2008年9月アーカイブ

近ごろイチローのバットが輝きを放つたびに、ひとりの偉大なバッタ
ーにスポットライトがあてられるようになった。
張本勲、本名チャン・フン、在日コリアンニ世。広島で原爆を被爆し、
そのとき姉を亡くした。
4歳のとき、右手に大やけどを負い自由が利かなくなったため、もと
もと右利きだったのを左投げにせざるを得なくなった。「張本の守備
は下手だ」と現役時代よく野次られていたが、本人はそのことをずっ
と隠していた。
その張本の通算安打記録にあと2本というところで今シーズンを終
えたイチロー。しかしそのヒットのなかには脚を生かした内野安打が
多く含まれており、その意味ではやはり張本はすごかったということ
になるだろう。ちなみに張本も脚は速く、年間41盗塁もしたことがあ
る。
保守的な発言が多い同氏だが、落合のバッティングフォームをいち
早く評価するなど、ことバッティングの理論に関しては異なるようであ
る。本人も現役時代、他球団の外国人選手に打撃のコツを乞いに行
ったこともある。

いまは大沢親分とともに『日曜朝のご意見番』として若年層にも人気
を博しているが、ずいぶんこのひとも丸くなったなぁと感じずにはいら
れない。

日教組とはいわずもがな日本の学校に所属する教職員で組織する『労
働組合』である(厳密には法律用語として『職員団体』と呼ぶ)。今回の
中山発言で脚光を浴びたかたちとなったが、その実態はいままで必ずし
も国民の間に十分に知られていたとは言えなかった。
ほとんどの報道機関は今回の中山発言を『失言』あるいは『確信的な事
実誤認発言』としているが、マスメディアはなぜ中山発言が誤りなのかき
ちんと説明する必要があるのではないのか?
日教組とはどういう団体でどのような活動をしているのか、あるいは中山
氏が言うように負の部分があるのか国民によくわかるよう説明すべきで
ある。
イデオロギー的スタンスの問題でそれができないとしたら報道機関として
失格である。

日教組の功罪それぞれを明らかにできなければ、国民に対し、中山発言
の誤りを指摘することはできないはずである。

この場合の"誤り"とは、「日教組が強いところは学力が低い」などの個別
的発言ではなく、「日本の教育のがんは日教組だ」などの抽象的発言で
ある。

新聞に限らず、マスメディアは政治に対し、公正中立でなければなら
ない。
にもかかわらず、ある新聞社の主筆は政界に介入し、国の政治を直
接動かそうとした。報道機関の長として許されざる行為である。
また、新聞の購読を勧誘したり、強要することは政治的意見の押し付
けであるばかりか、一部では暴力団まがいの拡張集団も存在する。
その実態は報道の公正中立以前に社会のモラルから逸脱している。

わたしもある新聞拡張員から脅迫まがいの勧誘を受けたことがある。
いや、あれは脅迫そのものである。そのようなかたちで獲得した購読
者がその新聞の論調の支持者であるわけがない。
マスメディアは本来報道についていっそう公正中立であることに敏感
でなければならない。公正中立という意味は、他人にある意見を勧め
たり、押し付けたりしないことも含むと思われる。にもかかわらず、
実際には新聞社は読者獲得のために悪どい手段さえいとわないでい
る。

新聞社が本当に公正中立な報道機関であるためには、まずこの拡張
制度と手を切るべきである。でないかぎり、わたしはその新聞社を報
道機関として認めない。

うちでは父の仕事の関係で、中学生のとき初めてパソコンを購入した。
当時一式30万円くらいしたが、当時のパソコン環境はいまのパソコン
に親しんでいるひとにはおよそ想像のつかないものであった。

当時はまだフロッピーディスクがまだ珍しいころでハードディスクなど高
価すぎてとても手の出るものではなかった。しかもそのころの容量とい
えば10MBとか20MB。
で、どうやってプログラムを保存していたかというと、ふつうのオーディ
オテープである。いまではクリックひとつでソフトは立ち上がるが、当時
はまずメモリにプログラムを読み込むのに時間がかかかった。
ふつうの市販のドンキーコングみたいなゲームで12分くらいかかった
かな。
その次の段階では、当時のマイコン少年のバイブル『マイコンBASIC』
という雑誌に載っているゲームのプログラムソースを打ち込んで動かし
てみるようになる。
そうするとプログラム(BASIC言語)も少しわかってくるので、自分なり
にカスタマイズしたりする。
そうこうしていると最終的には自分でゲームを創ってみたくなる。
初めて本格的に創ったのはボクシングゲーム。自分なりにアルゴリズ
ムを考えて創ったつもりだったが、とても完成品とはいえなかった。
その後は野球に熱中していたためパソコンからもしばらく離れていた。
本格的にプログラミングに再び取りかかったのは公務員に就職して旅
費計算を簡単にできないかと『Quick BASIC』という言語で
書いたソフトだった。これはけっこう重宝した。自分より引継ぎを受けた
ひとのほうが喜んでいた。

いずれにしても、カセットテープで10分強待ってやっと動かしていた時
代とはまったく想像のつかない世界になってしまった。
そうとわかっていれば、初めから理系のほうに進んでいたかもしれない。

ここのところミートホープやら比内地鶏やら赤福やら三笠フーズやら、
数え上げればきりがないほど日本じゅうに食品偽装の嵐が吹き荒れ
ている。
利益を上げることに執着するあまりに自らの生産者としてのプライド
を惜しげもなく捨てるその姿がわたしには信じられない。

わたしもいちおうクリエーターとしての仕事をしているが、利益を上げ
ることなどほとんど二の次だと思っている。
いかによい作品を生み出すか、いかに顧客に喜ばれるかが第一だと
思っている。それがクリエーターとしてのプライドというものだと思う。
公務員をやっているときも、いかに効率よく旅費を計算するか、どうや
ったら職員が損をせずに年末調整ができるかいろいろ努力したもので
ある。そんなのはプロなら当たり前だと思っていた。

これらの不祥事は食品販売特有の傾向なのだろうか?
一方でこだわりの食材を使い、手間をかけても薄利なラーメン屋もたく
さんある。よって業界全体の傾向ではないことはわかる。
しかし、ここ最近の不祥事はあまりにひどすぎるではないか。
こうも簡単ににんげんとしてのプライドを捨てられるものなのか?
それとも、そうしなければ生き残っていけない食品業界の過当競争が
問題なのか?

いずれにしても、同業者やお笑い芸人仲間との会話ではこれらの発想
はおよそ出てこないものである。

先日いつものようにランニング前の柔軟運動をやっておりましたところ、
股関節が「グキッ」っとおっしゃいました。
そのときは特別な痛みはなかったので、そのまま約2キロほどのラン
ニングを終え、あれこれしたあと就寝しようとしたところ、なんか変なの
です。
そして次の日の朝、完全に股関節周辺の異常に気が付きました。考え
てみれば、ここはかつて小学6年生のとき亜脱臼して1週間入院した
箇所ではないですか。
結局それほど痛みを常時感じるようなものではなかったのですが、い
ちおういつもの整骨院でこの怪我の旨を説明したところ、そこの治療も
行うことになりました。

しかし柔軟運動で怪我とはなんと情けない...。
おじいちゃんみたいだよ~。

真木よう子の起用はなかなか思い切ってますね。現時点の知名度は
それほどでもないし、まぁ、世の男たちのあいだではそのナイスバディ
を通じてけっこう知れているみたいですが。

彼女が『無名塾』出身で、些細なことで仲代達矢と喧嘩して退塾した
過去を持つことはあまり知られてないでしょう。彼女の演技が上手いの
は当然といえば当然ですね。

彼女もふつうに観ればそれほど美人か? と言われればどうだろうとい
う気がします。しかし、役に入ったときの彼女は別人です。
このCMでもその変貌ぶりをいかんなく発揮しております。

評価:☆☆☆☆☆★★★★★

資生堂 インテグレート

真木よう子

関東と関西

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ちょっとしたことに気が付いた。
関東圏では東京、埼玉、千葉、神奈川の間にはきっちりし
た線引きがある。
『埼玉都民』なんて言葉がある割には浦和レッズの応援は
すごい。千葉ロッテマリーンズもしかり。
意外と埼玉、千葉の住民であることに強いアイデンティティ
を持っている気がする。

しかし関西はどうだろう? 阪神甲子園球場は兵庫県西宮
市にあるのに、応援に来るひとはおそらく大阪のひとが多
い。
ダウンタウンは兵庫県尼崎市出身だが、兵庫県に対する
強い帰属意識を感じる発言を聞いたことがない。
関東とちがって関西の府県の線引きはすごくあいまいのよ
うな気がする。

なぜだろう? 関西人のひとならわかるかな?

同率首位

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昨日ついに巨人と阪神が並びました。
でもCSがあると思うとどうしても興味が半減してしまいます。
これで巨人が優勝してCSで阪神が勝ったら最悪じゃん。
どうせなら広島あたりが第1ステージで阪神を叩き潰してし
まえばいいんだけど。いまの調子ならありえなくもないな。
いま巨人が好調の広島相手に4連戦。1戦目は勝ちました。
阪神は最下位横浜と4連戦。こちらも1戦目は勝ちました。
直接対決よりもこの4連戦がともに大事なような気がします。

パ・リーグは西武で決まりですな。西武を応援してるひとは
いるのでしょうか? 埼玉県民でも知り合いには見当たらな
いのですが。

『新堂本兄弟』に谷村美月さんが出ていました。
かなりおしゃれ(死語?)をして出ていましたが、やはり地味
な印象は拭えなかったような気が個人的にはしました。
まぁ、そこがいいんでしょうけど。
それこそ山田優みたいな派手な顔で演技派は成り立たない
でしょうからね。

彼女が注目されはじめたのってけっこう最近ですよね。
わたしは『わたしたちの教科書』で志田未来ちゃんの友だち
役をやっているのを観て、うまいな~って感心したのが最初
ですけど。

でもまぁ、いい感じで売れてきてますよね。大学受験を目指し
ているっていうし、地に足が着いている感じなので、へんなス
キャンダルに巻き込まれることはなかなかないでしょう。まだ
18歳ですからね。
でも、ドラマでも一瞬すごい素敵な表情を観せるあたりは現役
女子高生でもさすが女優。

それにしても20歳もちがうのか。ショック!

谷村美月

行ってまいりました。
この街にあんな大きな会場があったなんて知らなかった。
それにしてもお客さんのノリのいいこと。
ジョイマンが出てきたとき、「2、3本」「イ・ビョンホン!」
「結婚詐欺」「おすぎ!」のコール&レスポンスはバッチリ
決まってるし、はんにゃの『ズグダンズンブングンゲーム』
も知ってるひと多かった。
山ちゃんのツッコミレパートリーの多さには改めて驚かさ
れた。南キャンのネタは尺がある程度ないとおもしろさが
半減しちゃう感じ。

それにしても、自分の生活圏で芸人を観るのは変な感じ。
いつもは東京へ出て行ってるからね。

これから1年間、どんなかたちでやっていくかわからないけど、
とにかくM-1には出場します。
できれば路上ライブとかやりたいと思います。
そのときはいちおうここで告知しようかな。
う~ん、モロ『キャットストリート』の影響を受けてますね。
今日はマンガ喫茶で7巻途中まで読みました。
興味があったら観に来てください、路上ライブ。

『フジ最強コント夢競演みんなでコント会議』は気持ちよかった。
実際のコント自体は大したものではないのだが、会議中のやりと
りがとても新鮮だった。
太田と宮迫っていままでほとんど絡んだことはなかっただろうし、
劇団ひとり・川島は他のそうそうたるメンツのなかがんばっていた。
太田は自分の暴走をみんなでツッコんでくれるので心底うれしそ
うだった。

これにくりぃむとか絡んだら最高だったのにな。
この企画、続編を切に望む。

30分ほどマンガ喫茶に滞在して『キャットストリート』の原作第1巻を
読んでみた。
なるほどドラマとはちょっとちがうところもあったけど、流れとしては大
きく逸脱はしていないな。
ただ、恵都は谷村美月ちゃんのイメージとちょっとちがう気が。漫画で
は美少女という設定だけど美月ちゃんは地味な気がする。でも、この
ドラマの青山恵都がこういうキャラクターだと思えば別に変じゃない。
むしろドラマのほうがリアリティーがある配役のようにも思える。

ドラマも6回ポッキリだけど、原作も8巻しかない。今日は1巻だけ読ん
だけど原作もおもしろそう。

明日のドラマのほうはいよいよ恵都が女優復活への一歩を歩むみた
いだけど、緊張するよね、人前でなにかをするのって。おいらもM-1
の舞台で頭が真っ白になって3分間なにもしゃべれなかったことがあ
るし。でも恵都がそうなってしまったのは信じていた奈子からの裏切り
があったからで、ただやけに受けのいい客を前にして極度に緊張して
しまったのとはレベルがちがう。

おいらもそういうのを克服して来年M-1の舞台に立てたらいいな。
いいネタ考えなきゃ。


永年のアンチ阪神にとってここ数年の阪神の好調は不機嫌の原因で
あった。
とくに今年はスタートから阪神が独走でイライラが募る毎日であったが、
夏場の不調と巨人の意外ながんばりでついにここまで追い込んだ。
巨人もあまり好きな球団ではないが、この際がんばって優勝してもらい
たい。
ちなみにいちおうファンである横浜でも、相手が巨人のときはいまは巨
人を応援している。
なぜ阪神が嫌いかって? 関西のひとを敵に回したら怖いのでそれは
言えない。

なにもできなかった。ローマン・ゴンサレスはやはり"怪物"だった。
タイプとしてはルーベン・オリバレスみたいな感じかな。リカルド・
ロペスのような繊細さはないが、なにせパワーがすごい。階級が
ちがうんじゃないかと思うくらい。
新井田が弱いわけでは決してない。それはいままでの実績が証
明している。ただ、一方的に倒される負け方をしなかっただけ彼の
プライドはかろうじて保たれただろう。世界チャンピオンになってお
きながら、目標を失ったことを理由に一度は引退した彼だが、この
強敵との対戦の経験は彼をさらに奮い立たせることになるか、そ
れとも己の限界を知り、戦う気力を失うかどちらであろうか?

世の中にはよくわからないマナーがある。
電車の中では携帯で電話をしてはいけない。
シャカシャカ音をたてて携帯音楽プレーヤーを聴いてはいけない。
でもひと同士の会話が拒まれることはない。
なんで? そっちのほうが絶対うるさいじゃん。
それに化粧をしたり、飲食するのも敬遠される。
別に誰にも迷惑かけてないじゃん?

こういうのって結局スープは音をたてて飲んじゃいけないとかの延
長みたいなものじゃないかと思う。
誰にも迷惑かけてないのにいつのまにか決まったルールみたいな
もの。
そんなことより喫煙席のあるレストランや喫茶店のほうがよっぽど
迷惑。
狭いところに追いやられた上に煙は見境なくやってくる。

社会生活をおくる上でマナーは守らなくてはいけないかもしれない
けど、不合理なことも多いしなんかやるせない。
よく新聞の投書欄にあるけど、そういう不合理なマナーを押し付け
るにんげんって本当に正義なの?

右足首の怪我がなかなか治らず、毎日整骨院通いを続けている
が、毎回「昨晩は走りましたか?」と聞かれる。
それまでも走ってはいたが、気分しだいでサボったりしていたので、
これはかなりのプレッシャーなのである。
相手はプロなのでサボりが続いたりすると筋肉の変化でバレてし
まう。
おかげで毎日"アラフォー"がゼイゼイ言って走っている。
そのおかげで健康状態はいいし、脚の肉付きもよくなったのだが、
肝心の怪我のほうはなかなかよくならない。
もともとこの手の怪我(靭帯を延ばした)はけっこうやっかいみたい
で、いまも足首をねじるとかなりの痛みがある。
まぁ、日常生活にはほとんど支障がないのだが、整骨院の先生は
なぜかわたしをアスリートとしてみているので、運動ができるくらい
まで回復させたいようだ。会話にも出てきているので、具体的には
野球それもピッチャーができるくらいだろうな。

まぁ、自分にとっては通院はリラックス・タイムになっているので別に
長引いてもいいんですけど。

パラリンピック競泳男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害)で、
鈴木孝幸選手が優勝した。
彼は生まれつき両脚のほとんどと右手がない。ふつうのひとに
はまず彼が泳ぐ姿自体思い浮かばないだろう。
それがまた速い! ほとんど左手一本だけなのにグングン進ん
でいく。
その姿はまさにアスリート以外のなにものでもない。見事な泳ぎ
っぷりであった。
そしてそれは他の健常者のスポーツ選手と同じく、血のにじむ
ような努力の末につかんだ栄光だ。ただちがうのは、障害はひ
とそれぞれちがう。それゆえ自分にあった競技スタイルを身に
つけることが健常者と比べものにならないくらい困難なことだと
いうことだ。
たとえば先の鈴木選手、常識的に考えればまっすぐ泳ぐことさえ
困難だろう。それを克服し、なおかつ競技レベルにまで上達させ
た本人、コーチの苦労は並大抵のものではないだろう。

パラリンピックには福祉的な面があることは否定できない。しか
しわたしが彼を通してみたものはまぎれもなく『スポーツ』であっ
た。

いきものがかりの『プラネタリウム』という曲、なんかいいなぁって思って
ました。
谷村美月ちゃんが主演ということで観始めたんだけど、ドラマもさること
ながらクライマックスでこの歌が流れるとちょっと涙腺がゆるくなる。相
乗効果ですな、どっちも印象が強くなる気がする。
それにしても谷村美月という女優は決して卓越した美貌があるわけで
はないのだけれど、なんとも言えないいい表情をするんだよな。
少し陰のある女の子を演じさせたら彼女がいちばんだと思う。
逆にコメディとかできるのかな? イメージわかないなぁ。
蒼井優ちゃんなんかその点ばっちりだもんね。あの子もすごい。

んで、この『プラネタリウム』、発売が10月だって。たぶんいまドラマの影
響で需要が増えてると思うんだけど、なんでそんなに発売がおそいの?
ドラマ終わってるんじゃないの?

指導者の暴力

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智弁和歌山野球部の高嶋仁監督が部員への暴力で学校から謹慎処分を
受けた。
野球学校の内実はかなりひどいということは大学時代の知人にちょっと聞
いたことがあるが、監督がやるなら当然選手もやるわな。
暴力で思い出したのが中学のときの顧問教師、キャッチャーがパスボール
をしたら、なんと試合中にベンチに呼び寄せて思いっきりビンタ2発。あれじ
ゃあのあとまともにプレーできないよ。
しかもろくに練習も見に来ないくせにえばり腐っている。こいつだよ、わたし
に「肩が弱くちゃピッチャーはできないぞ」って言ったのは。
俺の肩は弱くねえんだよ、中学生レベルでは。こいつのおかげでわたしはな
かなかピッチャーができなかった。先輩がわたしをピッチャーとして認めてく
れなかったら別メニューの練習もしていなかっただろう。

まぁ、結局中学時代はマウンドで投球イップスになっただけで終わってしまっ
たが。

85年の春のセンバツを展望したある雑誌に、ひとりの選手のコメントが
載っていた。

「僕のライバルは田上。もう一歩で抜けます。田上、待ってろよー。」

なにを言っているんだろう? このひとは、とそのときは思った。
このコメントを書いたのは、宇部商の2番手・古谷友宏投手だった。
宇部商と言えば、大会屈指の左腕・田上昌徳が大黒柱の有力校。古谷
のコメントは失礼ながら自分を見失っているようにしか思えなかった。
田上をもう一歩で抜けるって...。

そしてセンバツでは二回戦で田上がPL打線に打ち込まれ敗れた。
むかえた夏の甲子園、宇部商は田上の好投で一、ニ回戦を突破し、三
回戦をむかえたが、田上の不調で苦戦を強いられる。
この試合をなんとかものにした宇部商だったが、準々決勝でも田上の調
子は上がらず、ついに古谷が登板する事態となった。
しかし、代わった古谷は相手の追加点を許さず、逆に味方打線の援護
によって勝ち投手となった。
準決勝でも先発は田上だったが早々に打ち込まれ、再び古谷がマウンド
に登った。
古谷の好リリーフで宇部商はまたも競り勝ち、ついに決勝、PL学園と再
び相まみえることになった。

このときあの古谷のコメントをやっと思い出した。まさか本当にこんないい
ピッチャーだったとは...。
そしてPLとの決勝で古谷はついに先発のマウンドに登った。好投したが、
清原に2本のホームランを浴びて敗れた。
確かにこのとき、古谷は田上を抜いたかもしれない。

古谷のピッチングはわたしに大きな影響を与えた。
わたしは翌年、高校の野球部に入ったが、同級生には素晴らしいピッチャ
ーがいて、とてもエースにはなれそうもなかった。
しかし古谷のようにがんばっていればいつか出番が来るかもしれない、そ
う思って練習し続けた。
だがそのときは来なかった。わたしとエースとはレベルがちがいすぎた。
わたしは古谷にはなれなかった。

最近の高校野球では複数投手が主流なので、いまだったら当然古谷のよ
うな投手の出番はもっと多かっただろう。『エース』という言葉にいま以上の
重みのある時代だった。

ロサンゼルス・オリンピック柔道無差別級決勝に進出した山下泰裕は
右脚にひどい肉離れを負い、立っているのがやっとの状態だった。
決勝の対戦相手エジプトのモハメド・ラシュワンは、山下が傷めていた
右脚を攻めなかった。結果この試合は山下が抑え込み一本で勝利し
た。
このあと、銀メダルのラシュワン選手に対して、世界中に賞賛する声が
あふれた。しかし、わたしには納得がいかなかった。
彼が山下の右脚を狙わないということは、彼が得意とする右払い腰を
封印するということである。わたしなら相手の状態がどうであれ、得意
技を封印するようなことはしない。しかし、怪我をした箇所を執拗に攻
めるようなことはせず、あくまでも自分の得意なスタイルを貫くというの
が自分のスタンスである。
だから相手の怪我に合わせて、自分の柔道を捨てたラシュワンがフェ
アプレーと称えられることにわたしは違和感があった。

このことはわたしには『柔道』というスポーツの後進性の表れではない
かと思えた。今回のオリンピックも谷本のオール一本勝ちが「これぞ柔
道」と日本では高く評価された。しかし、オリンピックで行われているの
は『柔道』ではなく『JUDO』である。それはサッカー発祥の地・イングラ
ンドがかつて"放り込みサッカー"にこだわっていたのに似ている。しか
し、それでは勝てなくなったので、伝統のスタイルを捨て、イングランド
も少しずつモデルチェンジしていったのである。

もはや『JUDO』は世界のスポーツである。日本がリーダーシップを握る
時代は終わったのである。そして、それは『JUDO』がよりグローバルな
スポーツになったという証なのである。
喜ばしいことではないか。

この歌は1970年に左 卜全(ひだり ぼくぜん)という当時75歳だった
俳優と、劇団ひまわりの子役で構成された『ひまわりキティーズ』という
バックコーラスによって唄われた曲である。
この曲を漠然と聴いただけではなんのことだかまったくわからない。し
かし、当時の時代背景を考えると、実はとても深い内容の歌詞である
ことがわかる。

この曲の1、2、3番で言葉が入れ替わっている箇所がある。
1番では『ゲバゲバ』、2番では『ジコジコ』、3番では『ストスト』となる。
『ゲバゲバ』とは『ゲバルト』のことだと推測される。この言葉自体、いま
ではほとんど使われなくなったが、簡単に言えば"革命のための武力
闘争"である。当時は学生運動真っ盛りで、派閥同士の対立、あるいは
内ゲバなどが急増していた時期であった。
当時の学生にはそれをやる意味があったであろう。しかし老人や子供
にとってそれはまったく理解できない行動であった。
『ジコジコ』は交通事故のことだろう。皮肉にもこの年交通事故による死
者の数はいまにさかのぼって史上最高を記録する。
近年、"スローライフ"が脚光を浴びているが、この当時はまったく逆の
価値観が世の中を支配していた。なにをするにもせかされているような、
そんな時代背景が交通事故の急増という不幸な結果をもたらしたのだ
ろう。
そして『ストスト』はストライキのことだろう。経済優先、企業利益優先の
社会のなか、この時代の労働組合はストをやる余力があった。これも老
人や子供にとってはわけもわからず交通の便が奪われる理解できない
ものであっただろう。

ちなみに左卜全氏はこの曲を発売した年の翌年に亡くなっている。

80年代は『アイドル』の時代だった。当時のアイドルは基本的にルックス
が絶対的に重視されていた。いっぽうで当時は同時に歌番組全盛の時代
であり、彼ら彼女らも歌を唄わされていたが、そのほとんどが聴くに堪えな
いようなものばかりであった。

そんななかにひときわ異彩を放つ"アイドル"がいた。"アイドル"という範疇
に当てはまるかどうかも検討する必要のあるような本格的な歌唱力を持ち、
当時ほかの女性アイドルがそうしていたように"可愛い子ぶりっ子"すること
は一切せず。少女と大人の女の間の微妙なニュアンスを感じる女性。それ
が中森明菜だった。

当時の彼女の人気は絶大であった。一種カリスマめいた雰囲気さえも彼女
は持っていた。さまざまな大物プロデューサーの"商品"と化した現代のアイ
ドルに比較対象になる者はいない。むしろいまでいえば小柳ゆきや中島美
嘉などのほうが近いかもしれない。

ところが89年7月彼女は自殺未遂事件を起こす。約1年後復帰するが、周
囲の目はすでに以前のものとはすっかり変わっていた。
苦難から立ち直った彼女を応援したい気持ちはあるが、やはり自殺未遂経
験者が芸能界で引き続き精力的に活動していくことには引いてしまうという
のが一般人の率直な感情であろう。
これ以降、彼女はテレビの世界からほとんど消え去ってしまう。

たまに、「あのひとはいま」的な番組で歌を披露することもあるが、かつての
ようなあの声量、歌唱力は失われていると感じぜざるを得ない。
おそらく、かつて抱いていた歌を唄うことへの意欲も減退しているのであろう。

彼女は本当に素晴らしいボーカリストであった。いまわれわれの年代のひと
びとのこころのなかでは、あの当時の彼女はひかり輝いている。
もう歌なんて唄えなくていい、せめて過去の栄光を汚さないでほしい。

鶴瓶の優しさ

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彼の人柄のよさはテレビ用のものではないとわたしは思う。
先日『きらきらアフロ』で、松嶋デザインのマーチ(車)をモニター越し
に客席に見せたところ、鶴瓶は「本物観たいやろ」とマーチのある駐
車場まで観客を連れて行った(おそらく鶴瓶の独断)。その際、なんど
も「大事な荷物大丈夫か?」と観客に問うていた。さりげないがなか
なかそんな気配りはふつうのひとにはできない。
また、彼はプレゼントをもらうと連絡の取れる限りどんなひとに対して
もお礼の連絡をするそうである。
もうひとつ、これは以前にも書いたが、知人の知り合いがタクシー待ち
をしている間、30分間世間話に付き合ったそうである。鶴瓶が主に話
しかけるのではなく、どちらかというと聞き役だったそうである。

若いときは数々の武勇伝を残してきた彼であるが(いまも残しそうな勢
いは衰えていないが)、根の性格は本当にひとへの気配りの効く好人
物にちがいないと思う。

それにしても、あいかわらず『アフロ』はおもしろい!

右足首がなかなか完治せず(というか、靭帯を一度伸ばしてしまったら
にんげんにはそれをもとに再生する能力はないそうだ。なので周りの筋
肉(インナーマッスル)を強化して支える力を増やすしか治療法はない
そうだ)、あいかわらず整骨院に通っているが、高校野球を引退して20
年、その後ろくに運動もしていなかったにもかかわらず、リハビリのメニ
ューはアスリート向けのものをやらされている。やはり若いときの苦労は
買ってでもしたほうがよいのだな。高血圧、高脂血症は遺伝だからしょう
がないとして、いままで摂生した生活をおくってきたおかげで、この歳ま
で丈夫にこれた。やはり6年間、勉強もせず(!)野球に打ち込んだこと
がこんなかたちで効果に現れたのだ。

もっとも整骨院に通い続けるのには別に意味があるのだが。低周波治療
の刺激はなんともいえない至福の(大げさか)感覚が得られるし、なによ
りもマッサージ治療がいちばんの目的である。

じつは20分ほどいろいろな治療を受けて、たった160円しか取られない
のである。そうでなければ毎日は通えない。

『くりぃむナントカ』が終わってしまった。
寂しいと同時に怒りがこみ上げてくる。
この番組はあの深夜の時間帯だったからこそリラックスして観
られたのだ。お茶の間で家族そろって観る番組ではない。
ゴールデン進出に勝算がないことは、当のくりぃむがその当時
すでに発言している。
『深夜バラエティー=ゴールデン進出への試金石』なんていう
時代ではないのである。
深夜には深夜に合った番組作りがあるのだ。だからといってQ
さま!!みたいにゴールデンで大幅に内容を変えたらくりぃむ
ナントカではなくなる。
いったいテレ朝編成部はなにを考えているのだ。素人にもわか
るそんなこともわからないのか!?

4年も続いた人気番組をたった4ヶ月で潰した責任をとれ!
深夜からの視聴者に謝れ!

縦スラ

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最近の高校野球では縦に落ちるスライダー・"縦スラ"を使う投
手が多くなった。わたしの記憶では、松坂が高校時代よく投げ
ていたあの球が初めて観る縦スラだったと思う。
それまではスライダーといえば横へすべるように曲がる直球よ
りやや球速のおそい球のことだった。打者は縦の変化に比べ
ると横の変化にはわりと順応しやすい。わたしは草野球でスラ
イダーを覚えたのだが、得意の縦に割れるカーブとちがい、コ
ースを誤ると痛打された想い出がある。

この縦スラ、実際に観たことがないのだが、低めのワンバウン
ドのボールでも、キレのいい縦スラなら空振りが取れる。早大
の斎藤佑樹も楽天の田中将大もこの球を多投していた。
いったいどうやって投げるのだろう? 昭和の高校球児は頭を
悩ますばかりである。

福田総理辞任

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びっくりした。先月内閣改造したばかりではなかったのか?
総理がどこまで計算していて、どこから計算外だったのかがわ
からない。太田農水相の問題はこのことに影響はあったのだろ
うか?

いずれにしても、素人の客観的な印象として、総理のいままで
の発言には"こころ"が見えなかった。反省の弁を述べてもうわ
べだけの言葉に聞こえたし、その点を突かれると"逆ギレ"する
始末。これでは反省の弁をすること自体逆効果である。

実感のない好景気が終わり、日本経済は再び暗黒の世界へ進
もうとしているなか、政局の不安感はその動きにさらに発車をか
けるであろう。

今度こそ日本経済は本当に駄目になってしまうような気がする。
だれがワーキング・プアのひとびとを救ってくれるのだ。

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