スーパーボウルが終わってしまう前に

| コメント(0) | トラックバック(0)

アメフットにまったく興味のない方も、ぜひカート・ワーナーという選手
については知っておいてもらいたいです。
ワーナーは今回のスーパーボウルに出場するアリゾナ・カーディナル
スのエースQB。QBはフットボールの花形ポジションで、野球でいえ
ばピッチャーにあたるといっていいでしょう。それくらい重要なポジショ
ンなのです。
ワーナーはフットボールでは無名の北アイオワ大学でやっと4年次に
レギュラーになりました。当然NFLのドラフトなどには引っかからず、
アリーナ・フットボール(いわばアメフットの屋内版)で3年間活動しま
した。
それだけでは生活できず、その間スーパーで時給5ドルのアルバイト
生活をしながらプレーしていたのです。
その後そこでの活躍が認められ、NFLの下部リーグ・NFLヨーロッパ
でプレーするようになり、そして98年シーズン、NFLのセントルイス・
ラムズに入団。しかしそこでの席順は4番手でした。
さきほど言ったように、QBというポジションは花形であり、通常は大学
のスター選手がドラフト経由で入団し、数年後スターターになるケース
が多いのです。しかしワーナーは上位QBの怪我というアクシデントも
手伝い、99年シーズン、スターターの座をつかみます。
このシーズン、ラムズはワーナーから放たれる絶妙のパスとレシーバ
ー陣の華麗なキャッチで『リズミックパス・オフェンス』と呼ばれる強力
な攻撃で好成績をあげ、スーパーボウルも制します。
01年シーズンにも再びスーパーボウルに進出しますが、ニューイング
ランド・ペイトリオッツに敗れてしまいます。
それを境にワーナーのフットボール人生は再び裏街道へ押し出されて
ゆくことになります。
02年シーズン以降は指の骨折など怪我に悩まされ、スターターの座
を譲ることになり、04年シーズンついにニューヨーク・ジャイアンツに放
出されます。ここでもワーナーは若手のスターQBにスターターの座を
奪われることになりました。
05年から所属したカーディナルスでは、はじめからバックアップ(補欠)
としての扱いでした。しかし徐々に評価を上げ、07年からスターターと
して出場する機会が多くなりました。
そして今シーズン、再び完全なエースQBとしての地位を確立するに至
ったのです。そしてチームを初のスーパーボウル出場へ導いたのです。

ワーナーについては過去に何度か書いているのでカブっている点も多
々あるかと思いますが(それだけ好きな選手なのです)、今期のワーナ
ーは本当に全盛期とまるで変わっていないよう。とても37歳には見え
ないプレーぶりです。

そして一部メディアではワーナーが今期限りの引退を示唆していると報
道しています。ひょっとするとSBがNFL最後のプレーになるかも知れな
いのです(プロボウルは置いといて)。

モンタナやエルウェイ、ファーヴとはちがう意味で偉大なQBの雄姿をフ
ットボールを知らないひともぜひ目に焼き付けてください。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.eda3gyo.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1388

コメントする

このブログ記事について

このページは、nissyが2009年1月23日 23:13に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「確定申告はお早めに」です。

次のブログ記事は「肩いいんだね」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.261