1940年、アメリカ・ワシントン州で橋の落下事故が
起きました。
橋は開通してわずか4ヶ月、しかも崩壊の原因はたった
風速19m/sの風でした。計算上では風速60m/s
まで耐えられるはずだったのですが…。
物体は変形を加えると元に戻ろうとして逆方向に変形し、
戻った物体に再び力が加わるとまた変形するということ
が繰り返され(自励振動)、変形がどんどん大きくなる
固有の振動数をもっています。
風速19m/sの風は橋の周りに渦を起こし、固有振動
数に等しい周期的な力を橋に与えていたのです。
この事故をきっかけにさまざまな物体が自励振動を起こす
可能性を考慮されるようになりました。
科学に犠牲はつきものなんでしょうかね。
(ちなみにこの事故の犠牲者は犬一匹のみだそうです。)

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