じつはわたしは『就職浪人』している。
民間企業は面接が重視され、自分には割が悪いと思い、
公務員一本、それも埼玉県庁にしぼって勉強した。
模擬試験は常にA判定、まったく落ちることは予想してい
なかった。
しかし二次試験の面接で失敗し、まさかの不合格。
公務員試験までも面接重視だったのである。
同時に国家II種にも受かっていたが、気持ちは県庁への
リベンジに向かっていた。
その翌年、就職先が決まらないまま大学を卒業し、再び
試験勉強に励んだ。
県庁の一次試験はらくらく突破、そして問題の二次試験、
面接でまたもや失敗した。
県庁をあきらめ、国家II種の官庁訪問を精力的にこなす
うちに面接の対応がうまくなっていた。
最終的に国立大学に採用になるが、聞くところによると
面接での対応が好印象だったとのことだった。
面接は向き不向きではなく慣れによって克服できるもの
だったのだ。
結果的にはそのおかげで大学で素敵な仲間と知り合え
たのだから、これでよかったのかもしれない。

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