中国女子バレーはアテネで金メダルを取ったものの、その後はいま
いちぱっとしない。
しかし地元開催の北京五輪では是が非でも金を狙ってくるだろう。
そしてその中国バレーの中心がセッターの馮坤である。
馮坤はセッターとしての資質だけでなく、あらゆる能力を兼ね備えた
選手である。
ブロッカーとしても、アタッカーとしても、そしてときにはサーブレシー
バーとしてもオールラウンドなプレーヤーなのである。
彼女のトスワークは柔らかい。アタッカーがとても打ちやすそうに見
える。
注目すべきはプレーだけではない。キャプテンとして他の選手から絶
大な信頼を寄せられていることはコート上でもわかる。
日本の竹下のトスが"剛"だとしたら、馮坤のそれは"柔"だ(もっとも
本来の竹下は"柔"タイプなのだが、日本のバレーがそういうスタイ
ルを要求しているのだと思う)。
そしていま開催されているワールドグランプリで日本は中国と少なく
とも2回対戦する。
はたして馮坤のトスさばきを観ることができるだろうか? いまから楽
しみだ。

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