ここのところミートホープやら比内地鶏やら赤福やら三笠フーズやら、
数え上げればきりがないほど日本じゅうに食品偽装の嵐が吹き荒れ
ている。
利益を上げることに執着するあまりに自らの生産者としてのプライド
を惜しげもなく捨てるその姿がわたしには信じられない。
わたしもいちおうクリエーターとしての仕事をしているが、利益を上げ
ることなどほとんど二の次だと思っている。
いかによい作品を生み出すか、いかに顧客に喜ばれるかが第一だと
思っている。それがクリエーターとしてのプライドというものだと思う。
公務員をやっているときも、いかに効率よく旅費を計算するか、どうや
ったら職員が損をせずに年末調整ができるかいろいろ努力したもので
ある。そんなのはプロなら当たり前だと思っていた。
これらの不祥事は食品販売特有の傾向なのだろうか?
一方でこだわりの食材を使い、手間をかけても薄利なラーメン屋もたく
さんある。よって業界全体の傾向ではないことはわかる。
しかし、ここ最近の不祥事はあまりにひどすぎるではないか。
こうも簡単ににんげんとしてのプライドを捨てられるものなのか?
それとも、そうしなければ生き残っていけない食品業界の過当競争が
問題なのか?
いずれにしても、同業者やお笑い芸人仲間との会話ではこれらの発想
はおよそ出てこないものである。

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