こういうことはあまりおおっぴらに言うべきことではないことは承知し
ているが、彼のひととなりがよくわかるエピソードなのであえて書か
せてもらう。
カート・ワーナーが大学生のとき出合ったブレンダという女性はシン
グルマザーで、生活保護を受けながら2人の子供を育てていた。
しかもそのうちの1人は脳に障害を抱えていた。
カート自身も当時まったく未来の見えない生活を送っていたが、彼と
ブレンダはブレンダの子供たちと生涯をともにすることを誓い合った。
そういうこともあって、ワーナーはまだNFLヨーロッパ所属のころから
慈善活動に積極的だったという。
そういうバックボーンを知っていたので、ワーナーの逆転TDパスが
決まったときには、永年のピッツバーグファンのわたしも「これでいい
んだ。これで終わっていいんだ。」と、カート・ワーナーという偉大な選
手の雄姿を目に焼き付けようと必死になっていた。
ワーナーは今季の内容で去就を決めることはないと言った。おそらく
あとは家族の意向次第ということになるだろう。

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