以前「チ○コの会」の話をしたのを覚えてますか?
わたしが通っていた高校に存在したパフォーマンス集団です。
彼らは毎年文化祭のときに行われている「激論会」に登場し、
多くの生徒に笑いと感動を与えるパフォーマンスを披露しました。
彼らから放たれたメッセージは、いまのわたしの生き方に
いまだに褪せることなく大きな影響力を持っています。
わたしは3年の夏、県予選で敗れるまで、野球のことしか
頭にありませんでした。
本当ならわたしも「激論会」に出たかったです。
でも当時はまだそのようなお互いのセンスを認める関係には
なかったのです。
わたしに残されたチャンスは「卒業式」しかありませんでした。
いくら生徒の自主性を重んずる学校だといっても、卒業式は
それなりに厳粛に行われるべきだと考える生徒もいたでしょう。
そういう生徒たちには迷惑をかけたかもしれません。
「チ○コの会」の会長、副会長にはわたしが何をやるか伝えて
いました。2人ともそのアイデアを絶賛してくれました。
そして卒業式当日、直前までやろうか迷いましたが、結局わたしは
上半身裸で胸には墨汁で「人間国宝」と書き、その上にコートを
はおり、下半身は水泳用のサポーター・パンツのみ(男子校です)、
そして腕にはドッグ・フードをかかえ、口にほおばりながら入場
しました。
会場は大ウケでした。
いまのわたしだったら絶対やっていないでしょう。やっぱり
卒業式にやるのはマズいと思います。でも後悔しているかと
聞かれれば後悔はしていません。
「大事なことは、○高になにかをしてもらうんじゃなくて、
○高でなにかをするってことだ。」
という彼らのメッセージに応えることができたからです。

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