マウンド上の微笑

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わたしは高校で本格的な野球を引退してからも、草野球で
プレーは続けていた。むしろ引退してからのほうがマウンド
に登ることは多かったと思う。
わたしは現役時代こころの弱さを克服するため、あえて攻撃
的な精神状態を持ってマウンドへ登った。そうしなければ投
球イップス(注)になってしまうからである。
それによって精神的な弱さは克服できた。
ところが草野球でも同じように振舞っていたら、エラーをした
ひとに怒っているように受け取られていることがわかった。
もちろんわたしにそんな気はなく、いままでどおり常に厳しい
顔で投球に専念していただけだったのだ。
逆に言えば草野球でもそうしなければならないほど精神的に
もろいのだ。
まわりがそう思っているのがわかるようになってからは、気持
ちを切り替えることができるようになった。エラーした選手には
意識して笑顔で接するようにした。

まわりの誤解はいちおう解けたが、「マウンドに登るとひとが
変わる」という評判は変わらなかった。

投球イップス

過度のプレッシャーから投球できなくなる心因性の動作失調。

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このページは、nissyが2007年7月27日 22:41に書いたブログ記事です。

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