毎日新聞に『発信箱』というコラムがある。
毎日ちがうひとが執筆しているのだが、元村有希子さんという
科学記者の方の書く文章が面白くて毎回楽しみにしていた。
この方は高3まで理系コースに所属していたが、大学受験で
文系に転向、九州大学教育学部を卒業後毎日新聞社に入社。
35歳のとき科学環境部に異動したという経歴である。
そのコラムはまさに『“文系”の科学講座』である。
科学技術を初心者にもわかりやすく、そして面白く書かれてい
る。
わたしの高校には明確な文系・理系という区分けはなかったの
だが、ふつうは理系が物理・化学を履修するというのが定石だ
った。
わたしは理系大好きでありながら大学でハードな研究をやらさ
れるのはいやだったので物理・化学を履修しながらも大学の文
系学部へ進んだ。
そのあと公務員の事務職を経てプログラマーもどきのようなこと
をしている。
理系から文系、そしてまた理系、ある意味元村さんとおなじよう
な道を歩んでいる。
発信箱の彼女のコラムは現在彼女が留学中のためしばらく読め
ないが、コラムをまとめた本が出ている。彼女のコラムが面白い
と思っているひとはたくさんいるようだ。
『理系思考 分からないから面白い』 元村有希子著 毎日新聞社刊

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