フィギュアスケートのフランス杯女子は浅田真央が圧倒的な強さをみ
せ優勝した。
カナダではショート・プログラム(SP)で3位からの逆転優勝、今回は
SP1位からの優勝、カナダでは順位を優先してトリプルアクセルを封
印して優勝。フランスでは順位よりもより良い演技を目指しトリプルア
クセルを混ぜた。
SPで出遅れたのならふつうは一発逆転を狙って難しいジャンプを跳ぶ
と思う。しかしいまの浅田はそんな冒険をしなくても優勝する力がある
のだ。
フランスでは逆に順位に余裕があるので難しいジャンプを入れてきたと
いう余裕、ふつう逆だろ! それでもダントツの1位という強さ。しかも転
倒しているのに。
いまの浅田は野球で言えばイチローだ。自分の立てた目標にしか価値
がないという感じだ。かつてイチローは高校の投手時代、打てない味方
打線に業を煮やしオレがでかいの打たなきゃ勝てないと、大振りのバッ
ティング練習をしていた。監督がそんな大振りしたらいかん、と言ったら、
「センター前ヒットなら簡単に打てますよ」と言ったそうだ。
そのあとの試合、イチローは全打席センター前ヒットだったそうな。
浅田が納得のいく演技をすべてやったらおそらく見たこともない得点が
つくのではないだろうか。それほど跳びぬけた存在である。

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