いい演技とは?

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実際のにんげんが自然に行う言動を表現するのが
“いい演技”なのだろうか?
どうもそういう風には考えられていない気がする。
以前、高嶋政伸の演技が嫌いだといったが、喜怒哀楽を
あからさまに表現されると、とくにこの日本では
現実離れした表現になってしまう。
いい例がドラマのなかでテレビのインタビューを受ける
シーンだ。ほとんどの役者が妙に落ち着いた口調で
インタビューに答えている。これは不自然だ。
現実の世界でインタビューを受けるのは素人だ。素人が
マイクを向けられればみな少なからず“動揺”する。
この“動揺”を見事に表現したひとをわたしはひとりだけ
知っている。
それは『白い巨塔(田宮二郎版)』で柳原助手を演じた
高橋長英である。
あれほどリアルにひとの心理状況を表現した演技は
観たことがない。
機会があればぜひご覧になっていただきたい。

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このページは、nissyが2006年6月 2日 19:14に書いたブログ記事です。

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