小学校のとき、ひとつ下の学年に発達障害の子がいた。
だがわたしたちは彼をおなじ仲間だと思っていっしょに遊んでいた。
もちろんそれなりに気をつかう場面もあった。
サッカーボールを顔面に受け、彼がかけていた眼鏡が飛んだ。
そのときみんなが真剣に彼の怪我を心配した。
幸い彼にはなんの怪我もなく、眼鏡も無事だった。
世の中には彼のような子をからかったり、いじめたりする児童のい
る学校もあるだろう。
でも、わたしたちはしなかった。
勉強はできなかったけど、みんなこころのやさしい子どもたちだった。
そのことをいまでも誇りに思っている。

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