「女性は産む機械」と言ったいわゆる『柳沢発言』についてですが、
そのことについて述べる前に、わたしはすでに申し上げているように、
彼は厚労大臣にふさわしくないと思っています。
それはこの発言が理由ではなく『ホワイトカラー・エグゼンプション
(いわゆる残業代ゼロ)』法案を日本に導入しようとした人物だから
です。
そのことはおいといて、まず大臣の例の発言についてですが、大臣は
1935年生まれ、71歳です。
女性が参政権を得るのは1946年のことですから、彼は幼少時代の
11年間その体制のなかで(しかも戦中)育ったのです。
そして戦後は「産めよ、増やせよ」と文字通り女性が“機械”のように
扱われた時代を経ているわけです。
そうやって育ったひとのこころのどこかに“男尊女卑”の思想があった
としても仕方がない気がわたしはします。
もちろんそのような時代を経ながらも立派な思想をお持ちの男性政治家
はいると思いますが、おそらく少数派でしょう。
また例の発言は文脈上意識的に女性蔑視を意図して発言されたものでは
ありません。
さらに“機械”発言のすぐあと謝罪しています。決して開き直っては
いません。
いずれにせよ大臣として言葉のセンスがないことは疑いがありませんが
少なくとも大臣は意図的に女性蔑視のためにこの言葉を使ったのでは
ないということを知っていただきたい。

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