最近深刻な問題として取り上げられている『学級崩壊』、
じつはわたしも小学生時代経験している。
きっかけはもとの担任が産休にはいったことだった。
代わりに来た教員はクラスをまとめることができず、
授業中に抜け出す児童、それを追いかけて教室を飛び
出す児童、さらにそれを追いかける教員と残された
児童で無秩序な状態になる日が続出した。
結局このクラスをなんとか治めることができる教員が
来るまで3回くらい担任が代わった。
当時は『学級崩壊』という言葉はなかったが、あの状態
は紛れもなく『学級崩壊』であった。
わたしもそのなかで中心的な役割をしていた。いま
思えば、我々を担当した先生方にはたいへん申し訳ない
ことをしたと思うが、一方で“適任である”教員が
担任につけばこの状況は収集がつくことから、教員の
教育技術が不足していたことは事実であろう。
しかし学校側も無策に過ぎたと思う。問題のある学級に
臨採教師を繰り返し担当させたのは適切だったのであろ
うか。他の適性のある教員を担当させていたらあの
ような最悪の状況にはならなかったのではないだろうか。
『教師は聖職』といわれるが、実際にはふつうのにんげん
と比べて指導力が優れているとは必ずしもいえない。
『学級崩壊』はひとりの(非力な)教員の力では解決
できない。

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