今年の箱根駅伝では3校が棄権するという異例の事態となった。
駅伝のプレッシャーの大きさはわたしにも経験がある。
高1のとき、駅伝大会の少し前におこなわれたマラソン大会でク
ラス4位だったわたしは、ほかのランナーより2キロ長い5キロの
コースを、しかもアンカーで走らされた。
ふだん部活で走っている距離に比べると短いのだが、もちろん競
って走っているわけではない。
今回はできるだけ速く走らなければならない。そんなプレッシャー
のなかでリタイアせずに走れるだろうか? この緊張感は競技が
スタートしてから自分が走り終わるまで続いた。
箱根駅伝で棄権したランナーもふだんなら走れる距離をプレッシャ
ーに押されてがんばって走ってしまったのだろう。
棄権したランナーがタオルにくるまれて抱えられているのを見るた
びそのことを思い出し、感情移入している自分に出会う。

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