"The" Super Bowl!

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わたしが初めてスーパーボウルを観たのは90年シーズン、湾岸戦争
さなかに行われたNYジャイアンツ対ビルズの一戦だった。
フィールドゴールが決まればビルズの勝ちという状況でビルズキッカー、
スコット・ノーウッドのキックは外れ、ジャイアンツが勝った。
あれから18年、幾多の名勝負が繰り広げられてきたスーパーボウル。
しかし今回ほど劇的な試合はかつて観たことがない。18年前とおなじ
タンパの地で、本当に素晴らしい試合を観せてくれた。

第4クォーター、それまで抑えこまれていたワーナー→フィッツジェラルド
のホットラインが爆発し、ついにアリゾナが逆転する。
点差は3点。ボールオン自陣22ヤード。ピッツバーグに残された時間は
2分30秒。フィールドゴールで追いつく点差とはいえ、後半はほとんどオ
フェンスのリズムを作れていない。客観的にみて、アリゾナの勝利はもう
手の届くところまで来ていると思えた。
しかしピッツバーグQB・ロスリスバーガーもタフな男である。モンタナの
『The Drive』のようにうまくレシーバーにサイドラインを割らせるような器
用なパスは投げられないが、つぎつぎとパスを通していく。
フィールドゴールレンジに入ったらランで刻んでいくほうが統計的にはお
そらくターンオーバーのリスクは少ないだろう。しかしピッツバーグはパス
でTDを獲りにいった。

残り35秒、まさかの逆転TDパス!

しかも3人のDBに囲まれたホームズへ、ここしかないというコースへ投げ
込んだみごとなパス! 本当に信じられない。

この日のワーナーは31/43、377ヤード、3TD、1INT。パスディフェン
スリーグ1位のピッツバーグ相手にこの素晴らしい成績。
この1INTがほとんど唯一ともいえるワーナーのミスであった。
あのドライブをフィールドゴールで終えていれば、いやINTにあったとして
もクロックはゼロだったので、リターンTDさえ防いでいればアリゾナがスー
パーボウルを制していたのである。

このSBは永遠に語り継がれるであろう。ホームズのキャッチは『The Catch』
と云われるかもしれない。あのドライブも『The Drive』と云われるかもしれない。
それともこの試合そのものが『The Super Bowl』として語られ続けるかもしれない。

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このページは、nissyが2009年2月 2日 23:10に書いたブログ記事です。

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