わたしは本来電話の取り次ぎが苦手であった。
相手先の名前を聞いて、取り次ぎ先の相手を聞いてしまうと
相手先の名前を忘れて聞きなおすというパターンが多かった。
しかし苦手であるがゆえ、こころして対応するようこころがけ
ていたすえにこんなことがあった。
公務員時代、異動で別の学部の庶務係に移って最初の日、
電話を受けた。
電話を取り次いであたりを見まわすとみな注目しているので
ある。
理由は取り次ぎがあまりにも上手だったからだというのであ
る。
わたしはかつて面接で痛い思いをしそれを克服した。
緊張で投球イップスになるようだったのが審判をにらみつけ
るまでに投手としての集中力を極めた。
すべての願いがかなうことはないが、苦手なことをあきらめ
てしまったらそれで終わってしまう。
わたしはいまも挑戦し続けている。

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