靖国神社を題材にした中国人監督のドキュメンタリー映画『靖国』をめぐる
上映中止問題で、文化庁がこの映画に日本芸術文化振興会を通じて750
万円の助成金を出していることが正当であったかが議論されている。
助成金支出の条件は、映画に、政治的、宗教的宣伝意図のないことされる。
しかし助成金にこのような縛りを与えることが果たして妥当なのだろうか?
たとえ『反日的』な作品であっても、それが観るものに対しいろいろな意味
での考察を持たらすものであれば、それは文化的に意味のあることではな
いだろうか?
助成金の目的は文字通り文化振興のためであり、世の中の多様な意見が
あることを認めたうえでなければ、逆に国家によるプロパガンダに利用され
かねない。
ただ、そのことと映画自体の作品としての完成度は別問題であるが。

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