妻とダウン症の長男を刺殺し、自分も自殺を図ったが死に切れなかっ
た夫に懲役7年の刑がさいたま地裁で言い渡された。
妻がうつ状態になり、長男の将来を悲観して一家心中を望む言動が
あったという。
裁判長は、「公判で『2人を追って死ぬ』と述べていたが、正大さん(長
男の名)が2人の元に生まれたことには、必ず意味があり、あなたが生
き残ったことにも意味があると思います。その意味を自分なりに受け止
め、有意義に生きてほしい」と述べた。
わたしはこの手の「生まれたことに"絶対的に"意味がある」的な発言が
大嫌いである。それを判断するのは『生まれた者』本人しかありえない。
生まれた者が生きることに意味がないと思えばないのである。
殺された長男にはそれを判断することはできなかったかもしれない。
しかし、残された夫がこれから先生きることに意味があるかどうかは裁
判長の決めることではない。本人が判断することだ。
裁判長の発言に左右されず、夫には自分なりの判断をしてほしいと思
う。
つまり、2人のあとを追うかどうかだ。

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