高校時代、遠投をやっていたら内野手のチームメイトに言われた。
ふだん試合で投げている球があまりにもおそいから、きっと自分たち
とおなじくらいかそれ以下だと思っていたのだろう。しかし実際にはそ
れほど肩が弱いわけではなかった。もちろん投手としてはかなりショ
ボかったが。
それはつまりこういうことだ。100%の力でストレートを投げたら狙っ
たコースへいかなくなる危険性が高い。もちろん力で抑え込めるはず
もない。だからわたしはいつも試合では7~8割程度の力でコースを
ついて投げるようにしていたのだ。
うちのチームメイトはそういうこともあけっぴろげに言う。球がおそいこ
とはみんなにさんざん言われた。でもそれ以上に変化球については絶
賛されていたので腹は立たなかった。
でも、草野球をやるようになってから覚えた高校時代よりましな投球フ
ォームで投げていたら、おそらくもう少し球は速かっただろう。
それでもやっぱり『7~8割の原則』は守っていたと思う。

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