公務員の使命とはなんだろうか?
総体的に言えば国民あるいは都道府県民・市区町村民
に対し全体の奉仕者として、かれらの基本的人権および
それに付随する権利の充実を図ることだといえるだろう。
しかしいまの公務員の職務は不備の多い法令に縛られ、
そのなかで創意工夫をしてサービスを図ろうとしても法令
がそれを許さなかったりする。
たとえば国立大学の授業料、生徒本人もしくは保護者に
銀行の振込用紙を送れば済むようにふつうは考える。
しかし国立大学(わたしがいた7年ほど前まで)は口座が
持てないのだ。それで学生に授業料引き落とし用の口座
を作らせそこから国庫へ引き落とす方式をとっていた。
学生や保護者に便宜を図ってやりたいのはやまやまなの
だが、法令上できることはそれが精一杯なのである。
月700円の寄宿料も自動引き落としにできないので本人
はもちろん連帯保証人にまで督促する。
1年ためても8,400円にもかかわらずである。
政府は公務員の人員削減を進めるなら、行政の効率化を
それ以上に進めなければいけない。
まじめな公務員ほど、実務と法令のはざまで路頭に迷って
いるのだ。

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