若かりしころ

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もうむかしのことなので、プライベートのことですがお話しましょう。
中1のときのある日、下駄箱に手紙が入っていました。
文面からして、それはラブレターのように見えました。
そういうことに慣れていなかったわたしは、野球部のみんなに見
せびらかしてしまったのです。
野球部のみんなはわたしを含めていっせいに手紙の送り主を見
に行きました。
いま思えば、わたしはなんて残酷なことをしてしまったのでしょう。
彼女は下を向きながら、テニス部の練習に励んでいました。
そのあとすぐの休みの日、近所のグランドで野球部の友だちと遊
んでいると、彼女の友だちたちがやってきました。
そしてあの手紙は嘘なんだといいました。
そのときは、なんだ嘘だったのか、チャンチャンとなりました。

しかしこのことをいま冷静に振り返ってみると、嘘の手紙を出すメ
リットはいったいどこにあったのだろう。たぶん誰の得にもならない
と思われる。
わたしが大騒ぎして野球部全員に知れ渡ったのが誤算で、彼女
の友だちが助け舟をだしたかたちで嘘ということに行き着いたが、
実はあの手紙本物だったのではないだろうか?

もっともそのころのわたしは、好きな子に対しては『あしたのジョー』
終盤の葉子に対するジョーの態度に終始していただろう。
両想いだったのかなぁ…。

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このページは、nissyが2007年11月29日 23:18に書いたブログ記事です。

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