでもあり、高2のとき自殺した友人の失わ
れた人生を取り返すための行動でもある。

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